オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「腰が、痛い!」

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2年前に腰部脊柱管狭窄症になってから、しばらくはストレッチ運動で治すという本を読んでストレッチを続けていたら、かなり痛みが改善されたので、このまま治るのかと思っていた。しかし、その後、少しストレッチをやらなくなったら、また痛みが出て来たのでストレッチを再開したが、以前ほど良くならない。

そして、2週間くらい前から段々と左側の尻の辺りに痛みが走るようになり、ここ1週間は寝るとそこから左下半身に痛みが段々広がって痛み出し、夜中に何度も目が覚めるようになった。今年の9月中頃に新たな職場にパートで勤め始めて、仕事内容はほとんど事務所の中にいて座っていて、たまに外の作業に出るくらいなので仕事の影響とは考えにくい。

そんなことで、最近はずっと右向き真横になって寝て、わずかでも左右に体がずれると左下半身の太ももや腰や尻に激痛が走る。一昨日と昨日の夜は1時間か2時間おきに痛みで目が覚め、またしばらくしてから少し寝るという繰り返しだ。

この痛み、前にもどこかでと思っていたら、6年前の腱板断裂の術後にやはり寝ようと思って横になると、ひどい痛みがジワーッと左肩にやってきて、とうとう2ヶ月間布団で寝られず椅子で寝たことがあったが、その時の痛みとすごく似ている。

当時、担当医師にそのことを話したら「地球の重力の関係とかあるんですかねえ。原因不明なんです」とのこと。今回は、左側の下半身がそんな感じだ。今もあの時と同じ様に、イスに座って机に向かってうつぶせになって寝ようとしたりするが、痛くて眠れず悶々とした気持ちで何かかにかやっている。少しでも横になって寝たいと思う。

なんでこんなことになったのかとずっと考えていたが、その原因が昨日職場のHさんと話していて分かった。Hさんも腰が悪くて、最近もテレビを見ながら右脇に置いてあるウクレレの教本を体をひねって見ながらウクレレをずっと弾いていたら、腰が痛くなって再発したそうだ。

左側の尻が痛くてと言うのを聞いて、「俺も机の左前に置いてあるテレビを見ながら、正面のパソコンのモニター画面で将棋やマージャンのゲームをよくしているので、右側に体をひねった格好になっていて、そして今はずっと左側下半身の痛みがあるので、「原因はこれだ!」と確信した。

さらにHさんが「それと机の上に足を上げるのも腰に悪いみたいだ」というので、またも「それだ!」と思った。机の上に足を上げて、上記のことをやっていたのだ。自分でもこんなだらしない格好は良くないだろうなと思っていたし、職場でイスに座っていても体が右側に倒れて右の肘掛にいつも肘をついて、その姿勢でないと体がだるくなって疲れるので、これは体が歪んでいて、そんな積み重ねがこんなことになったのだと納得した。

こんなにつらいのなら、今までずっと避けていた手術もしたいと思っているし、それで完全に治らなくても、今よりはマシだと思うようになった。ただ、入院期間とリハビリーの期間も考えると1ヶ月近くかかりそうで、今の職場に勤めてまだ2ヶ月弱なので、そんなに長期間休むわけには行かない。なんとか薬やブロック注射とかで、一時的にでも抑えてもらいたいと思っている。

近所のEさんは、ブロック注射を何度かやっているうちに腰が完治したと言っていたので、それで治ったらラッキーだ。とにかく、これからもし手術をしなければならなくなっても、冬になって雪が降ると職場の除雪もあるので、それが終わる春先頃までは何とか持ちこたえたい。いい人ばかりで、世代的にも同じくらいの人ばかりの良い職場なので、少しでも迷惑をかけず、長く働きたいと思っている。

「雪虫が、飛び交ってる」

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もう雪虫が飛び交っていて、いよいよ冬がやってくる。スタッドレスタイヤの交換も、来月11日にトヨタの販売店でやることにした。11月10日頃までは予約が満杯だった。ただ、峠を走ることなどが無いのであれば、その頃でもまだまだ充分間に合う。サッと降っても舗装道路はすぐ溶けるし、車も常時走っているから積もったり、凍ることもないだろう。

今年の降雪量は、どれくらいだろうか。かなり雪が降ったときは、市の除雪車が朝早く来て家の周りの道路を除雪して行くが、これも一長一短で道路は除雪してキレイに削って行くが、道路縁に削った硬い雪をドッサリと置いていく。各家は玄関がほとんど道路に面しているので、その除雪が大変だ。

何しろ硬い雪なので、鉄のスコップでまず削って崩してから、ママさんダンプで排雪場まで捨てに行くから、手間も時間もかかって大変だ。ひどい時は胸の高さまで硬い雪を置いていくので、がくぜんとしてしまう。

朝早くに仕事に行く時などは我が家の車が出られないので、車を出すために大急ぎで除雪しなければならない。車が2台有るので、前と後ろの2ヶ所を開ける。家に帰って来てからのことも考えてだ。もう、仕事に行く前にクタクタになる。

去年は民間業者の除雪を頼まなかった。一昨年は全然雪が降らず、民間の除雪車も雪がほとんど無いのに申し訳程度に2回ほどサッと除雪して?帰っていった。冬期間契約で4万円に消費税という金額だったが、それがまったく無駄になったので、今年はもういいだろうということで去年は頼まなかったら、今度はかなり降ってえらい目にあった。

それで、今年はどうしようか悩んでいる。向かいの家のEさんに聴いてみたらEさんも考えているようで、知り合いの業者に会ったら相談してみるので、もし頼むことがあったら連絡をくれるとのこと。頼むなら一緒に頼んだ方が、色々と融通も効く。

我が家の裏の我が家の敷地の一画が、町内会のゴミ捨て場になっている。今は電信柱を中心にして網をかぶせる方法でやっているが、結構面倒ではみ出すゴミも多く、カラスによくやられてゴミが周りに散乱することも多い。

それで、我が家に処分しようかと思っていた木材がたくさんあったので、それを使って簡単なゴミ捨て小屋を作ろうと思い、ゴミ捨て場の管理をしているEさんに「雪が降る前に、簡単なゴミ捨て小屋を作りたいと思う」と話した。Eさんは、すごく喜んで「それは助かるなあ。悪いけど、よろしく頼みます」と言った。

それから、近所のゴミ捨て小屋を見ては研究していたが、どうやって作ったらいいのか分からなくて困っていた。それと、スピーカーの第4弾も製作が遅れていて、やっと最近着手したところだったので、後は塗装ということで今日もやるつもりだったが、Eさんと今朝バッタリゴミ捨て場で会ってしまった。

今日は燃えるゴミの日だったので、溜まっているゴミを整理して網をかけ直しているところだった。「おはようございます」と声をかけると返事をしたが、後は黙々と作業をしていて何となく「まだゴミ捨て小屋は出来んのかね?」と言っているようで、これは少しでも製作に取りかからないとダメだなと思った。

その後、木工室の塗装を待つだけのスピーカーを隅に置き、ゴミ捨て小屋の製作に取りかかった。大きな材木を電動ノコで切って材料を揃えた。後は、明日と明後日が仕事が休みなので、頑張って或る程度まで仮組み立てをしてみようと思っている。

スピーカーの製作が遅れてしまうが、仕方ない。それに雪が降るようになると寒くて外で作業をやるのが大変なので、どうしても今の内に完成させないとならない。ゴミ捨て小屋もスピーカーも、急がなければならない。あ~、また「やらなければならない病」だ。

「第4弾のスピーカー、やっと組立完了!」

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4台目となるスピーカーの組み立てが、やっと終わりそうだ。今朝、最後の横板のフタをして、箱は完成した。接着剤をたっぷり塗って隙間が無いようにしたので、このまま明日まで待つことになるが、昨今の朝晩の寒さでやはり接着剤の乾きが遅い。完全に乾いたらほぼ透明になるが、一日経ってもまだ白色のままだ。今朝の木工室の温度計を見たら10℃だった。

パテで接着面をかなり埋めたこともあって、完全な接着に不安があったので、数か所に頭をつぶした釘も打っておいた。完全に接着剤が乾いたら、今度は電動サンダーと紙やすりで表面をキレイに磨いてから塗装だ。これも暖かい内にやらないとならない。今回は、今までと違うクリーム色にしようと思っている。

とにかく着手するまで、なかなかやる気が出ないのが困るところで、一気にやっていればもう5弾も6弾も作り終わっているところだけど、それが出来ない。今回の組立も、この3日間でやった。どうも「やらなければならない病」のせいか、少しでも急がないとダメだ、やらないとダメだと思うと、途端にやる気がなくなる。他の人はこんなことが無いのだろうか。

第3弾のスピーカーも、合間を見て時々エイジングをしていたが、やっと高音の角が取れて来たようだ。どれくらいの音量で、音を流していればいいのか分からないが、普段聴くよりも少し大きめの音にしている。部屋の戸を閉めていたが、結構な音なので音が漏れてうるさいと思うこともあったが、そろそろそれも終わりだ。

相変わらず、いい音で鳴っている。しかし、段々とその音に慣れて来ると、もっといい音を聞きたいと思うようになる。第5弾は、今よりももっと大きくて、もっと高価なユニットで作るつもりだ。それでバスレフは終わりで、その後はバックロードホーンのキットをやろうと思っているが、来年以降になるだろう。

真空管アンプの自作にも手を出そうかと思っていたが、話を聴くと真空管アンプのコンデンサーというところに電気が溜まっていて、電源ケーブルを抜いた後もそこに触れるとその電気が流れて、かなりのショックを受けるらしい。

その話を由仁町の喫茶店の一軒茶屋の店主にしたら、「すごいショックで痛いんですが、一度それを体験すると次から気を付けてやるようになるし、死ぬことはありません。ゴム手をして作業するという手もありますし」と言う。

「ああ、そうですか…」と言ったものの、俺には絶対に無理だと思って、真空管アンプの自作は止めることにした。電気が怖く、静電気にすごく弱い。昔から静電気が起きやすい体質なのか、乾燥している冬などは何に触れてもバチッとする。真空管アンプは、今は安い中国製のでいいのがたくさん有るようなので、それにしようかと考えている。「中華製の真空管アンプは、結構いい」という評判だ。

「ウクレレの調整」

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ウクレレを手にしてしばらく弾いていたら、指先が痛くなった。アコギよりもずっと楽だと思っていたが、そうでもなかった。アコギのように、指先が硬くならないとダメなようだ。ナイロン弦でテンションも弱いというのに。

さらに、弦間やフレット感が狭いので、押さえるのに苦労する。それで力も入ってしまうが、上手く押さえないと音が出なかったり汚い音になる。テナーだと、ソプラノやコンサートよりも大きいのでまだまだ弾きやすいと思っていたが、そうでもなかった。

次に、4弦の問題が出て来た。元々張ってある弦は、4弦がハイGという細くて高い音が出る弦だ。この弦だといかにもハワイアンという音になるが、ソロを弾く場合やアコギに近い感じの音だと、弦が太くて音が低いローGという弦を張るらしい。

ということで、4弦だけローGの弦に張り替えようと思っていたら、ローGの弦はハイGの弦より結構太いので、ナットというところの溝を少し削らないと弦がきちんと入らない。調べてみたら、やはり溝を削って広げなければならないようだが、適当に削るわけには行かないんだろうなあ。

さらに色々と調べていると、溝を広げなくても弦が細いローGの弦があるようなので、それをとりあえず買って取り付けようと思う。FAMOUSというメーカーのローG
弦だ。ナットの溝を素人が削ったり掘ったりするのはとても怖くて、失敗するとナット全部を交換しなければならなくなる。

そんな、ウクレレの調整をやってくれるところが この近辺にあるのか調べているところだが、ギターの調整をやってくれるところはあるが、ウクレレも大丈夫なのだろうか。ナットだけでなく、サドルの調整や弦高も調整してくれるところがあるといいのだが。さらに、ピックアップの取り付けも。サドルに取り付けるピックアップだと自分では大変だ。 

アコギやエレキギターは、北見市でギター製作やリペアーをしている「ユアリー・ギターズ」というところで、ずっと調整や改造などをお願いして来た。アコースティックギターやエレキギターの弦高調整や、ピックアップの取り付けや交換なども、色々と頼んでやってもらっている。

ウクレレも調整などはやってくれそうだが、ただこの安価なウクレレに送料をかけたり、調整の費用をかけるほどの価値があるのかどうか考えてしまう。それと、アコギ同様にそこまで微細な調整がウクレレには必要なのか、と思ったりもする。オクターブチューニングもやっているようなので、やはりキチンとした調整は必要なのか。

ところで、肝心の演奏の方はサッパリで、簡単なコードもなかなか弾けなくて苦労している。ウクレレで弾く、スタンダード曲やジャズの曲の楽譜は買ったけれど、弾けるようになるにはまだまだかかりそうだ。これらの本がブックオフに行かないことを祈りながら、少しでも練習に精を出さなければならない。

「ウクレレが、キタ~!」

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ネットで頼んでいたウクレレが来ましたよ~!テナーは初めてだったが、想像したよりも小さかった。正直、もっと大きいのを期待していたが、まあそれならミニギターになってしまうのか。外観を見ると、やはり1万6千円だけあって画像で見たよりも質感は劣るが、ただ、作りはしっかりしている。

サウンドホールから中をのぞいてみると、裏表のボディと側板を繋ぐブレーシングも雑だけどまあまあキレイに接着してある。ネックも真っすぐだ。弦高は、メーカーはギターを出荷する時は、ビビらないようにサドルを少し高くするようで、このウクレレもそんな感じだ。

ネックも握りやすく、フレットのバリもなくて良好だ。糸巻きのチューナーも結構、精度が良さそうだ。ボディの縁の貝の装飾と、サウンドホール周りの装飾のロゼッタはキレイだ。肝心の音だが、まあまあというところか。まだ弾いたばかりなのでチューニングがすぐ狂うが、その内落ち着くだろう。

早速、「見上げてごらん夜の星を」のコードを弾いている内に、いい気持ちになって来た。このウクレレは4弦がハイGだが、ローGの弦に張り替えようかと考えていたが、このままでもいい感じなので、当分はこれで行こう。

今まではギターを弾いていたから、下から段々と太い弦になって来るという感覚だったが、それが一番上が細い弦になって高い音を出すので、戸惑ってしまう。ただ、確かにこの方がハワイアンのウクレレという音がする。 

4弦をローGに張り替えるとなると、ナットの溝も広げなければならないのかもしれない。そんなことを考えると、今のウクレレをハイG専用にして、新たに1台をローG専用にすると面倒でなくていいと思うが、またお金がかかるので、それはこれからだ。

それにしても、想像以上にコンパクトで軽く、机の横にヒョイと置いておけるのがいい。弾きたくなったら、すぐ手を伸ばして弾けるのがいい。手軽に気楽に弾ける。これは、段々とハマりそうだ。市内のウクレレ教室も、月に2回で5千円くらいなので、曜日と時間が合えば行ってみようかとも考えている。長い長い冬期間は、これだ。

「ウクレレを買っちゃった!」

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先月中旬から勤め出した職場に、ウクレレを始めて3ヶ月の先輩がいる。彼が大好きな、吉田拓郎やかぐや姫や伊勢正三などの曲を弾いて、気持ち良さそうに歌っている。一度、そのウクレレを見せてもらって音も聞かせてもらったが、1万円で買ったという中国製で、作りがしっかりしていて音も良かったので驚いた。

10年前なら、考えられない品質だと思う。ネックも真っすぐだし、フレットのバリも出ていなくて、ネックもキレイに作られていて握りやすかった。最近の中国製は、かなりレベルが上がって来ているのだろう。

さらに、その先輩が次に欲しいと言って見ていた、中国のネット通販で売っているウクレレを見てみたら、その作りや素材のすごさと価格にビックリ仰天した。中でも、派手好きの先輩が「これだー!」と叫んだテナーウクレレがあった。その仕様は、

①コンター加工で、ボディとネックのジョイント付近と肘当てのところが、カットしてある。
②ヘッドは、クラシックギターのようなスロテッドヘッド。軽くて、音抜けが良いらしい。
③バインディングが木材。セルロイドと違って、高級感がある。
④フィンガーボードのインレイが貝製のイルカとカモメ。ただ、残念ながらデザイン的にも仕上げ的にも今ひとつ。
⑤サウンドホール周りのロゼッタが水色に輝く貝製。これはすごくキレイ。
⑥ボディの材質はコアとなっているが、アカシカコアか、合板だろう。色は濃い茶色で渋い。木目が素晴らしい。
⑦ケースはソフトケースだが、立派な布製で安っぽいビニール製ではない。

という仕様だが、これで価格が何と3万円前後と脅威的だ。日本製なら、軽く10万円以上にはなるだろう。ただし、このようなウクレレは中国の通販サイトでないと売っていない。それが問題で、先輩と「クレジットで買うのが簡単だけど、中国ということで悪用される可能性が高いので怖い」と話していた。

それで後日、支払方法を調べてみたら、何とかというカードを作って、それに必要なお金をチャージし、それで支払うことが出来るという方法があった。それだと、必要以上の金が引き出されることがないという。ネットでその方法を調べてみたが、とても複雑で年寄りの手に負えるものではなく、読んでいるだけで嫌になってしまった。

ということで、先輩のウクレレを見て聞いて、段々と自分も欲しくなってしまった。実は、10年以上前にウクレレを2度ほど購入して弾いてみたことがあったが、それは2台ともソプラノタイプで価格も安いものだった。それで、音が貧弱でオモチャみたいだったので、物足りなくてやめてしまった。

そもそも、何でギターではなくてウクレレをやろうと思ったかだが、

①ギターは弾き終わった後に弦を緩めないとネックが反ってしまう。ウクレレだと、弦の張力が弱いので弾く前にチューニングはするが、弾いた後は弦を緩めなくても大丈夫だ。
②気軽に小脇に抱えて弾ける。
③ギターは6弦あるが、この歳になると多過ぎる。TAB譜をたどって、弾いていくのも大変だ。小さい字も見えない。その点、ウクレレは4弦でコードも楽で、押さえる箇所もギターよりも、はるかに少ない。
④ギターは片手で持つと重いが、ウクレレは片手で軽く持てる。                  ⑤ギターのスチール弦を押さえるには力がいるので、指先が痛くて弾けなくなる。ウクレレはナイロン弦で張力も弱いので、指先が痛くならない。年寄りには有り難い。
 
等など、年寄りにとってギターは、段々と弾くのが大変になってくるが、ウクレレだとギターよりは楽だ。イスに寄りかかりながら缶酎ハイを飲み、ウクレレをつま弾いて弾き語りやスタンダードのインストを弾く、というのもおつなものだ。今、ソロで覚えたい曲が、取りあえず2つある。1つは「夜空の向こう」、もう1つは「見上げてごらん夜の星を」だ。youtubeで誰かが演奏しているのを聴いて、いいなあと思った。

ということで、ウクレレの購入を色々と考えていて、当初は3万円位のを買うつもりでいたが、倹約第一ということで、一時は買うのをあきらめた。しかし、これからの長い長い冬期間のことも考えると、やはりウクレレをやるしかないと思って買うことにした。ただし、最初の予算の半分の価格のを買うことにした。

Amazonで中国製のウクレレを色々と調べていたら、スロテッドヘッドで、ボディの縁取りやサウンドホールの周りのロゼッタも貝のようで見栄えも良く、ボディの材質はコア材の合板のがあった。それで、購入を決めた。明日、届く予定なので楽しみだ。

北海道は冬期間が半年近くもあるので、ウィンタースポーツでも好きな人なら別だけど、その間に何をやって楽しもうかといつも考える。スピーカー作りも、木工室では寒くて作業が無理なので、ウクレレを覚えて楽しめたらと思っている。調べてみたら地元にウクレレ教室があるようなので、それに通ってもいいかなとも考えている。

「サスペンス映画 マイ・ベスト」

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サスペンスは、面白いのがまだまだある。まず、「ブラック・ブック」は、第2次世界大戦のナチス占領下のオランダが舞台の映画だ。正直、オランダ映画ということもあってそれほど期待していなかったが、スリル溢れる展開と予想外の結末など、非常に見応えがあった。

この監督はオランダ人だが、アメリカに渡って「ロボコップ」や「トータル・リコール」や「氷の微笑」などの監督もしていた。さらに、この「ブラックブック」は、監督が後にオランダに戻って、オランダ映画史上最高の製作費25億円をかけて製作したそうだ。確かにスケールも大きく、映画の内容も非常にしっかりしているので、これだけの良い作品になったのだろう。

「ユージュアル・サスペクツ」は、ケビン・スペイーシーがさすが演技派というところで、これが同じ人だろうかと思うほどの変貌ぶりを見せてくれた。この映画を観た時はまだケビン・スペイシーを知らなかったので、映画を観ていてずっと冴えない感じの男だと思っていたが、最後にあっと驚く変身をしたので驚いた。この脚本を書いた人は、アカデミー脚本賞を取り、ケビン・スペイシーはアカデミー助演男優賞を取ったそうだが、成程と思った。

「ペリカン文書」と「愛がこわれるとき」と「陰謀のセオリ-」は、いずれも主演や助演をジュリア・ロバーツが演じている。ジュリア・ロバーツは、かなり気の強い女性らしいが、これらの映画のように、繊細で大人しそうな感じの役が上手いと思う。特に「愛がこわれるとき」は、最初から最後まで不気味な怖さがあって、ハラハラドキドキの連続で、サスペンスとしては傑作だと思う。原作がナンシー・プライスという人の小説「逃げる女」で、構成がしっかりしている。ジュリア・ロバーツが、すごくいい。 

「ダヴィンチコード」と「天使と悪魔」の原作は、アメリカの作家ダン・ブラウンで、トム・ハンクスが主人公のロバート・ラングドンに扮しているシリーズものだが、ストーリーが壮大で、ルーブル美術館やバチカン市国も舞台になって、そのスケールに圧倒される。3作目の「インフェルノ」も観たが、これはあまり面白くなかった。もう、話しも出尽してしまった感があるが、次作はどうなるのか楽しみだ。

「サスペンス映画 CIA編」

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サスペンス映画は、どこまでがその範囲なのかよく分からないが、とにかく大好きだ。先の「オリエント急行殺人事件」もそうだが、気に入った作品は何度観ても面白く、画面に惹きこまれる。「オリエント急行殺人事件」同様に何度も観ていて、更にこれからも観るであろうという映画をあげてみたい。今回は、CIAを舞台にしたサスペンス映画をあげてみた。

「コンドル」は1975年の作品で少し古い映画だが、ロバート・レッドフォードとフェイ・ダナウェイが出演している。内容はCIA内部の陰謀というサスペンスだが、最初のシーンがとにかく衝撃的で、何度見てもドキドキしてしまう。主人公のロバート・レッドフォードが、いい味を出している。殺し屋のリーダーも不気味な雰囲気を醸し出していて、それに扮する役者も上手だ。

「陰謀のセオリ―」は1997年の作品で、メル・ギブソンとジュリア・ロバーツが出演している。主演のメル・ギブソンは、タクシーの運転手で陽気な妄想癖のある変人という役で、乗って来る客に色々な世界の陰謀説を聴かせていたが、次第にその話が真実味を帯びて来て、展開がとんでもない方向へと進んでいく。エンディングが良くて、こういうエンディングは、後味が良くて気持ちがいいので大好きだ。

「ジェイソン・ボーン」シリーズは今まで4作あるが、最初の「ボーン・アイデンティティー」は2002年の作品だ。CIA内部の或る計画によって人間兵器にされた主人公「ジェイソン・ボーン」の話だ。男子なら誰でも小さい頃は、超人的な力を持つヒーローに憧れるが、そんな気持ちを思い起こさせるのがジェイソン・ボーンで、その無敵の強さにワクワクする。

話の展開も、実にスピード感にあふれていて無駄がないので、最後まで画面にくぎ付けになる。いい映画は、無駄なシーンがない。大好きな映画で、とうとうシリーズ4巻セットのブルーレイディスクを買ってしまった。ボーン役のマット・ディモンがはまり役で、実にいい。というのが、CIAを題材にしたサスペンス映画のマイ・ベストだが、忘れているのもあると思うし、知らない映画もたくさんあると思うので、もしあったら是非観てみたい。

「オリエント急行殺人事件を観た!」

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昨晩、レンタルビデオでリメイク版の「オリエント急行殺人事件」を観た。最初に製作されたときのは、テレビでも何回かやっていたので観たし、レンタルビデオを借りても観たので、計5回くらいは観てるかもしれない。確かに、今までのサスペンスものとは違う、別次元の犯人だったので、すごい発想だと感心した。しかも、作者は女性だったので、男とは発想が違うのかと思ったりもした。

今回観たリメイクされたものは、とにかく映像が素晴らしくキレイで、このリメイク版も今回で2回観たことになる。ブルーレイディスク版を借りて観た方が、絶対にいい。同じ、アガサ・クリスティ原作の「ナイル殺人事件」も、同じスタッフでリメイクが決定しているそうだが、これも楽しみだ。

そういえば、この最初の映画が初公開された時に、自分は学生でクラスの仲間数人と書店に居たが、その時に仲間の一人が「俺、あの映画を観るのをすごく楽しみにしてるんだよなあ!」と言った。すると、もう一人が「あれだろ? 〇〇が犯人だという映画だろ」と言ったので、周りの仲間が突然固まった。

楽しみにしていると言った奴が、「それを言ったらダメだろー!せっかく誰が犯人か楽しみしてたのに~!」と泣きそうな顔をした。みんなも、非常に有名なミステリー小説なので、何となく犯人は知っていたが、ルールとして黙っていたので「あ~あ、言っちゃったよ」という感じだった。犯人を言ってしまった奴は、ことの重大さに気づいたようで、真っ赤な顔をして立ち尽していた。

犯人をばらされた同級生は、その後、その映画を観に行っても、ミステリーの犯人が分かった時のあの衝撃と醍醐味を堪能することもなく、「あの、バカヤロー!」と犯人をばらした同級生のことを恨むのだろう。もしかしたら、この後もこの映画を観る度にそれを思い出しては、口惜しい気持ちになるのかもしれない。それくらい、ネタバラシをした者の罪は重い。

自分は、何となくこの犯人が誰かということを以前から耳にして分かっていたが、もしそれを知らずにこの映画を観ていたら、その衝撃はかなりのものだっただろう。それくらいこの映画は、今までのミステリーの犯人像とは異なるものがあった。犯人をばらされた同級生には、ただお気の毒としか言いようがない。

アガサクリスティ原作のNHKテレビ「名探偵ポアロ」シリーズもずっと観ていたが、まあまあ面白かった。声の吹き替えでポアロを25年間もやっていた「熊倉一雄」さんは、オリジナルの俳優以上に原作のポアロのイメージに声がピッタリという評判だった。確かに、オリジナルの俳優の声はキーが高く、あのポアロのイメージとは少し違う感じがする。そういえば、「刑事コロンボ」の声優も、オリジナルの俳優以上に役柄にピッタリの声で定評があった。

アガサ・クリスティ原作の「ミス・マープル」シリーズもずっと観ていたが、これもまあまあ面白かった。それにしても、よくこれだけ多くの作品を書いて、しかも奇抜なストーリーを毎回よく考えつくなあと感心する。アガサ・クリスティの発想には驚いてしまう。さらにアガサ・クリスティが女性ということでも。当時は、女性のミステリー作家は珍しかったと思う。

年齢と共に、以前読んだ本や観た映画の内容を結構忘れていて、何回も同じ映画を観ても、シーンの断片しか覚えていないことがよくある。ボケて来たのかと思ったりもするが、まあ新たな気持ちで何度も観れて毎回楽しめるのだから、案外いいことなのかもしれない。

「スーパーにて。常識のない人達」

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今年の初めに自炊を始めてから、スーパーに1人で買い物に行っているが、スーパーでは色々なことが起きる。この前は、何とかデーでレジで清算する客が列を作って並んでいて、自分も後ろの方に並んでいたが、レジの方に徐々に進んで行く度に、後ろから何度もドンと自分の尻に後ろのカートがぶつかって来た。

3回くらい続いたので後ろを振り返って見たら、スマホを見ていた自分と同じ年齢くらいのオバンがいた。向こうもこっちに気づいて止めるのかなと思ったら、その後も何回かぶつかって来た。自分のレジの番が来て清算している時に、そのオバンの顔を見たら、ニタニタしてまだスマホを見ていた。こんな、常識のないのもいる。     

その前も、別のスーパーでカートを押して買い物をしていたら、時々、棚の角辺りでカートを押している相手と接触しそうになるので、お互いに頭を下げたりしてよけるのだが、40代くらいのオバンは怒ったようにムッとして去った。思わず「態度悪いなあ」と口に出た。元々そういう顔なら仕方がないが、「邪魔!」という感じだった。いったいこの人は、今までどんな人生を歩んで来たのだろうかと思う。

スーパーの駐車場でもこんなことがあった。駐車場に着いてこれから買い物という時に、隣の狭いスペースに黒いワゴン車が入って来た。その車の人が下りるのを待っていたら、急に「バーン!」という鈍い音がした。振り返ると、下りて来た中年の男性がいきなりドアを開けたので、自分の車の後ろのドアに当たった音だった。

驚いて、相手の顔を見たら苦笑いをしていたので、自分の車のボディの方を見たら、サッと逃げるようにスーパーの中に小走りで入っていった。ドアが当たった所を見て、ホコリを擦ってみたらホコリが取れただけで、傷は付いていなかったのでホッとした。

それで、自分も買い物をするのにスーパーに入ったが、先ほどの男は見当たらなかった。謝りもしないでサッサと逃げるようにして行ってしまったので、段々と腹が立ってきた。いつもより早く買い物から戻ると、その車は影も形もなかった。サッと逃げたのだろう。それにしても、一言でも謝れば簡単におさまることなのに、まったく常識のない人がいるもんだ。スーパーには多くの人が集まるので、色んなことがある。