オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「夕飯をトマトにしたら、血糖値が劇的に下がった」

今まで夕飯は、比較的、血糖値の上昇が少ないという蕎麦を食べていた。コンビニのざる蕎麦から、暖かい蕎麦まで色々と食べていたが、翌朝の血糖値測定ではずっと上昇を繰り返していた。もちろん、夜のオヤツも毎日欠かさず食べていたので、血糖値が下がるはずがない。計画性のない食生活と言える。

約1ヶ月前に病院に行って検査をしたら、ヘモグロビンA1cが過去最高の8.1になっていて、今までの7台をついに突破した! ヘモグロビンA1cとは、過去1~2ヶ月間の血糖値の平均値だ。先生が「ヘモグロビンA1cが、この数値になるということは、朝の空腹時の血糖値は、いつも160以上ですね」と言ったが、まさしくその通りだった。

朝、起きてすぐ測る血糖値は、ここ最近ずっと150~180の間で、平均すると170くらいだ。下がらないなあと思っていたが、それでもまだヘモグロビンA1cは7台だと安心していた。それが、過去最高の8.1になるとは、かなりショックだった。本気で下げないとダメだと思った。          

     

そういえば、いつも満腹状態で腹が空いたということがなかった。腹が減って鳴ることもなく、逆にゲップが出ることが多かった。朝起きても、食欲がそれほどないので、夕食を食べなくても大丈夫なのかなと思ってもいた。

職場の同年齢の同僚が、数年前に食事を2食にしてからずっと体調がいいという話をしていて、「2食にしなよ」と前から言われていた。ただ、2食にして夕飯を抜くとその分、間食がひどくなるのではないかという心配があった。実際、夕飯を抜いたことがあるが、その後、腹が減って色々と食べてしまい、翌朝の血糖値がすごく上がったことがあった。

友人が夕飯にトマトを主食にして、他に刺身とかも食べながらビールを飲むのを楽しみにしていたのを思い出し、トマトを夕飯に食べてみようと思った。中くらいのトマトを2~3個食べることにした。夜のオヤツは、買ってきた冷凍のブロッコリーとホウレンソウを電子レンジで3分ほど解凍して、マヨネーズをかけたり、鰹節をかけて醤油を垂らして食べた。3日間これを続けたら、劇的に血糖値が下がった。        

    

約3週間で、今まで170平均だった血糖値が140平均に下がった。しかも、130台が6回、120台が4回もあった。100~120台の間が正常値なので、もう少し下がれば基準値内になる。そんなことは、何年ぶりのことだろう。もしかすると、10年以上にもなるかもしれない。

ここ数日間、腰の調子がすごくいい。仕事のときもかなり楽だ。ずっと続いていた夜中のこむら返りも、ここ数日はその兆しもなくなった。腹の調子も悪かったが、これも良くなってきて、ずっと軟便だったのが正常になって来た。かすれ目もひどくて、本を読むのが大変だったが、これも良くなってきた。

まだ結論を出すのは早いが、体の不調の原因の大元は、高血糖が続いていたからなのかもと思った。腰痛の対策法には、血糖値を高くならないようにすると必ず書いてあるが、血液の循環が悪くなると血行が悪くなるからだ。だから、それもあって腰の痛みがなかなか治らなかったのかと、思ったりもしている。

      

それにしても、夕飯と夜の間食を変えただけで、これほど血糖値が下がるのだろうか。こんな簡単なことだったのかと驚く。確かに、炭水化物をやめたら血糖値はすぐ下がるという話もある。栄養士さんとかに言わせたら「当然です!」と威張るんだろうな。( ̄‥ ̄)=3 フンダ しかし、なんでこんな簡単なことが、今まで出来なかったのかなあ。

高齢者の、血糖値とヘモグロビンA1cの基準値を調べてみた。すると、高齢になると筋肉や肝臓が委縮して機能が低下するので、空腹時血糖値の割にはヘモグロビンA1cは高めになるそうだ。成人の時よりも、空腹時血糖値に対して、食後血糖値は高めになるという。

だから今、夜から朝にかけて計測している空腹時血糖値の数値が下がっていても、朝食後、昼食後の血糖値が想像以上に上がっているかもしれない。そうなると、ヘモグロビンA1cは思ったよりも、下がっていないことになる。

最近、朝の空腹時血糖値が下がったからと調子に乗って、昼以降にオヤツをまた色々と食べ始めていたが、我慢しなければいかんなあ。病院の次回の検査は8月17日なので、それまでに何とか、ヘモグロビンA1cを7%以下にしたいものだ。