オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「ジャズギターを始めようか」

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以前から、1人でメロディを奏で、1人で完結できて楽しめるジャズギターをやってみようかと思い、何度かトライしたことがある。しかし、コードも普通のコードとは違って、複雑で押さえるのが大変で、これは自分には無理だと思って何度も断念した。

ジャズ用の安いセミ・アコースティックギターも買ったり、教則本も買ったが、すべて手放した。ただ、それでも年月が経つとまたジャズギターを弾いてみたい、という気持ちが何度も湧いてくる。ということで、またジャズギターを始めてみようかと思い、初心者向けの教則本を新たに2冊買った。

我が家にあるギターは、日本製のストラトキャスター・タイプのギターだ。ただ、ボディとネックはそのままだが、ピックアップをセイモアダンカンという専門メーカーのに替えてある。更に、内部の電気パーツやブロックなども、リペア―専門店に頼んで、いいのに交換してもらったので、オリジナルよりもずっといい音がする。

しかし、ジャズギターなのでセミアコースティックギターも欲しいなと、また悪い病気が出そうになっているが必死で抑えている。それでも、ギターの新品や中古などが毎日更新されて掲載されている、ネットのサイトを見ている。見たら欲しくなるので見ない方がいいのだが、欲しいなと思いながら見ているのは、これまた楽しいものだ。

ジャズの定番という名曲を弾いてみたい。スタンダードだ。夕暮れ時に弾いて、自分の演奏に酔いしれてみたい。以前、テレビで中年のオヤジが、長年の夢だったセミ・アコースティックギターを買って、弾いて楽しんでいるというCMを観たことがあり、「いいなあ」と思った。

若い頃にいいギターが欲しくて、中高年になって金に余裕ができ、憧れのギターを買うというオヤジが多いらしい。実際に楽器店に行くと、ギターコーナーをウロチョロしているオヤジをよく見かけるので、思わずニタリとなる。

「ウッドデッキの解体」

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20年ほど前に、家の前の庭に大きなウッドデッキを作った。当時、勤めていた会社が終わった土曜の午後と、日曜日は丸一日かけて必死になって作った。そのウッドデッキで、夏は家族で焼肉をやろうかと思っていたが、息子二人が道路に面しているので、人に見られるから嫌だと言って、とうとう一度もやることがなかった。

さらに、我が家の愛犬キートンを何度もここに出したが、これまた嫌がってずっと家の中を見て、「早く家の中に入れろ」という風なので、とうとうここを使うこともなくなり、夏の天気の良いときに、時々洗濯物を干すだけになった。

最初は2年おきくらいに塗料の塗り替えをやっていたが、それでも少しずつ木が腐って来て、その部分を取り替えて補修もしていたが、段々と面倒になって来て放置していた。そしたら、もう次々と腐ってボロボロになって来たので、一部分を残して解体することにした。

かなりの木材を使っていたので、廃棄が大変だった。ただ、近所の親しいEさんが、「近所の風呂屋に聴いてみたらどうだ?」と言うので電話して聴いてみたら、持って来ていいと言うので、持って行った。市のゴミで捨てると、結構高いゴミ袋がかなりいるので、助かった。

ウチの息子家族も、新築の家にウッドデッキを作りたいと言っていたが、止めた方がいいと言った。ウチの近所に、新しい家が次々と建っていったが、ウッドデッキを作るところが多くて、それが憧れのようだったみたいだ。

家が出来た当初は、焼肉などをやっていたようだが、その1~2年後には、ほとんどの家のウッドデッキは物置場と化していた。物を置いて、その上に青いビニールシートなどをかけている家が大半で、ウッドデッキで焼肉をやっている姿を見ることは、ほとんどなくなった。

焼肉をやっていても、ガレージでやっているところがほとんどだ。ウッドデッキで焼肉をやったり、優雅にティーでも飲みながらくつろぐというのは、日本人には向いていないのかもしれない。第一、北海道だ。外でくつろげる温かい時期が少な過ぎる。

「レンタルビデオを、またまたまた観た」

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今回は、「Yumi Arai The Concert With old Friends」、「死刑台のエレベーター」、「ザ・ゲスト」、「レッド・ライト」、「鑑定士と顔のない依頼人」を、TSUTAYAで探して探して、やっと選んで借りてきた。もう、観たいと思うものはほとんどなく、今回借りたのも1本はミュージック・ビデオで、映画は4本だ。しかも、その内の3本は昔観たことがあるかもしれないと思ったが、借りてみた。

まず、「Yumi Arai The Concert  With old Friends」だが、荒井由実の復活コンサートというもので、1996年にユーミンが結婚前に活動していた荒井由実の名前で、旦那の松任谷正孝や昔のレコーディング仲間をバックに歌っている。元々、デビューした頃からのファンではあるが、バックギタリストに元はっぴいえんどの鈴木茂がいたので借りた。

荒井由実の曲「やさしさにつつまれたなら」の鈴木茂のギターは名演奏で、当時は日本人でもすごいギターを弾く人がいると感動した。これ以上ないという、曲にぴったりの間奏のギターを弾いていた。「中央フリーウェイ」のギターも、ワウペダルを使った画期的な演奏で、普通のギタリストとは違った。

ゲストで、元サデスティック・ミカバンドのメンバーが出た。ドラムに高橋幸弘、ギターに高中正義、そしてボーカルにミカだった。このコンサートは1996年で、加藤和彦が亡くなったのが2009年だったので、この時は加藤和彦はまだ生きていたのに、リーダーだったが出なかったようだ。

高中は相変わらずの派手な格好で出て来て、加藤和彦の元女房のミカはかなり太っていて、年齢は40代中頃だと思うが、男もそうだが特に女の人は、歳を取ると元の姿からは想像できないくらいの容姿になることが多い。この時の荒井由実も、ミニスカートで出てきた時も脚が太く、かつてのスリムなスタイルとはかけ離れていた。この時は42歳だ。テレビの縦横比率がおかしいのかと思ったが、なんともなかった。

映画の「死刑台のエレベーター」は、BGMがマイルス・ディビスの演奏ということでも有名になったが、全体に暗い感じの映画の内容とピッタリだ。それにしても、昔の映画はテンポというか展開が非常に遅くて、観るのは根気がいる。今の映画はどれもテンポや展開が早いので、それに慣れてしまっていることもあるのだろう。

ただ 、昔の映画の方が脚本がしっかりしていて、内容は優れていたように思う。このディスクはブルーレイで、白黒だが非常にきれいな画面で見やすかった。リマスターという、デジタル処理したものなのだろう。内容的には、今ひとつだった。

「ザ・ゲスト」は観てすぐ、前に観たことがあると気づいた。これは戦死した息子と戦地で友人だったという若い男が訪ねてきて数日間泊まっていくが、これがとんでもない男だというストーリーだ。内容自体、どうも嫌で観たいと思わないので、かなり場面を早送りして観た。もう二度と観ることはないだろう。

「レッド・ライト」はロバート・デニーロやシガニー・ウィーバーが出ていて、デニーロが超能力者の役をやっていて、それを暴こうとするシガニー・ウィーバー達との対決を描いているが、結末が「成程、そういうことだったのか!」という感じで面白かった。それにしても、サングラスをして身振り手振りで話しているロバート・デニーロを観ていたら、日本のお笑い芸人が真似するのとそっくりだと思って可笑しかった。

「鑑定士と顔のない依頼人」も観ていて、昔観たことがあったのを思い出した。しかし、これはまた観ても面白く、最初からずっと釘付けで観ていた。ミステリーで、主演の鑑定士役のジェフリー・ラッシュは、個性的な役が多いが演技派だ。それと脇役で、これも名脇役のドナルド・サザーランドが出ている。

この映画は、かなり面白いのだが、結末が高齢者の自分と重なるのか、悔しいというのか、「何でもっと、いい結末で終わらなかったのか?」と思い、いい結末を自分で何度も考えたりした。確かに、高齢になって若女性が近づいて来たら、100%騙されていると思わなくてはならないのだろうな。ネタバレだ。

「レンタルビデオを、またまた4本…」

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もう準新作で観たいと思うのがなかったので、仕方なく旧作の中で探した。中には、以前借りて観たことがあるようなのもあったが、もしかしたら観ていないかもしれないと思って借りたら、やっぱり観ていた。しかし、歳を取ると、以前観たことがある映画だと「あ、このシーンは観たような気がする」と思い出すこともあるが、それ以外のシーンはほとんど忘れていて、新たに観る感じがする。だから、何度観てもまた面白いので得をしている感じだ。

今回は、「ガール・オン・ザ・トレイン」、「イングリッシュ・ペイシェント」、「サロゲート」、「ジャッジ・ドレッド」の4本を借りた。「ガール・オン・ザ・トレイン」と「イングリッシュ・ペイシェント」は、やはり以前にも観たことがあったが、また今回観ても面白かった。「ガール・オン・ザ・トレイン」はサスペンスで、サスペンス映画も自分は大好きだ。

「イングリッシュ・ペイシェント」は、第二次世界大戦のときの恋愛話で、第69回アカデミー賞の作品賞を取っている。最後に不倫をされた旦那が、奥さんを乗せたセスナ機で不倫の相手が待っている砂漠の場所に突っ込んで自殺を図るところなど、最後はすごい展開になる。アカデミー賞の作品賞を取っただけある。

「ジャッジ・ドレッド」は、イギリスの人気コミックで、シルヴェスター・スタローン主演で映画化された。それを観て、なかなか面白かった記憶があったので、今回のリメイク版も借りてみたが、有名な俳優も誰一人として出ていないし、金もあまりかかっていないようだ。面白くなかったので、途中で観るのを止めようと思ったが、せっかく金を払って借りてきたので、最後まで観た。ところどころ、早送りした。

「サロゲート」は、ブルース・ウィリスや他にも名の通っている俳優が出ているだけあって、金もかかっていて本格的で面白かった。自分の分身のアンドロイドを仕事に行かせたり、自分の代わりに色々なことをさせている、という設定になっているが、そのアンドロイドが次々と破壊される事件が起きる。最初に出てきたブルース・ウィリスの髪の毛がフサフサ生えているので、彼がまだ若かりし頃の古い映画かと思ったが、これがアンドロイドで、実際に家で操っていた本物のブルース・ウィリスは、お馴染みの禿げ頭だった。

ということで、レンタルビデオでまだ観ていなくて、洋画や邦画を問わず、自分好みの映画を探しているが、もうなかなか見つからなくなった。今まで、かなり観てきたので、もうほとんど観たいのがないのかもしれない。洋画や邦画で名作と言われているものも、結構観たつもりだが、名作と言われているものでも、どうも今ひとつ観る気にならなくて観ていないのもあるので、そんなのも観てみようか。。新作にも期待したいところだが、最近はずっとこれはと思うのが出て来ないのが残念だ。ストーリーも出尽くしたのかなあ。

「レンタルビデオを、また5本観た」

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今度は「アリータ/バトル・エンジェル」、「MILE22」、「ライリー・ノース/復讐の女神」、「アップグレード」、「フッド/ザ・ビギニング」の5本を借りて来て観た。今回の5本はすべて洋画だ。前回も今回も、すべて準新作ばかりで、5本で1,000円(税別)というやつだ。従って、準新作ばかりで借りるのは無理もあったが仕方がない。

「MILE22」は緊迫感のあるアクション映画だが、後味の悪い終わり方だったので、自分としては面白くない映画だった。ところで、この映画の主演はマーク・ウォールバーグという俳優だが、この人は若い頃は随分とヤンチャなことをして、警察に25回もお世話になったそうだ。顔を見ると、そんなに悪そうな顔をしていないのだが。

「ライリー・ノース/復讐の女神」は、旦那と小さな娘をギャングに殺された奥さんが5年後に復讐するという、お馴染みの話だ。5年間の間、復讐のために自分を鍛えたということだが、この手のストーリーはかなり多い。しかし、実際にそんな目にあったら、やはり復讐したいと思うだろうし、ほとんどの人がそう思うのだろうから、こういう映画がたくさん生まれてくるのだろう。

同じ復讐でも、さすがは韓国映画だと思ったのを昔、観たことがあった。何人もの子供を誘拐して殺害していた犯人が、何年もずっと捕まらなかったが、実は被害者の親達がその犯人を捕まえて、或る場所にずっと監禁していたのだ。そして、定期的にみんながそこに集まって、縛られている犯人に次々とナイフを突き刺したりするが、決して殺さず生かしておき、そしてまたいつか集まって同じように苦しみを与えるという、究極の復讐だ。こういう犯罪ものの韓国映画は、とにかく重くて過激で暗い。

「フッド/ザ・ビギニング」は、ロビン・フッドの話だ。以前、名監督のリドリースコットが監督して、主演がラッセル・クロウだったのを観たことがあったが、今回も内容はだいたい分かっているが、楽しみだった。迫力もあっていいのだが、戦闘シーンの最中に、ロビンフッドと彼女が何度もイチャイチャして笑ったりして、緊張感が途絶えてしまい、観ていて「そんなことしてる場合か!バカモーン!」とイライラした。中途半端な映画だ。

「アップグレード」は、これもよくあるパターンで、動けなくなった体に特殊なチップを埋め込んで超人のようになり、彼女を殺されたので復讐するという話だ。途中までは面白かったが、神経系統を支配するチップを体内に入れられて、超人のようになるのだが、その体の動きがおかしくて笑っちゃう。よくある超人の動きではなくて、ロボットのように相手の攻撃をカクカクとかわし、カクカクと相手を攻撃するのだが、これが笑っちゃう。決して笑わすためにこうしたとは思えないところが、これまた笑っちゃう。

そして、最後の「アリータ/バトル・エンジェル」だが、この映画は日本の漫画「銃夢」をアメリカで映画化したもので、監督ではないが製作に、あのジェームズ・キャメロンの名前があるので、面白いだろうと思った。この「銃夢」という漫画は、確か息子達が高校生のときに読んでいた。期待した通り、面白かった。自分好みの映画だ。エンディングを観たら、続編もありそうだったので楽しみだ。

ところで、主役は女の子のアンドロイドだったが、その感じを出そうとしているのか、目が異常に大きくてパッチリしていて、まさか元々こんな顔の女優じゃないだろうなとネットで調べてみたら、やはり違った。今回は、この映画が収穫だった。

「レンタルビデオを、5本観た」

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「ザ・ファンブル」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」、「X-MEN/ダーク・フェニックス」、「ジョン・ウィック/パラベラム」、「ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ」の5本を借りて来て、観た。「ザ・ファンブル」だけ邦画で、残り4本は洋画だ。

「ザ・ファンブル」は、思っていたより面白くなかった。主演の岡田准一だが、以前からどうも演技がイマイチな感じがして、馴染めない。この映画の中で、テレビのお笑い芸人を観て大笑いするシーンもあったが、それもわざとらしくてダメだった。この5本のビデオの前に邦画の「コンフィデンスマンJP」も借りて観たが、特別面白いとは思わなかった。最後のどんでん返しも今ひとつだ。

邦画でどんでん返しなら、「鍵泥棒のメソッド」や「白ゆき姫殺人事件」や「カラスの親指」の方が、はるかに面白かった。何度観ても面白い。「ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ」は、まあまあで、SFXはすごいと思った。ただ、モスラが中国の昔の言い伝えに出て来るというのが、気に入らなかった。

映画製作に中国資本がまた参入していて、なんでも中国発にしてしまうのではないかと疑ってしまう。本家本元は日本の映画だし、小さい頃から夢中で観てきたシリーズなので尚更だ。まあ、最後は日本が世界に誇る渡辺謙が、美味しいところを持って行ったので、まあいいか。

「ジョン・ウィック/パラベラム」は、キアヌ・リーブスが主演のハード・アクションの映画だ。ハード・アクション映画というだけあって、映画のほとんどがアクションばかりで、アクションには興味のない自分はそこだけ早送りして観た。

あまり内容の無い映画だったが、最後に組織にやられた主人公と同じ立場の男が、復讐をするぞというところ終わったので、次もあると思うので観てみたい。最後の復讐をするところを観ないと、どうもスッキリしない。それにしても、キアヌ・リーブスの最近の主演映画は、同じような役ばっかりだ、この手の専門になったのか。

「X-MEN/ダーク・フェニックス」は、相変わらずのすごい超能力やらパワーやらが飛び交っていて、その中でも宇宙規模のパワーを持つ「ジーン」がすごい。前の作品でも、ジーンはすごいパワーで圧倒的な強さだったが、怒るととにかく、ものすごくて神のようになる。ただ、このシリーズは最初からすごく好きでずっと観ていたが、もうネタも尽きたようで、相変わらずのパターンなので、飽きてきた。次作は、もう無いと思うが。 

「アベンジャーズ/エンドゲーム」は、このシリーズの本当に最後のようで、とうとうタイムマシーンで過去にさかのぼって、過去の悲劇を変えるという話だが、犠牲者が2人出てしまい、最後はしみじみとした終わり方だった。これで、本当に終わりなんだろうかと思い、エンディングの文字がすべて表示され終わった後に、また次に続くような画像が出ないだろうかとずっと観ていたが、出なかったので本当に最後なのだろう。

元々、SFが大好きなので、こんな歳になってもこんな映画を楽しみにして観ているが、いつかもっと驚くようなSFが出て来ないかなと期待している。しかし、もう話が出尽くしたようで、もう無理かな。でも、もうそろそろ自分もあの世に逝って、SFよりももっとすごい世界を体感することになるのだろうから、SFもこんなところでいいところなのかもしれない。

「医者を選ぶのも、寿命のうち」

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今回の歯科医が新しい建物に移る前は、治療方法の希望を書く用紙を一番最初の診療前に書かせたので、これが本当だと感心していた。更に、治療する前や治療の途中でも治療の説明を詳しくしてくれたので、信頼できると思ってずっと通っていた。しかし、新しい建物を建てて移って来てからは、前述の用紙に書かせることも一切なくなり、建物の費用を回収するためなのか、まったく違う歯科医になってしまった。

歯科医だけではなく、普通の医者でもそういうことはあって、もう10年くらい前になるが、糖尿病と高血圧の治療で、市内に新しくできた個人病院に通っていたときのことだ。先生は40代くらいの活気あふれる人で、元は大きな病院に勤めていたらしい。

この先生は最初は対応も良くて、話もよく聴いてくれるいい先生だったが、1年くらい通っていても、高い血圧が一向に下がらず、それどころか少しずつ上がっていった。薬の量がどんどん増えて行き、かなりの量になったので不安になっていた。

この先生は、「どこも何ともないですか?」と診察のときに必ず聴くので、少しでも「ちょっと風邪気味で」とか「足が少し痛くて」とか言うと、間髪入れずに「それでは、薬を出しておきましょう!」と言って、すぐ処方箋を書くので、毎回、薬が増えて行き、大きな袋2つくらいの膨大な量になって行った。

それで、段々と「この先生には、どこが痛いとか、うっかり言えないな」と思うようになった。そして或る時、先生に「これから運動とかして頑張れば、薬の量も減らしたり出来るんでしょうか?」と、当たり前のことを聴いた。すると、先生の顔色が急に変わって、「そんなことを考えたらダメですよ!きちんと薬を飲まないと!」と怒り出したので、驚いてしまった。誰も、薬を飲まないと言っている訳ではない。

そのときから、先生に対して不信感を持つようになった。そして、この病院に隣接する院外薬局で薬をもらっていたが、そこで働いているオーナーが、この先生の兄弟だということを知った。この院外薬局では一度、薬の量を間違えて出され、それに自分が気づいたが、この間違えた量がかなりの量で、もしそのまま飲んでいたら大変なことになっていた。そんなことは、今まで初めての事だった。

そんなこともあり、この病院の先生は兄弟の院外薬局に少しでも儲けさせるために、ドンドン薬を出しているのではないかと思うようにもなって、この病院に行くのをやめた。その後に、札幌市内の大きな病院に行くと、案の定、重複していて意味がないと言われて、薬を大幅に減らされて半分になった。まったく、ひどいもんだと思った。

しかし、血圧は相変わらず高いままで変わらなかった。そのときに、NHKテレビの「ためしてガッテン!」を観ていたら、「薬をいくら飲んでも血圧が下がらない人は、副腎から出る過剰なホルモンの量が原因の場合がある」と言っていたので、その検査をやってもらったら、やはりそれだった。

それから、その薬を毎朝2錠飲んだだけで、すぐ血圧が劇的に下がり正常値になった。薬も大幅に減った。それから10年近く、現在も正常値のままだ。そんなことがあったので、医者を選ぶのも大切だし、自分で色々と調べることも大切だと思うようになった。今回の歯科医にしても、同じことだと実感している。

「どうなるの? 虫歯の治療」

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今通っている歯科医は、どうも納得いかないことが多い。今の治療が終わったら、次にまた歯科医に行くようなことがあったら、今度は別の歯科医にしようと思っている。虫歯の治療に来たのに、なんの説明もなく神経を抜かれて、土台を作るとか言われて、そして新しいブリッジまで作っている。何度もいつ終わるのかと聴いたので、最短で2回ということで、何とか今月中には終わりそうだ。

ただ、最終的に治療費がどれくらいになるのか非常に不安だ。今回の会計は約7千円だった。そして次回は1万6千円前後になると言われているので、最終的にトータルで4~5万円になりそうだ。大変だ。

実際にそれくらいの治療が必要で、治療費もかかるのなら最初からそれをきちんと説明してくれたら問題はなかった。しかし、その説明もなしで勝手に進めていくのだから、詐欺のようだと思うのも仕方ない。毎回変わる先生達に「いつ終わるのか?」と聴くと、一様に渋い顔をして歯切れの悪い答えが帰って来るので、なにか聴いてはまずいことだったのかと思ったりした。

歯科医は競争が非常に激しいようなので、なんとか生き残るためには、少しでも長く引き留めて治療をさせて、少しでも治療費を稼がなければならないのだろう。まして、この歯科医は、新しく建てた建物に移ったばかりで、数十人の先生とアシスタントも抱えている。他の歯科医では、高額なインプラントばかりを熱心に勧めるところもある。しかし、それらは本来の医者の、あるべき姿とはかけ離れているのではないか。

今通っている歯科医は新人も多いようで、その新人がレントゲン撮影もしていて、最初の頃は1回の治療で4回もレントゲン撮影をしたことがあった。本当は2回の撮影のはずだったが、若い女性のアシスタントが撮影をする度に、近くにいるベテランらしい女性に「これでいいですか?」と見てもらい、もう一度撮り直しということが2度あった。レントゲンの被爆もなにもあったもんじゃない。

仮歯の取り付けや歯茎のチェックなどもアシスタントがやるが、同じようにベテランの人に途中で何度も確認したり、最後のチェックをベテランの人が替わってやったりと、人の入れ替わりが多い。3人替わったこともあった。そういえば、上の歯の型をセメントのようなもので取ったときも、新人が失敗したらしくて、ベテランが後で、何だかなんだ言って、やり直したこともあった。俺は練習台なのかと思った。

いくら、歯の治療のことに詳しくない自分でも、相手の動揺や誤魔化そうとしている感じは何となく分かるものだ。いくらなんでも、ずっと練習台になっているわけにはいかない。金を払っているのだし、もういい加減にしてくれと思う。この歯科医は、新しい建物を建ててキレイになり、設備も新しくなり、治療も早いが、古い建物に入っていたときとは、治療の内容は別物になった。経営者が、変わったのかもしれない。

新たに江別市内の歯科医を調べていたら、レビューで「ここの先生は話をよく聞いてくれて、治療方針や治療期間や費用などを詳しく説明してくれる」というところが2箇所あった。そう書いているということは、やはり患者は、そういう歯医者を求めているということだ。

この2つの歯医者の先生は、1人か2人で、アシスタントも2~3人の規模だった。これくらいのところが、人件費も維持費もそれほどかからないので、いいのかもしれない。とにかく、今の歯医者は少しでも早く終わらせたい。一体、最終的にどれくらいの金額になるのだろうか。

「米国ドラマ、“ナチ・ハンター”」

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Amazon PrimeVideoの無料の映画や、TVドラマをずっと観ているが、無料で色々な映画を観れるのはいい。もちろん数は限られるが、料金を払えば他の映画も新作も観られる。今のところは、無料のだけを何本も観ている。

今回は第2次世界大戦時にナチスに虐待されたユダヤ人が、残虐な行為を行ったナチスを探し出して復讐する話だ。第2次世界大戦が終わり、ナチスドイツが降伏したときに、米国政府はナチスの科学者や医者など、米国にとって役に立つナチス関係者、そしてその家族を米国内に密かに入国させて、ずっと米国のために役立たせていたという。その数は、なんと数千人になるそうだ。

当時、米国はソ連と敵対していて、核や宇宙への進出も争っていたが、そのためにもナチス時代にVロケットを作っていた科学者“フォン・ブラウン”の力が必要だったようで、本人とそのスタッフ、そしてその家族を招き入れた。アメリカがその後ソ連と競って、最初に月に行った「アポロ計画」で大きくリードしたが、その主導者がフォン・ブラウンだった。

さらに、米国は収容所で人体実験をやっていた医者達も招き入れたそうだ。米国がそうしなくても、恐らくソ連もそうするだろうと思い、我先にということなのだろうが、それにしても表向きはナチスの非道を非難しながら、裏では好待遇で自国に数千人も迎い入れていたのだ。

そのことが最近、明らかにされて、こうして米国のテレビドラマでも題材として、公に放映されたことに驚く。迎い入れた多くの戦犯であるナチ党員は、別の名前と経歴を米国政府から与えられて、今も米国内で生活しているそうだ。その数は、現在は当初の数千人からまだまだ増えているだろうし、すっかり米国市民として生活しているのだろう。

前置きが長くなったが、その米国内に居る元ナチスで残虐な行為をした者を狩るユダヤ人のチームが、「ナチ・ハンター」だ。話の内容は、ほとんどが脚色したものだと思うが、最近このドラマの一部の内容に、迫害されたユダヤ人の会が「事実と異なることがある。ドラマの中の一部の虐待は、実際には無かった」とクレームをつけたそうだ。

「事実を知ってもらうことは大切なことだが、架空のことを付け加えるのは、真実まで歪めてしまう」というようなことだったが、架空のことまで付け加えて騒ぎ立てる、某国の被害者団体とはえらい違うと感心した。

このドラマは、シーズン1が終わったところでAmazon PrimeVideoで視聴できるのは終わりで、続きはレンタルビデオで借りて観てくれということらしい。最後のシーンで、大きなどんでん返しがあった。ただ、これも「そんなことあるか?」という感じで、米国のドラマシリーズは、得てしてこういうパターンが多いが、あまりにもやり過ぎる。この「ナチハンター」も今回のシーズン1で観るのを止めた。ただ、面白かったことは確かだ。

「支笏湖の帰りに、また思君楼へ!」

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先般、支笏湖に行った帰りに、女房とまた恵庭市の恵み野にある蕎麦屋「思君楼」に行った。今度は、天ぷらと蕎麦のセットものを頼んだ。女房には事前に「ここの太い麺は、かなり腰があるぞ」と教えていたが、2人ともその太麺を頼み、女房も「やっぱり、すごい腰があるね」と驚いてた。

昼に行ったのだが、店は満員で次から次と客が入って来た。この店は、かなり繁盛しているようだ。前に自分が来た時は、開店間際で時間が早かったようだ。女房が「ここは、コロナ対策は全然ダメだね」と笑って言った。窓を開けていなくて、店内のエアコンを動かしているようだが、これがマズいと言ってた。室内の循環になるので、感染が広がりやすいそうだ。

ということで今回、思君楼はテレビは点けていなく、テレビショッピングも流れていなかったので良かった。注文してから出て来るまでは、やはり結構時間がかかったが、持って来た麺や天ぷらのヴォリュームを見て、待った甲斐があった。味ももちろんそうだが、これも繁盛している理由だろう。美味しかった。自分はやっぱり、田舎蕎麦が好きだな。