オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「なにもしたくないときは、これがいいかも」

 

■ただ座る

次男坊の家の本棚を作ってから、またなにもやる気がしなくなり、家でボーっとしている日々が多い。テレビを観ようとしても嫌になり、ギターを弾くのも音楽を聴くのも、本を読むのもうっとうしくて、仕方なくたいして眠くないのに布団に何度も入ってウトウトする、という繰り返しだ。老人性うつ病らしい。

たまに、やる気を出して米国TVドラマを観たり、本を読むこともあるが、一体どうしたらいいんだろうと思い、座禅でもしてみようかと思ってやってみた。腹式呼吸でやるが、これが案外いい感じで落ち着く。

「なにも考えない」と言っても雑念だらけで、無のときはほとんどないが、ただ座るということがいいのだろう。「森田療法」という有名な精神療法では、患者に最初の数日間は何もさせないという。現代人は「なにかをしなければ」という気持ちが強過ぎるそうだ。それがプレッシャーになって、おかしくなる。

         

■BGMでリラックス

ということで、Amazonミュージックで、「自然の音」と検索してみて、海の音や川の音や森の音とかをBGMとして流してみた。確かにイイ感じだが、雨音が一番しっくりと来た。雨音をバックに、シンプルギターが鳴っているのが一番、そのときの自分に合った。外は雪が降ってるのに、雨音なんて変だけど。

数日間はそれを聴いていたが、飽きてきたので、ホテルラウンジで流れるジャズピアノというのを聴いてみたら、これもすごくいい。そんなのをBGMで流して聴いていると落ち着くし、少しずつだがやる気が出て来るから不思議だ。

TVで芦田愛菜が、自宅で勉強するときはそのときの気分で、今日はカフェ、明日は海辺、明後日は図書館でとか、そんなBGMがあるそうで、それを流していると言っていた。それはいいかもと、日替わりで色々なBGMを流してみたが、確かに気分が変わっていい。ゆったりして、うたた寝したりする。

風呂に入るときも、のんびりしたBGMが流れていると、気持ちいいだろうな。正月もゆったりとBGMを流して、ボーっとしているのだろう。 みなさん、良い年を迎えて下さい。