オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「レンタルビデオを、また5本観た」

    f:id:yoisyotto:20200703225253p:plain f:id:yoisyotto:20200703225332p:plain f:id:yoisyotto:20200703225629p:plain f:id:yoisyotto:20200703225710p:plain f:id:yoisyotto:20200703225819p:plain

今度は「アリータ/バトル・エンジェル」、「MILE22」、「ライリー・ノース/復讐の女神」、「アップグレード」、「フッド/ザ・ビギニング」の5本を借りて来て観た。今回の5本はすべて洋画だ。前回も今回も、すべて準新作ばかりで、5本で1,000円(税別)というやつだ。従って、準新作ばかりで借りるのは無理もあったが仕方がない。

「MILE22」は緊迫感のあるアクション映画だが、後味の悪い終わり方だったので、自分としては面白くない映画だった。ところで、この映画の主演はマーク・ウォールバーグという俳優だが、この人は若い頃は随分とヤンチャなことをして、警察に25回もお世話になったそうだ。顔を見ると、そんなに悪そうな顔をしていないのだが。

「ライリー・ノース/復讐の女神」は、旦那と小さな娘をギャングに殺された奥さんが5年後に復讐するという、お馴染みの話だ。5年間の間、復讐のために自分を鍛えたということだが、この手のストーリーはかなり多い。しかし、実際にそんな目にあったら、やはり復讐したいと思うだろうし、ほとんどの人がそう思うのだろうから、こういう映画がたくさん生まれてくるのだろう。

同じ復讐でも、さすがは韓国映画だと思ったのを昔、観たことがあった。何人もの子供を誘拐して殺害していた犯人が、何年もずっと捕まらなかったが、実は被害者の親達がその犯人を捕まえて、或る場所にずっと監禁していたのだ。そして、定期的にみんながそこに集まって、縛られている犯人に次々とナイフを突き刺したりするが、決して殺さず生かしておき、そしてまたいつか集まって同じように苦しみを与えるという、究極の復讐だ。こういう犯罪ものの韓国映画は、とにかく重くて過激で暗い。

「フッド/ザ・ビギニング」は、ロビン・フッドの話だ。以前、名監督のリドリースコットが監督して、主演がラッセル・クロウだったのを観たことがあったが、今回も内容はだいたい分かっているが、楽しみだった。迫力もあっていいのだが、戦闘シーンの最中に、ロビンフッドと彼女が何度もイチャイチャして笑ったりして、緊張感が途絶えてしまい、観ていて「そんなことしてる場合か!バカモーン!」とイライラした。中途半端な映画だ。

「アップグレード」は、これもよくあるパターンで、動けなくなった体に特殊なチップを埋め込んで超人のようになり、彼女を殺されたので復讐するという話だ。途中までは面白かったが、神経系統を支配するチップを体内に入れられて、超人のようになるのだが、その体の動きがおかしくて笑っちゃう。よくある超人の動きではなくて、ロボットのように相手の攻撃をカクカクとかわし、カクカクと相手を攻撃するのだが、これが笑っちゃう。決して笑わすためにこうしたとは思えないところが、これまた笑っちゃう。

そして、最後の「アリータ/バトル・エンジェル」だが、この映画は日本の漫画「銃夢」をアメリカで映画化したもので、監督ではないが製作に、あのジェームズ・キャメロンの名前があるので、面白いだろうと思った。この「銃夢」という漫画は、確か息子達が高校生のときに読んでいた。期待した通り、面白かった。自分好みの映画だ。エンディングを観たら、続編もありそうだったので楽しみだ。

ところで、主役は女の子のアンドロイドだったが、その感じを出そうとしているのか、目が異常に大きくてパッチリしていて、まさか元々こんな顔の女優じゃないだろうなとネットで調べてみたら、やはり違った。今回は、この映画が収穫だった。