オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「”アラレ組み”に挑戦!」

1ヶ月以上続けている気功と座禅のせいなのか、暖かくなってきたせいなのか分からないが、少しずつやる気が出て来た。「なんのやる気?」って、なんでも!。英会話、木工、修繕、整理整頓、断捨離等々、なんでもかんでも、かかって来~い! щ(▼ロ▼щ) カモ-ン!

長男坊が「親父が死んだら、木工器具や道具を欲しい」と言ったので、引き取り手が見つかってホッとした。木工器具もたくさんあるけど、ノミやカンナや他の大工道具や工具類も色々あるからだ。その他、使える木材も少しある。俺が死んだら、どうなるのかなあとずっと考えていた。それが解決した。しかも息子だから、これ以上のことはない。

長男坊のために、ゴチャゴチャになっている木工室を整理しようと片付けていたら、「もう少し、木工をやってみようかな?」という気になって来た。それで考えたのが、「アラレ組み」というジョイント方法だ。これは釘やビスなどを使わずに組み合わせる手法で、見栄えも良いのだが、自分には難しくて出来ないものだと、ずっと諦めていた。

ビスを使わないで、こんなのを作りたかった。

最近、この「アラレ組み」の製作方法を偶然、YOUTUBEでやっているのを見た。それを見ている内に、これなら自分にもできそうだと思ってきた。YOUTUBEというのはすごいもんだな。木工に関する色々な製作方法の動画が、たくさんある。これを昔、知って見ていたら、まだまだ色々とやれたような気がするな。

トリマーという電動工具を使って、「アラレ組み」に挑戦してみるつもりだ。冬になるまで、やることが出来た。問題は、冬季間のことだが、その前に「アラレ組み」で作ったものを室内に運び、室内で塗装するのもいいかもしれない。臭いがそれほどしない塗料を使えば、室内でも大丈夫だろう。

それにしても、いつも思うことだが、まずウツから抜け出さないと、なにも始まらない。ウツから抜け出すために、気功と座禅をまた始めたようなものだが、それが、雪がシンシンと降り積もるように、少しずつ心の中を変えていくような気がする。ホントに少しずつ、そして、ほとんど気が付かない内に。ずっと、続けなくちゃ。

「気功と座禅…らしきもの、継続中」

 

■腹式呼吸が難しい

気功と座禅…らしきものを始めてから約1ヶ月経つが、効果らしきものはまだ実感できない。そんなにすぐ効果が表れるはずがないのだが、それでもほんのちょっとでも、何かしら効果が表れて欲しいではないか。まあ、そういう焦りがダメというか、まだまだなんだろうな。

そんなこと言ってると、お坊さんに「1ヶ月くらいで何言ってんだ!バカモーン!」と、警策棒でバシッと叩かれそうだ。「もっと!もっと、思い切りしばいて~!」とか言ったら、ボコボコにされるな。 最近、肩が凝っているので、その辺りを…などと言ってもボコボコにされる。   

座禅のときの腹式呼吸が難しい。上手く行くときもあるが、なかなか上手く行かない。「吐く息は、吸う息の倍くらいの長さで」は基本だ。吐く息は長い方がいいようだが、それを意識すると呼吸が苦しくなる。最初の頃は、ひと~つ、ふた~つと数を数える「数息観」という方法をやるが、習慣になると無になれないので、最初だけでやめた方がいいそうだ。それだと、結構、上手く行くんだけどな。

 

        

 

■15分がいいところか

「吐く息に意識を集中する。後は、自然と息は吸わさる」、「へその下の丹田で息をしているように」とか本に書いてあったので、あれこれ考えると、頭の中がごちゃごちゃになって集中出来ない。鼻から吸うのだけど、吐くのを鼻でやるのか、口でやるのかも試行錯誤してる。座禅の本を色々見ると、どちらでもいいようだ。自分は口で吐く方が楽だが、集中するには鼻の方が良いのかなあと迷う。

座っている時間は、今のところは15分くらいがいいところだ。今はそれが、やっと。若い頃にやっていたときは、30分以上で1時間のときもあった。それくらい長くやると、頭の中でゴチャゴチャ考えるのに疲れ果てて、それで無心になることが多かった。でも、今は30分は長過ぎるな。本当は、線香が1本燃え終わる50~60分も座るらしい。

ところで、気功や座禅を始めると、いつも顔のあちこちや目の辺りも痒くなる。何故なんだろ。体の細胞が活性化して来るから、顔ダニが元気になって活動するのか?それなら、気味悪いな。顔面に顔ダニがウヨウヨだ。ただ多くの人の顔に、200万匹の顔ダニがいるそうですぜ。( ̄∀ ̄*)イヒッ 顔のかゆみがひどいときは、顔ダニ専用の石鹸で顔を洗うと、あら不思議!かゆみがピタッと止まる。

        

           

■気功はまあまあか

気功の方は、今までに少しだけど何度かやってたこともあって、足の裏から頭上にグーッと気が少しずつ上がるのが、段々と感じるようになった。足元まで下げた両手を頭上に上げていくと同時に、気が足の裏から頭上まで上がって行く。手の平は痺れて、むくんだようになって熱くなる。気功の方はこんな調子で、何とかなりそうかな。

以前、ずっと気功を続けていたときは、足元に下げた両手がググっと、力を入れなくても自然に頭上まで持ち上がる感じがしたこともある。それと、上半身に汗をすごくかいて、下着がビショビショになった。基本動作をゆっくり10回繰り返すだけの、わずか10分くらいのことだ。こういう普通じゃないことがあると、更に続けてみようかという気持ちになる。

こうして気功と座禅を続けて心身共に改善され、毎日が充実して楽しく生きていけたら最高なんだけどなあ。

「心筋梗塞の予兆か?」

10日ほど前から、左腕付け根の胸の辺りが痛むようになった。左胸が少し圧迫されるような感じで、息苦しさも時々感じる。それと、時々動機もする。これは、いよいよ両首にあるプラーク(血の塊)が剥がれて血管を伝わり、心臓に落ちて来て、心筋梗塞になる予兆か?と思った。

首のプラークは、剥がれて脳の方に行けば脳梗塞で、心臓に行けば心筋梗塞になるらしい。プラークの検査は、もう3年くらいやっていないので、悪化して来てるのかな。そのための、血管の血液の通りを良くする薬は、毎日飲んではいるのだが。

それで、少し不安な日々を送っていたが、昨日の朝、トイレに大便に入り、以前は必ず持って行った本の代わりに、最近ずっと愛用のタブレットを持って行った。便器に座り、タブレットを左手に持って読んでいたら、「しかし、重いなあ。もう少し軽くならんのかなあ。かなり、左手に負担がかかるな」と思って気づいた。

 

         

「これかあ!こいつのせいか!」と。 このタブレットの重さのせいで、左腕の付け根に負担がかかり、筋肉痛になっていたのだ。それで、左腕の付け根が痛んでいるのが理解できる。そういえば、以前、ブログ仲間の「ずかともさん」が、「タブレットを軽いのにした」と書いてあるのを読んで、確かに重いなと思っていたが、そういう理由だったのか。

ただ、それで左胸の圧迫感は納得がいったが、息苦しさや動悸もそれが原因なのかどうかは、まだ分からない。先般、ダブルワークの仕事に初めて行ったとき、管理人室で休んでいたら、息苦しさと動悸がした。参ったなあと思って、腹式呼吸でもしてみるかと椅子に浅く腰かけて背筋を伸ばして、ゆっくり呼吸していたら効果があって、すぐ治まって楽になった。

元々、不整脈もあって、心拍数の検査の時には必ず指摘されていた。心臓の弁の一つがうまく機能していないようだ。でも、すぐ治療どうのこうのということではないようなので、そのままにしてる。だから、心臓系統も老化と共に、悪くなってくるだろう。腹式呼吸は、心臓に負担がかからず、呼吸も楽になるようなので、気功と座禅はずっと続けて行くつもりだ。

 

         

タブレットを読むときに、どうしても顔を近づけて、屈んで読んでしまう。スマホやタブレットを見る姿勢も、問題になっているようだ。屈んで猫背になり、首も曲がってしまうので、健康面に大きな影響があるという。いずれにせよ、大きな原因は分かった。タブレットをなるべく、100均で買って来たスタンドに立てて読むようにした。タブレットは便利だが、もっと軽くならないとダメだな。それと、スマホもそうだけど見る姿勢が問題だ。

         

       

「こういう旅行がしたかった!」

Amazonの読みたい放題の本も見尽くして、もう読む本がほとんどなくなった。有料になれば、面白かった本の続きを読めるが、意地でもしない。Amazonの策略にハマってたまるか。それで、あまり興味がない本にも手を出してみるかということで、旅行本を読んでみた。女性向けの漫画本だが、「北欧!自由気ままに子連れ旅 織田博子」という題名の本だ。

小さな子供を連れて、夫婦で北欧を旅行する話だが、読んでいる内に、「こういう旅行って、いいなあ。俺はこういうことをしたかったのかなあ!」と思えてきた。奥さんが書いている絵も、ほのぼのとして実に暖かく、自然の緑や空の色も優しくて、心が潤う。女性の漫画家って、個性があって、魅力がある絵を描くもんだなあと感心する。

北欧は、冬の日照時間がほとんどないので、それ以外の期間は少しでも外に出て、日を浴びる習慣だそうだ。だから、自分の家の庭や公園で頻繁にピクニックをし、キャンプにも行って、とにかく外に出る。そして、食事をしたり、芝生の上で遊んだり、寝転がったり、空を見たりして、自然を満喫する。そんな絵を見ていたら、自分が忘れていたことが甦って来た。

 

         

ゆったりとした、そんな贅沢な時間を過ごせたらいいなあ。この家族は倹約旅行で、キッチン付きのところを借りて、家族で街に食材を買いに行き、奥さんが自炊して食事する。奥さんが、「こんな、倹約旅行で悪いね」と旦那に言うと、旦那は「いや、こういう旅行もいいね」と言う。素敵だなと思う。

自分も「こういう旅行」をしたかった。地元の食材をスーパーや市場で買って、簡単な料理だけど作って食べる。日本では見られないような、珍しい食材ばかりだろうけど、どんな味なのか興味津々で食べてみる。実に楽しいだろうなあ。

こんな体験をいつか、孫達にさせてやりたいなあと段々と思ってきた。こんな世界が、こんな楽しみ方があるのだと見せて、体験させてやりたい。「物や金があれば贅沢できて幸せだ」ということではなく、もっと素敵で素晴らしいものがあるんだと思って欲しい。男の孫が2人、女の孫が1人いるが、一緒に連れて行ってみたい。

 

         

国内で、田舎の山奥で旅館などをやっているところがあり、TVで見たことがある。1日に1家族限定だけのところは、近くに山菜取りに行ったり、野菜を採ったり、小さな小川で水遊びをしたりして、子供達も大喜びだ。こんなところにも、孫達を連れて行ってみたい。デジタルの楽しみばかりではなく、アナログの楽しみを知って欲しい。

この本を読んで、「これを俺はやりたかったんだ」「俺が求めていたのは、これだったんだ」と思った。それで、これからが自分の悪い病気が出て来るのだが、鬱から時々躁になる時がある。躁のときは、なんでも出来るような気になる。俺に出来ないことはないと思う。最近、ちょっとそれになってる。気功と座禅のせいか? やっと効果が出て来たか。

もし将来、孫達を海外に連れて行くなら、俺も英語を少しは話せないとダメだなと思った。それで、60歳から学ぶ英会話とかいうような本をすぐ、注文した。CD付なので、出勤の往復の車の中で聴くことが出来るぞと。しかし、今まで何度も覚えようと思っては、俺には無理だという挫折を繰り返していた。実際、その度に買った英会話の本は、毎回、ブックオフに行った。躁になると、同じことを繰り返す。

 

        

それでも、やってみよう。あのエジソンが「失敗しなかったということは、なにもしなかったということだ」と言ってる。自分も今まで色んなことをやって、失敗ばかりした。でも、エジソンいわく、「失敗ではなく、すべては成功するためのステップだ」と。 批判ばかりする奴は、何もしなかった奴だ。だから、俺はやる!そして、本はブックオフに。 あれこれと、まとまりのない話になったな。

 

 

「新たな、ダブルワーク」

■週に1日半の仕事

新たなダブルワーク先の業務引き継ぎが、先週あった。1時間ほどだったが、メインの管理人が、色々と教えてくれた。どんな人かと不安でいっぱいだったが、すごく親切で良さそうな人だったのでホッとした。以前、勤めた管理人の仕事のときは、あまり良い管理人ではなくて、結構、大変な目にあったからだ。職場は、人によって大きく左右される。

今回、メインの管理人が作成したマニュアルは詳細に書いてあり、管理人室の中も引き出しの中もきちんと整理されていて、几帳面な人のようだ。この管理人は月火水金と土曜の午前中の出番で、メインになる。自分は、木曜の朝9時から午後5時まで、土曜日はメインの管理人が午前中で、自分は午後1時から午後5時までの半日仕事だ。週に1日半の仕事なので、メインの管理人の予備というところだ。

今度の仕事先のビルは8階建で、1階から3階までに色々な病院が入っていて、4階から8階までがマンションだ。それで、テナントの1階から3階まで病院が入っていて、フロアのソファの角だとか、手すりだとか、トイレのスイッチとかを拭き取り消毒し、電気の消灯とかもする。そして、その上のマンションも、エレベーターのスイッチの拭き取り消毒や、廊下の窓の点検や非常階段の点検、照明の点検がある。外回りの清掃もある。

 

         

■問題は、オーナーか?

今のマンションの仕事とは、大幅に違う。まあ、これも気分が変わって、面白いか。 ということで、メインの管理人も優しくて良さそうな人で助かったが、一つだけ懸念材料がある。それは、このビルの所有者のオーナーのことだ。このビルの近くに住んでいて、頻繁にここに様子を見にやってくるという。個人で所有しているビルのようだ。

日報もよく見るようで、普通のマンションの担当者とはかなり違う。普通、担当者は日報はまず見ることがない。今のマンションの担当者も、2年少し経つが一度も見たことがない。オーナーは、このビルの近くに住んでいるようで、土地成金なのかもしれない。

実はそのオーナーに、一度会ったことがあるらしい。というのは、この仕事に応募する前に、一度下見に行った。そのとき、管理人らしいオジサンが玄関にいたので、「ここの管理人さんですか?」と聴くと、そうだと言う。「ここの仕事はどうなんですか?」、「忙しいんですか?」と何度か聴いたら、オドオドして小声で「答えられないんです…。今、本社から人が来ていて…」と、怯えたような顔をした。

 

           

■どこも一長一短だな

見ていたら、玄関の照明のチェックをしている作業服姿の2人がいた。その中の偉そうなオヤジが、管理人に色々と質問してウロウロしていた自分に「お宅は誰なの?」と、ジロッと見て言った。電気屋なのに偉そうだなあと思っていたら、それがオーナーだった。メインの管理人さんが、「少し前に、管理人に色々と聴いてくる不審な奴が来た、とオーナーが話していた」と言った。自分のことだ。

あの背が高くて、メガネをかけて威張って偉そうなのが、オーナーだったとはね。 自分の出番の時に、間違いなく様子を見に来るはずだ。憂鬱だ。「あのときの奴か!」と、すぐ首になるかもしれない。これだけが、今のところ懸念材料だが、クレーマーもいないというので、なんとかなるだろう。 しかし、どこも一長一短だな。

今回の仕事も、初めての仕事が色々とあって、1時間だけの引き継ぎでは分からないことばかりだ。何度も、メインの管理人に確認したり、聴いたりしないとダメだな。今までの管理人の仕事とは結構違うけど、その内、慣れるだろう。18日が初出勤だ。

「自宅近郊の、お気に入りの町」

■南幌町と長沼町

自宅近郊で、夕張市方面に行く途中に南幌町と長沼町がある。車で、10分から15分の距離だ。南幌町の人口は7800人、長沼町は10,000人と小さな町だが、自分はこの町や、その周辺が好きだ。田舎者の自分にとっては、落ち着く落ち着く。交通量が少ないし、田畑がずっと広がっていて、田舎道を車で走るのは気持ちがいい。時期になると、多くの白鳥を見ることもある。

南幌町は農業が主体で、米やキャベツなどが多く収穫され、キャベツキムチなどの特産品がある。札幌方面から移住して来た人が多く、ログハウスや洒落た家も多い。札幌市のベッドタウンでもある。南幌温泉もあって、数年前には何度か1人で行き、温泉に入ってから売店で好物のスイカを買って、よく食べた。

長沼町にも温泉があって、その周辺にはマオイ(馬追)キャンプ場や、野菜売り場やレストランもある。このすぐ先のところに湧水があり、多くの人が水を汲みに来ている。自分も以前、何度か汲みに行ったことがあって、江別市が地震で断水になったときは、大きなポリタンクに何個も汲んだ。この湧水を飲んで、癌が治ったという人も居て、今も定期的に来て水を汲んでいるという。

 

        

■パトリオットじゃないよ、ペトリオット

それと、「マオイ道の駅」が、少し離れた国道沿いにある。大きな野菜売り場もある。たくさんの普通車やトラック、時には自衛隊の車も停まっている。長沼町には、自衛隊の「長沼分屯基地」がある。それに、ここは千歳や恵庭の基地からも近くて、訓練などで自衛隊のトラックなどが頻繁に走っている。

「長沼分屯基地」には、地対空誘導弾「ペトリオット」が2基、装備されている。普通はテレビでも「パトリオット」と言っているが、自衛隊では英語の発音に近い「ペトリオット」と呼んでいるそうだ。自分も格好つけて、これで行こう。マオイの湧水のすぐ横が登山コースの入り口になっているが、山頂近くになるとその基地が見渡せるところがあり、網が張ってあって見えないようにして、立ち入り禁止になっている。

それにしても、こうしてここは自衛隊の機密を守っているが、肝心の千歳の自衛隊基地周辺の土地が、中国企業に買収されているという。基地の中が丸見えらしい。ニセコだって、オーストラリアとかが土地を買収しているが、中国系の企業もたくさん買収しているようだ。北海道は中国の領土になるのか。しかし、いったい誰が真剣に北海道のことを考え、日本のことを考えているのだろうか。

        

■パワーが欲しい!

南幌町と長沼町には、ジンギスカンを作っている店がいくつかあり、長沼温泉向かいのレストランで、3店舗のジンギスカンを比べて食べることが出来る。それぞれ少しずつ味が違っていて、どれも美味しい。タレにリンゴを入れてあったり、肉をワインに漬けていたりと、各社独自の製法があるそうだ。ただ、自分には量が少なくて、2人前食べてる。

それと、長沼町にはアイス屋が2軒あるが、自分の好きなのは「あいチュらんど」というアイス屋で、年中無休でやっている。ソフトクリームの、牛乳の濃厚な味がたまらない。ここの大ファンだ。長沼温泉に行く手前にある。温泉に入って、ジンギスカンを食べ、ソフトクリームを食べるという「黄金コース巡り」をしてみようか。ジンギスカンなので、「鉄板コース巡り」か。

今年は、長沼町にある神社に行ってみようかと思う。鳥居から本殿までの距離が結構長くて、広大な神社だ。神社特有のスッキリとした、気持ちの良い霊気に触れて、少しでもパワーをもらいたいものだ。   

           

「気功と座禅…らしきもの」

■色々と工夫してまっせ

ここ1ヶ月間ほど毎晩、気功と座禅…らしきものをやってる。継続するために色々と工夫をしてる。1つ目は、夜の9時から9時半頃の早い時間に、気功と座禅をやることにした。寝る前だと億劫になったり、眠くなったりして「今日はいいかあ~」とやらなくなるからだ。いかに続けるかが課題だ。

2つ目は、BGMにリラクゼーションの音楽を流すこと。これは、どうかと思ったが、以前通ったことがある気功の道場では、BGMを流していた。実際にやってみると、いい感じで集中できるし、呼吸とも合う。座禅はどうかと思ったが、余計な音や目に入るものは無い方が良いみたいだ。でも、流すと集中しやすい。色んなBGMを試している。

3つ目は、気功をまず10分ほどやり、その後すぐ続けて、座禅を10分~20分やることにした。これがスンナリと移行できるし、別々にやると間が空いて億劫になるから、一気にこの2つをやった方が良い。この2つ全部で、長くても30分ほどなので、なんとか続けることが出来そうだ。とにかく、継続してやることが第一だ。

 

          

■座禅の効用は確かにあるで~!

学生時代に座禅をして上手く行ったのは、座禅の前に体の力を抜く「自律訓練法」というのもやっていたからなのかもしれない。この組み合わせが良いと、本に書いてあった。それで、「自律訓練法」の代わりに、やはり体を緩める気功との組み合わせでもいいかな。

学生のときの座禅では、1ヶ月を過ぎてから、段々と座禅をするのが気持ち良くなり、夜、寝る前に座るのが楽しみになった。何時間でも座っていたいと思い、そのときは、約1時間は座っていた。今考えると、1時間もよく座ったものだと思う。それが苦痛でなくて、とにかく寝るよりも楽で、これほど楽な姿勢はないと思った。

そうして或るとき、座っていてガクーンと力が抜けた。「あー、気持ちいいなあ」と思っていたら、自分の顔が笑ってた。非常に心地良かった。精神的にも、変化が起きた。簡単に言えば、なんでも割り切れるようになり、過去を引きずらず、未来を憂うこともなく、目の前のことだけを考えるようになった。一時的だったけど。 この時の体験があったから、今もやろうと思うのだ。

             

          

     

■我流でも、何とかなるもんだ

気功では「体や細胞が喜んでいる」という表現がある。頭で考えたり、思ったりするような喜びではなくて、体全体が喜んでいるという感覚だ。道場でも、上級の人達が気をとらえると心地良くなって、ゲラゲラ笑ったりしていた。座っていて、自分の顔が笑っていたというのは、それなのかもしれない。座禅の体験談を読んでも、そういうことがあるようだ。          

まだ1か月ほどなので、座る時間もその時の体調で変わるが、当初の5分から10分、15分、20分と長くなって来た。今の自分には、「ただ座って、なにも考えない」ことが大切だ。今は、あれこれとなんでも考え過ぎて疲れ果ててしまうし、なにごともせわしなくて落ち着かない。意識して「ゆっくり動く」ということも、精神的にも体にも良いそうだ。 

気功は、道場で教わったこともあるが、座禅は本だけの見よう見マネで、寺に行って座ったことも、教えてもらったこともない。こんな自己流で大丈夫かと、疑心暗鬼のまま続けていたが、学生のときの体験が衝撃的だったので、真似事でもなんとかなると思ってやっている。気功と座禅…らしきものを長く続けて、少しでも心身を改善したいものだ。

とはいうものの、約1ヶ月もやってるのに効果らしいものが感じられん。ホンマに効果があるんかいな。若い頃と違って、歳を取ると頭も体も固くなってダメなんかい。と、疑ってはいけない。まだまだ、修行が足り~ん! (゛ `-´)/ カーッツ!

 

 

「『シェルブールの雨傘』、エンディングだけ観た」

■胸がいっぱいに

Amazon Videoで、面白そうな無料の映画を探してたら、「シェルブールの雨傘」があった。この映画は自分が中学生の頃、家で父親と姉がテレビで観ていたのを、一緒に観たことがあった。映画はミュージカルのようにセリフが歌になっていて、普通ならまったく興味が湧かない、というか避けている分野だ。

しかし、そのときは、何故かこの映画を最後まで夢中で見てしまった。最後の場面で、雪が降り注いでいる夜、かつて結婚するはずだった2人が偶然、バッタリと出会う。いわゆる元カノが、元カレの経営するガソリンスタンドに、小さな子供を1人乗せて給油にやって来る。元カレのガソリンスタンドとは知らず。

雪が降り注ぐ中、2人は事務所に入り2人きりで話す。その2人の表情と会話が、もう何とも言えない。元カノが元カレに「結婚してるの?」「幸せなの?」と聴く。元カレは「ウン」と言う。もう、なんと言うのか「無常だなあ」と思い、こんな切なくてやり切れないことがあるのだろうかと、胸がいっぱいになった。

        

■またも、無常だな~!

車の中に居る小さな女の子は、この元カレの子供だ。元カノが「あなたにそっくりよ。見てみる?」と言うと、元カレは「いや」と言う。元カノは結婚してパリに住んでいる。元カレも結婚して、小さな男の子がいる。

給油が終わると、何ごともなかったかのように2人は別れる。元カノが去った後、入れ替わりにクリスマスの買い物に出かけていた、奥さんと息子が帰って来る。元カレは息子と雪で遊び、ガソリンスタンドの事務所の中に入って行き、映画は終わる。雪はずっと降り注いでいる。

あの感動を思い出して、今観たらどうなのかと思って、最後のところだけ観てみた。やはり、胸がいっぱいになった。あのときと同じ気持ちになり、「無常だな~」と思った。 雪が降り注ぐ中でのエンディング・シーン、そして大ヒットした曲が流れて感動する。いい映画というのは、こういうものなのか。いつまでも、心を打つね。

           

この映画は会話がすべて歌で、踊ったりはしないけど、ミュージカル映画というようだ。主演は、カトリーヌ・ドヌーヴだ。最近、日本の是枝監督の「真実」に出演している。この映画は最近、画像がリメイクされていてすごくきれいだった。このような名作の画像がリメイクされて、きれいな画像になるとすごくいいな。

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「沖田×華の漫画はすごい!」

 

■すごく下品だが、すごく面白い

前に読んだこの作者の「不浄を拭うひと」が面白かったが、今回は「やらかしました」シリーズを読んだ。これがまた、すごく面白かった。下ネタ満載で、ネタどころか、そのものズバリのストライクだ。 しかし、面白いだけでなく、色々と考えさせられ、涙が出るほど感動もした。これほど自分に身近な漫画は、今まで無かったのではないかと思うくらいだ。

この作者は「沖田×華 おきたばっか」という女性で、小学生の頃に「学習障害」「注意欠陥多動性障害」、中学生の頃に「アスペルガー症候群」と診断されたという。しかし、本人がそれらの症状を自覚したのは、成人してからだそうだ。「アスペルガー症候群」は、他人とのコミニュケーションが難しいそうで、誤解されて相手を怒らせたりもするらしい。

仕事は、当初は看護師をしていたが、その後、風俗に勤めるようになった。そして、それから漫画家になったそうだ。風俗のときの話が、これまたすごくおかしい。それから、師と仰ぐ漫画家と出会い、漫画家になることを強く勧められ、いずれ同棲して結婚した。自殺未遂が2度あると言う。

       

■大なり小なり、似たようなもんかな

という経歴だが、すべて、あっけらかんと書いていて、驚くやら吹き出すやら。「アスペルガー症候群」については、大変なんだなと思うと同時に、自分にもこんな症状があるんじゃないか、女房はどれかに当てはまるなと思ったりした。大なり小なり、正常と言われる者と紙一重じゃないのか、と思ったりもした。

この「沖田×華」が、段々と人からの愛情が理解できて涙する描写などは、何度読んでも感動する。今はサイン会を開いても、かなりの人が集まるほどの人気だそうだ。「アスペルガー症候群」ということで、漫画が大学のテキストになったり、講演会にも呼ばれたりもして、「なんで、こんな自分が?」と驚いているようだ。

自殺未遂のことや、頭の中がパニックになったときの話も、すごく興味があった。なにかに救われたとしか思えないことや、パニックのときの様子にすごく関心があった。自分が胆石で病院に急遽入院し、手術までに2日間ずっと、激痛を抑える麻酔を色々とやったことがあった。麻酔はほとんど効かず、横になって寝ることも出来なくて、つらくてずっとベッドに座り、サイドテーブルに顔をうずめていた。  

         

■久々の才能ある漫画家だ

後で先生に聞いた話では、麻酔は限界ギリギリまで使ったそうだ。それでも効かなかった。手術の前の晩に「死んだ方がマシだ」と思いながら、トイレに行った。便器に座ると、頭の中に色んなテレビのような画面がたくさん浮かんだ。そのとき「そうか!これが、この世の中の真実なんだ!」と思った。ずっと続いていた激痛と麻酔で、おかしくなっていたのかもしれない。

「沖田×華」のパニック状態のときの絵を見たときに、「俺と同じだ」と思った。とにかく、すごく面白かったが、色々と考えさせられる本でもあった。Amazonプライムの読み放題の無料の「やらかしました」シリーズを全部読んだが、他にも色々とたくさん書いているようなので、いずれ読んでみよう。すごく才能のある、いい漫画家だと思う。

 

 

「あっという間にヨレヨ~レ!」

 

■朝から飲んでます

数日前、隣の72歳のオジサンの家の前で、隣の隣の家で除雪車で除雪をやってくれている、55歳のSさんが話していた。そこに自分が割り込んで行き、色々と話していると、そこに裏の75歳のオジサンもやって来た。4人も集まって話すのは、珍しいことだ。Sさん以外の3人で集まって話すことは、数年前は結構あったのだけど。

この72歳のオジサンは、今は1人で広い家に住んでいる。一昨年まで、近くの農場で野菜収穫のパートに行っていたようだが、職員の若いお姉さんに何度も怒られたりして、それもあってパートに行くのは辞めたようだ。その後、昼間から酔っぱらって、呂律の回らない言葉で、除雪のことなどで我が家に相談に来たが、ほとんどまともな話にならなかった。

それで今回、色々と話していて、自分が「そういえば最近、昼間から酔っぱらってないね?」と、からかい半分で言うと、「いや、朝から飲んでる。やることないから、暇で飲むしかない」と言う。時々、昼間に自転車で出掛けているのを見るが、日本酒のワンカップを買いに、近くのコンビニに行っているそうだ。酔っ払い運転だ。

 

         

■そして誰も居なくなった

一応、あまり飲んだらマズいということでワンカップを1つだけ買って飲むが、やっぱり、これでは足りないとなって、自転車で買いに行くらしい。ひどく酔っているときは、自転車が左右にフラフラしているので、車道に飛び出して車に轢かれるんじゃないかと心配になる。

裏のオジサンは75歳くらいだが、去年、胃がんの手術をして退院してきた。ずっと体の調子があまり良くないようで、痩せて元気がない。その前は、この人もパートの仕事が休みのときは、昼間から酒を飲んでいる人だった。今は、少しでも飲むと体にこたえてひどい目にあうと言って、まったく飲んでいないそうだ。

ということで、自分も含めた年寄り達は体も衰え、一気にヨレヨレになって来た。3年前は、まだ3人とも元気で、冬の時期は除雪をしていて、頻繁に顔を合わせていた。それが、段々とほとんど誰も外に出なくなり、顔を合わせることもなくなった。まだ55歳で除雪車で除雪しているSさんによると、自分=僕が一番、除雪で外に出て来なくなったと言っていた。

 

         

■あっという間に衰えるで~!

確かに腰が痛いのが一番だったが、老人性うつ病で何もしたくないし、やる気が起きなかった。あれほど雪かきが好きで、裏のオジサンから「やり過ぎない方がいいよ」と何度も注意されるくらい、毎冬、夢中になってやった。やり過ぎで、左肩鍵盤断裂までやった。 それなのに、まったくやらなくなった。今年の冬は、なんとかやる気が出るといいけど。  

それにしても、3年ほど前の我々オジサンたちは、みんな元気だった。それが、あっという間に、一気にヨレヨレになってしまった。 愚かなもので、体力も気力も一生続くような気がしてしまって、これほど急激に衰えるものだと思ってもみなかった。考えてみたら、自分の両親もそうだった。「まさか?」と思っている気持ちが分かった。だからこそ、今を大事に生きなければならないと思うのだが、なかなかねえ。