オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「岩見沢市の蕎麦屋 ”希林”」

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岩見沢でモツ蕎麦が評判の「希林」という店に、先般行って来た。以前からネットで評判を見て、一度行ってみたいと思っていた。開店は昼11時30分からで、10分ほど前から車が2台ほど来ていて、開店時間と同時に入ったが、それからすぐ客がどんどん入って来た。食べ終わって、11時40分頃に店を出た時には(早食いなのだ)、入口に4人ほど客が待っていた。

すぐモツ蕎麦を注文したが、麺を田舎蕎麦とゴマ蕎麦のどちらにするか聴いてきたので、田舎蕎麦を選んだ。価格は750円だった。持って来たのは3分ほどで、早いので驚いた。モツが思った以上にたくさん入っていたので嬉しかったが、さらにこの倍のモツが入っているメニューもあって、確か1,100円くらいだったと思う。モツは美味いし、量も多かったので満足した。

ただ、蕎麦自体は、自分は蕎麦好きというほどではないので、麺も汁も味は正直よく分からなくて、麺も汁も特に印象に残らなかった。モツの美味さに気を取られて、蕎麦も汁の味もよく分からなかったということかもしれない。そういえば、画像のお盆の左上にある陶器の容器に入っていた、赤い薬味?を少しだけ入れてみたが、変な味になってしまって入れない方が良かった。

今度来た時は、モツの量が倍入っているモツ蕎麦に挑戦してみたい。これだけ店が混んでいて、モツ蕎麦以外にも客が色々注文していたので、それ以外の蕎麦も、きっと美味いのだろう。

「黄色い、菜の花畑」

 

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晴れていると、もっとキレイなのだが。

江別から、南幌方面、長沼方面、栗山方面を車で走ると、ずっと畑が広がっているが、辺り一面に黄色の花が咲いていて、すごくきれいだ。なんの花かと思ってネットで調べてみたら、「菜の花」ということが分かった。菜の花畑だ。「今年は特にきれいだ」とネットに書いてあった。道路っぷちにも、ところどころ咲いている。

ただ、独特の臭いがするのだが、この臭いはどこかで嗅いだ記憶があるとずっと考えていたが、思い出した。「これは、鼻が詰まったときの、鼻(花ではない)の中の匂いだ」。鼻汁の臭いなのかどうかは分からないが、花粉で鼻炎になる時期は鼻の奥からこんな臭いがして、イヤーな気持ちになる。  

これだけの菜の花をいったい何にするのだろうかと思っていたら、おひたしにしても美味しいようだが、ほとんどは菜種油にするらしい。ということで、一面が黄色で素晴らしい景色なのでスマホで撮影したが、毎回思うことだが、どうしても見たままの写真が撮れない。

コンパクト・デジカメも普段は持ち歩いているが、スマホの方がサッとすぐ撮れるので、実際にはスマホの撮影がほとんどだ。画素数も充分で、デジカメの需要がなくなっているのも分かる。将来、デジカメはなくなるかもしれない。それにしても、イメージ通りのいい写真が撮れない。腕の問題かな。

「大阪では世話になった」

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最近、田舎の同級生が亡くなった。20代前半の頃、その同級生は当時大阪の会社に勤めて住んでいた。自分は四国に観光に行った帰り、連絡もなしで、到着した空港からその同級生に電話した。何の気なしにぶらっと大阪に寄ってみたのだが、彼が居ることを思い出し、会社に電話したらちょうど居て、空港まで車で迎えに来てくれた。

会うなり「俺は出張で、ほとんど大阪に居ないんやぞ!俺が居なかったらどうしてたんだよ。まったく、とんでもない奴やなあ」と言った。狭い部屋だったが泊まらせてくれて、翌日は2人で映画のはしごをして、確か4~5本は観た。観終わったら、さすがに2人とも「疲れたなあ」とつぶやいた。

電車で移動したが、そのとき彼は、当時田舎に帰っていた自分のことをバカにして、駅のホームで電車を待っている間、「どうや、すごいやろ。田舎のみんなに、すごいの見て来たって自慢してやれ!ほら、スゴイ電車の数やろ?」と笑って言う。自分も学生時代は東京に住んでいたので、「このー!」と思った。

それで、周りの人達に聞こえるように、「スゲーな!これが電車っちゅうもんか?スゲーな!」、「あの建物もスゲーな!ビルっちゅうもんかー!スゲー!スゲー!スゲー!」と大声で言うと、彼は真っ赤な顔をして、焦って周りを見回した。「な、なにを言ってるんだ!よ、よせ!」と言って、自分から離れようとするので、服を引っ張って行かせなかった。あのときの彼の狼狽ぶりが、今も目に浮かぶ。

その数年後に自分は結婚し、子供が産まれたときに、我が家に彼が遊びに来たことがあった。相変わらずで、そのとき産まれたばかりの我が子を見て「サルみたいやなあ」と言って、女房のひんしゅくを買った。それ以来、女房は「私、あの人、大嫌い!」と言うようになった。

それから数年後、自分は江別に出てきて、逆に彼は田舎に戻った。それ以来、ずっと会っていなかった。会う気になればいつでも会えると思っていたが、今度会えるのはあっちの世界ということだな。「散る桜 残る桜も 散る桜」か。

「その後の株取引」

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今年の2月10日と3月9日に、同一銘柄を買ってそのまま現在まで保有しているが、当時は含み損が約1万円だったが、今は逆に含み益が1万円ほどになった。つい少し前までは、含み益が2万5千円まで行ったが、その後下がった。投資額が約17万円なので、利益も損失もだいたい数万円程度の範囲だが、年金生活とパート収入では、この投資額が精一杯で、でもこんな少額取引でも結構楽しい。

後があまりないこの歳では、少し刺激のある趣味ということでやっているので、楽しみながらやっていきたい。と言っているが、内心ではもしかしたら万が一、奇跡が起きて大金を手にできるかも、という「スケベ心」がある。スケベ心がなければ、男はおしまいだ。

ロト7を前職の所長に何度も勧められて、結局、予測ソフトを4千円くらいで買ってPCにインストールして、それで予測している。過去何年間のロト7の当り番号のデーターを元に予測する。以前やっていた、株取引のシステムトレードの手法と同じだ。それで、1回1,500円のを毎回買っているが、なんと2回目で3千円が当たった。

所長は「これは、あくまでも楽しみでやっていることで、自分や娘の誕生日の数字を入れたりしてる。当たり外れは、二の次だよ。ハハハハ…」と何度も言っていたが、自分が2回目で3千円を当てたことを話すと、急に目が吊り上がって「おかしい!3千円なんて当りがあるわけがない!」と言い、しまいには「当たってるという証拠を見せろや~!」と叫んだ。

楽しみでやってる割には、随分と勝ち負けにこだわっているなあと思ったが、仕方ないのでその証拠を印刷して後日持って行き、所長に見せた。すると、それを見て渋い顔になり「ウーン!」と、しばらくうなったまま黙った。その後、その話題には一切触れようとしなかった。

所長はその少し前に「当たった!」と、自分に何度も自慢していたことがあったが、900円だった。所長も内心では、一獲千金を夢見ていながら、「これは楽しみでやっていることだから、当たり外れは二の次」と言っているのだろう。所長は自分と同じ歳だが、まだまだスケベ心はあるようだ。

ということで、今保有している銘柄は有料老人ホームを展開している企業で、それを買うに至る経緯は先の記事「久しぶりの株取引」に書いた。ただ、これからやろうとしている手法では、急騰する銘柄を探して買うつもりでいるので、今保有している企業は安定はしていると思うが、上昇にはかなり日数がかかりそうなので、少額の利益でも売ってしまい、それからその資金で急騰銘柄を探して買った方がいいかなと思っている。

特に、今回のコロナウィルスの後に、急騰する銘柄が多数あると思われるので、ネットや雑誌などで情報を集めて、その銘柄を選んで決めようと思っている。資金がごく少額なので、分散投資はしないで1銘柄に集中投資する。果たして、コロナ後にどのような企業が上昇して行くのだろうか。

テレワーク、医療、生活・娯楽、デジタル化等々、色々な関連企業がある。この中から、1年以内に急騰しそうな企業を選び、買おうと考えている。その経過を随時、ブログにも書いて行くつもりだ。

「メガネは、長~い友達」

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中学生の頃から目が悪くなったが、その頃は田舎にいたので、旭川の有名な「富士メガネ」に親に連れていかれて、メガネを作ってもらった。それ以来、ずっと「富士メガネ」御用達だったが、去年、価格が安いメガネスーパー店のことをテレビの特集でやっていたのを観て、その店が新さっぽろにあったので行って、試しに作ってみた。

ところが、まず買って1週間くらい経ってからだが、風呂に入っていてメガネを外したりしていたら、突然、片側のレンズが外れた。幸い、レンズ枠を留めている極小のビスが外れていなかったので助かった。後でビスを締め直したが、また少し経ってからも外れた。

今まで、メガネのレンズが外れたことなど、一度もなかった。後日、その店に行って事情を話すと、極小のビスをもっと大きなビスに替えたということで、それから当分は大丈夫だった。そして今年4月、仕事中に運んでいた段ボール箱がメガネにぶつかって、メガネが外れそうになり、捻じれてしまった。

事務所に戻ってから捻じりを直していたら、レンズが突然ポロっと床に落ちた。焦って、レンズを拾って極小のビスがないのに気づいて探したら、見つかった。それで、レンズをメガネの枠に入れてビスを締めようと思い、一緒に居た所長に小さなドライバーを借りてやってみたが、ビスが小さ過ぎて上手く行かない。

すると、所長が「俺に貸して」と言って触り始めたので、大丈夫かなあと不安になった。所長はあまり器用そうに見えなかったので、かえってビスをなくされでもしたら困るなあと思っていたら、なんと所長は瞬時にビスを締めて直した。

あまりの手際の良さに驚いて感心した。「すごいですね。あっという間に直っちゃった」と自分が言うと、所長は以前はカメラの仕事をやっていたことがあり、こんな微細な修理を何度も手掛けていたという。疑ってごめんなさい。<(_ _)>

後日、またそのメガネ店に行き、ビスの部分とねじれの調整をお願いした。すると、女性だったが、しばらくしてからメガネを持って来て、自分にかけさせて調整するのかと思ったら、「ハイ!できました。ありがとうございました!」とメガネを自分に渡して頭を下げるので、「え!」と思ったが、黙ってそのまま帰って来た。

案の定、メガネ自体はネジもきちんと締めて、ねじれも直したようだが、かける本人の顔に合わせていないので、フィット感がほどんどない。耳の位置が、左右対称でない人がほとんどのはずなので、当然、最期はメガネがフィットするように調整が必要になる。それが、当たり前だと思っていた。

自分でねじったりして調整をやってみようとするが、これがなかなか上手く行かず、かえっておかしくなったりする。富士メガネでは、何度も何度もメガネをかけさせて、正面からバランスを確認して調整していた。 

ということで、多少価格は高いが、一度もレンズが外れたことはなく、なにかでメガネ枠がねじれたときも、近くにある富士メガネに持って行けば、買ってから何年経っていようが、嫌な顔一つせず、すぐ調整してくれる。鼻当てやネジなどのパーツが古くなっていたら交換してくれて、洗浄してキレイにしてくれる。メガネがリフレッシュする。すべて無料だ。

やっぱり、こういうアフターやサポートを考えると、どうなんだろうかと思う。今回は富士メガネを宣伝しているように思われるかもしれないが、決して富士メガネの回し者ではない。メガネは、長~い友達というか相棒で、もう50年もかけている。

「切れる、切れる、中国製マスク」

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ラジオのネット通販で買った3箱の内の1箱だが、マスクの耳かけのゴムがマスク本体からブチッとすぐ外れる。まあ、使い捨てだから、その日なんとかもってくれたらいいと割り切っているが、とにかくよく切れる。

以前の職場のY氏が、会社から支給されたマスクをつけたら、すぐ耳かけのゴムが本体から外れると言っていた。「俺の顏が、でかいからなんでしょうかねえ?」と聴くので、「そうですね」とは言えず、「ウーン、切れやすいマスクなんでしょうね」と答えた。                                     

しかし、それほど顔がデカくもない自分の顔でさえも、こうしてすぐブチブチと切れるマスクを見ると、顔のデカさよりも、マスク自体が不良品に近いのだろう。最近、コンビニで立ち読みした週刊誌に、使い捨て中国製マスク8社の比較が掲載されていたが、2社以外のマスクは、右と左の耳かけのゴムの位置が違ったり、マスクが折れていたり、汚れていたりしていた。

これは中国で、今まで使い捨てマスク専門に作っていた業者だけでなくて、全然違う業者が急遽参入して作ったからだ、と何かで読んだ。だから、こんなにひどいマスクが出回っている。それにしても、中国のやることもえげつない、

当初からマスクの輸出を出来る状態なのに、マスク外交という恩着せがましいことに使ったりするために、輸出をずっと制限していたらしい。そうでなければ、もっと早くからマスクが安く手に入ったようだ。

さらに、中国は今までずっと各国に色々と医療面で援助をしてもらっているのに、それを政府は表に出さないようにして、国民に伏せているそうだ。そして今回、マスクを各国に援助するということで、大袈裟に恩着せがましく吹聴している。だから、各国からはあきられて「恩着せがましい外交」と言われているようだ。

しかし、自分の国から発症して各国にばら撒いておきながら、我が国もコロナウィルスで大変な時に、ここぞとばかりに今まで以上の中国船団や巨大戦艦が尖閣諸島に押し寄せて日本海域に侵入し、日本の漁船を追いまわしている。南シナ海も同様だそうだ。まさしく、狂気の国というのか、この国とはまともには付き合えないし、こんな狂った指導者を日本に招いてはいけない。

「新しいイスが、到着した~!」

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昨日、新しいイスを購入したとブログに書いていたら、予定よりも早く今日、到着した。でかい段ボール箱に入って来たので、重量も結構あり、2階の自室に運ぶのは大変だった。腰を痛める前なら、階段でも強引に持ち上げて持って行ったのだが、腰を痛めてからはそんなことは到底無理で、階段をゴロゴロと転がしながら、少しずつ上げて行った。

組み立ては、しばらく時間をおいて気を入れてから始めた。小さい頃から簡単な組み立ても苦手で、説明書をじっくりと見ることができなくて、プラモデルなどは完成したことがなかった。孫にガンダムのプラモデルを買ってやったことがあったが、孫の母親が得意なので、いつもお任せしている。

我が家には、頼りになる長男坊が居るが、いつ家に帰って来るか分からないので、仕方なく自分でやってみたが、思ったよりも案外簡単に出来た。それでも30分ほどかかった。出来上がりはまあまあで、高級感はあまりない。(笑) 

それと、腰当てと頭当てが強烈に油臭くて、なにか臭い消しスプレーでも吹きかけておこうと思う。こういう安価なイスは、こんな油臭いのが多い。まあ、2万円という価格ではこんなものだろう。座り心地はまあまあで、腰と首に当て物があるとやはりすごく楽だ。

テレビを観るときなどは、背もたれを倒して、ゆったりと観れそうでいい。自分の短い脚は、今まで通りパソコンの本体の上に乗せるが、そうして仮眠とかも出来そうだ。ゆったりとイスに座っていると、背もたれがかなり後ろに倒れるので気持ちがいい。このまま、寝てしまいそうだ。これから、このイスで寝てばかりいるんじゃないだろうか。

グータラの自分が、ますますグータラになりそうだ。ということで、しばらくはこのイスの世話になることになる。しばらく使ってみて、どうかだな。また後日、感想を書きたい。

「楽な椅子」

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普段は、机の上のパソコンのディスプレイに向かっていることが多いので、イスに座っていることが多い。本当はあまり良いことではないが、机の隣に置いてあるテレビを観るときは、以前は机の上に足を上げて観ていたが、途端に腰をやられた。次第に腰が痛み出して、最後は夜も寝られないくらいひどくなった。

それからテレビを観る時は極力、机の上に足を上げないようにしているが、今度は机の下に置いてある、タワー型パソコン本体の上に足を乗せている。今のイスは、背もたれの高さが背中の中くらいしかないので、背もたれにもたれると肩や首に負担がかかり、腰との間も空いてしまうので、腰にも負担がかかってしまう。また腰を悪くするとまずいなあと、ずっと考えていた。

それで、頭のところまで背もたれがあって頭を支えることが出来、後ろに倒して仰向けに仮眠することも出来るイスをずっと考えていたが、今回、国からの支給金が10万円出るということなので、思い切って買うことにした。例の如く、ネットで「パソコン イス お薦め」と打ち込んで検索すると、それに関する色々なサイトが出てくるので、その中のお薦め商品から選んでみた。

たいがいは、それらの商品はアマゾンとか楽天市場とかのサイトに飛ぶようにリンクされているが、自分はAmazon専門なのでAmazonでその製品を見て、同時にレビューも見てから検討している。Amazonのレビューは、中には業者やら中国人の偽レビューもあるが、良いも悪いも両方載せてあるので、だいたいの目安にはなる。

ちなみに、他の販売業者サイトのレビューは、「発送が早かった」だの、「梱包がきちんとされていた」というレビューばかりで、肝心の商品レビューがなく、客のニーズがまったく分かっていない。この辺も、Amazonの独り勝ちの要因だと思う。

先般、或るTV番組で、Amazonの創業者兼CEOのジェフ・ベゾスがインタビューに答えて、「あくまでも、客目線を第一に考えている」と言っていた。さらに同じ番組で、アイリスオーヤマの大山会長も「客が買いたいと思う価格が第一だ」と同じようなことを言っていた。すごい勢いで利益を上げているトップは、考え方が同じだ。この当たり前のことが出来なくて、ダメになっていったのが日本の超一流電機メーカーだろう。

色々なイスの中に、ゲーミングチェアという聴き慣れないイスがあったが、これはゲームを長時間ずっとやる人達が使うようだ。確かに、快適で疲れないようになっているのだから、これでいいだろうと思った。レビューも、この価格ではすごくいいという評価が多く、Amazonの中ではベストセラー1位の商品になっていたので、これに決めた。価格は、税込み、送料込みで¥20,800円だ。

後は来るのを待つだけだが、果たしてどんなものが来るのだろうか。ところで先般、或るテレビを観ていたら、中古のオフィス用品の会社で今、結構高額なイスが平常の5倍も売れているそうだ。それは、今回のコロナウィルスの影響でテレワークが増えたため、自宅で仕事をするために購入しているようだ。しかし、コロナウィルスの影響で、何が売れるか分からないものだ。

「なんじゃ?この髪型は」

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昨日、久しぶりに馴染みの床屋に行った。床屋といっても、チェーン店の床屋だ。席が6席くらいあって、理容師さんも4~5人はいる。ここは、早くて安いのでいいのだが、毎回どの理容師さんに当たるか分からず、もちろん指名などできない。だから、人によって毎回、髪型も少しずつ違ってくる。自分は40代くらいの女性の理容師さんが一番気に入っていて、上手だなあと思っているが、そのときにいても、滅多に自分に上手く当たることはない。

毎回、「刈り上げ」という髪型にしているが、この髪型だとサッパリして気持ちいいので、ここ1年くらいはこればかりだが、「どんな風にしますか?」と聞かれたときに、この「刈り上げ」という言葉がすぐ思いつかないことがある。今回もすぐ思いつかず、確かこれだと思ったのを言って、お願いした。担当は30代くらいの男性だったが、最初からいきなりドライヤーをかけたりして、なにかいつもの手順と違う。

そして、段々と出来上がってきたときに、鏡に映る自分の頭を見てみると「なんだ、こりゃあ!」というくらい、いつもと違う髪型になっていた。すごく不安になったが、もう、まな板の鯉状態なのであきらめた。最後にシャンプーをして、ドライヤーで乾かしてもらって終わったが、鏡の中の自分の髪形を見て「今までで、一番ひどい出来だなあ」と愕然とした。ただ、なんとなくどこかで見たような髪型だった。

清算しようとしてレジに向かった時に、「あれ?俺、“刈り上げ”じゃなくて、“角刈り”にしてくれと言ったのか?」と、突然気づいた。まさしく、角刈りそのものだった。「そうか、見たことがあったと思ったのは、西部警察の渡哲也の髪型か!」と車に乗ってから思い出して、急におかしくなって吹き出した。まあ、初めての角刈りもいいだろうと気を取り直した。 

ところで、この理容師の男性はもちろんマスクをしていたが、たまに陰でコンコンと咳をしていて、話すと声がかすれていた。客に「いらっしゃいませ」、「ありがとうございました」と小さい声で言っていたが、やはり声がかすれてた。だから、自分もほとんど話をしなかった。これを恐れて、今まで我慢して床屋に来なかったのになあと思ったが、仕方がない。理容師とは至近距離で接するので、気になって仕方がなかった。ということで、今回の整髪は少々あわただしかった。

「マスクくらい、付けろやな!」

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4月から長沼町のうどん屋「ほくほく庵」が開いているはずなので、食べに行こうかと思ってネットのホームページを見てみたら、「コロナウィルスのため、5月も休みます」と書いてあり、ガッカリ。自分が今まで食べていた近隣の飲食店は、従来通りやっているが、客の数はかなり少なくなった。確かに自宅で大人しくしていろとか、外出も極力しないようにということなので、そうなるのも当然だ。

数週間前に、市内にある行きつけのスープカレー屋に入った時のことだが、1人だったのでカウンター席のレジのすぐ横に座った。カウンター席の右端には、中年男性が一人座っていた。カウンターの両端に、自分と中年男性が座っていて、その間の席はガラーンと空いている状態だ。

それからすぐだったが、右端に座っていた中年男性の異変に気づいた。ひどく、咳き込んでいるのだ。しかし、こんなご時世なので、周りに聞こえないように咳を必死にこらえているようで、ヒーヒー言って苦しんでいる。しかも、マスクをしていない。

これは参ったと思って、「すみません!用事を思い出したので帰ります」と店の人に言って帰ろうかとも思った。「まったく、こんな時に俺もついてないなあ」と思ってガッカリしていたが、もっとついてないのがやって来た。

近くにある大学の男子学生らしく、1人でカウンター席に座ったが、自分とその中年男性の丁度、中間に座った。これは、その若者が壁になるので「やったー!助かった!」と喜んだ。そして、その若者も次第に右端に居る中年男性の異変に気づいたようで、困惑している様子がうかがえた。

若者の心中を察して、「君もついてないなあ!」と思うと可笑しかった。中年男性は自分が食べている最中に、すぐ左隣のレジで清算しに来たが「頼むから咳をしないでくれよ!」とずっと祈っていた。「ゴホン!」なんて咳払いでもしたら、どれだけの飛沫が周りに飛び散ることかと恐れていたが、一度もしなかったのでホッとした。

それにしても、そんな状態で、どんな事情があるのかしれないが、マスクもしないで、みんなが来る飲食店によく来るもんだなあと後で思うと、少し腹が立ってきた。自分と同じくらいの年齢だと思うが、常識の無さにあきれた。「来るなよなあ!」と思ったが、自分もそうならないように気を付けないとなあ。