オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「気功と座禅…らしきもの」

■色々と工夫してまっせ

ここ1ヶ月間ほど毎晩、気功と座禅…らしきものをやってる。継続するために色々と工夫をしてる。1つ目は、夜の9時から9時半頃の早い時間に、気功と座禅をやることにした。寝る前だと億劫になったり、眠くなったりして「今日はいいかあ~」とやらなくなるからだ。いかに続けるかが課題だ。

2つ目は、BGMにリラクゼーションの音楽を流すこと。これは、どうかと思ったが、以前通ったことがある気功の道場では、BGMを流していた。実際にやってみると、いい感じで集中できるし、呼吸とも合う。座禅はどうかと思ったが、余計な音や目に入るものは無い方が良いみたいだ。でも、流すと集中しやすい。色んなBGMを試している。

3つ目は、気功をまず10分ほどやり、その後すぐ続けて、座禅を10分~20分やることにした。これがスンナリと移行できるし、別々にやると間が空いて億劫になるから、一気にこの2つをやった方が良い。この2つ全部で、長くても30分ほどなので、なんとか続けることが出来そうだ。とにかく、継続してやることが第一だ。

 

          

■座禅の効用は確かにあるで~!

学生時代に座禅をして上手く行ったのは、座禅の前に体の力を抜く「自律訓練法」というのもやっていたからなのかもしれない。この組み合わせが良いと、本に書いてあった。それで、「自律訓練法」の代わりに、やはり体を緩める気功との組み合わせでもいいかな。

学生のときの座禅では、1ヶ月を過ぎてから、段々と座禅をするのが気持ち良くなり、夜、寝る前に座るのが楽しみになった。何時間でも座っていたいと思い、そのときは、約1時間は座っていた。今考えると、1時間もよく座ったものだと思う。それが苦痛でなくて、とにかく寝るよりも楽で、これほど楽な姿勢はないと思った。

そうして或るとき、座っていてガクーンと力が抜けた。「あー、気持ちいいなあ」と思っていたら、自分の顔が笑ってた。非常に心地良かった。精神的にも、変化が起きた。簡単に言えば、なんでも割り切れるようになり、過去を引きずらず、未来を憂うこともなく、目の前のことだけを考えるようになった。一時的だったけど。 この時の体験があったから、今もやろうと思うのだ。

             

          

     

■我流でも、何とかなるもんだ

気功では「体や細胞が喜んでいる」という表現がある。頭で考えたり、思ったりするような喜びではなくて、体全体が喜んでいるという感覚だ。道場でも、上級の人達が気をとらえると心地良くなって、ゲラゲラ笑ったりしていた。座っていて、自分の顔が笑っていたというのは、それなのかもしれない。座禅の体験談を読んでも、そういうことがあるようだ。          

まだ1か月ほどなので、座る時間もその時の体調で変わるが、当初の5分から10分、15分、20分と長くなって来た。今の自分には、「ただ座って、なにも考えない」ことが大切だ。今は、あれこれとなんでも考え過ぎて疲れ果ててしまうし、なにごともせわしなくて落ち着かない。意識して「ゆっくり動く」ということも、精神的にも体にも良いそうだ。 

気功は、道場で教わったこともあるが、座禅は本だけの見よう見マネで、寺に行って座ったことも、教えてもらったこともない。こんな自己流で大丈夫かと、疑心暗鬼のまま続けていたが、学生のときの体験が衝撃的だったので、真似事でもなんとかなると思ってやっている。気功と座禅…らしきものを長く続けて、少しでも心身を改善したいものだ。

とはいうものの、約1ヶ月もやってるのに効果らしいものが感じられん。ホンマに効果があるんかいな。若い頃と違って、歳を取ると頭も体も固くなってダメなんかい。と、疑ってはいけない。まだまだ、修行が足り~ん! (゛ `-´)/ カーッツ!