オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「『神の雫』そして『マリアージュ』』

■株式投資の本はどこへやら

最近、AmazonのFIREというタブレットを買った。そして、そのタブレットで、株式投資の色んな本を読んで勉強しようと思っていた。他にも、息抜きに漫画コミック本を何冊か見ていたが、これにはまってしまって、株式投資はどこへやら、漫画コミック本一筋になってしまった。

Amazonの月に980円で本を読み放題というのにして、その金のかからない対象の本だけを読んでいる。昔、本を買って読んだことがある谷口ジローの「シートン」や「事件屋稼業」も、また読んだ。谷口ジローの書いたものは、だいたい読んだが、どれも内容が濃くて大好きだ。

そして次に読んだのが、「『神の雫』亜樹直著」だ。ワインについての漫画だが、これが当初は、ワインについてのウンチクがすごいのと、その味の表現がそこまで広がるのか、という展開に付いていけなくて、ほとんど飛ばし読み状態だ。今もそんな感じで読んでいるが、それでも段々と面白くなってすべて読み終わった。

 

           

■おおおおおお!

『神の雫』全15巻を読み終えて、今はその続編の『マリアージュ』全26巻も読み終わった。それにしても、毎回、よく色々なストーリーを考えるなあと感心する。『神の雫』は、ワインだけでは、話が行き詰ったのだろう。『マリアージュ』は、料理とそれに合うワインの話になっている。ただ、エンディングが今一つだったな。

「美味しんぼ」も以前にほとんど読んだが、味の表現がすごくて、よくこんなことを毎回言えるなと感心したが、この『神の雫』と『マリアージュ』は、それどころじゃない。スケールが半端じゃない。異母兄弟2人が毎回対決するのだが、兄ちゃんの方が少し狂気になって、「おおおおおおおお…」と何度も叫ぶ。そして、ワインのストーリーを展開するのだが、これがすごい宇宙規模のスケールだ。大妄想大会だ。

自分も今度、友人U氏とラーメンを食べに行ったときに、「おおおおおお…!」と叫んで、そのラーメンのストーリーを語ってみようか。U氏はその横で、黙々とラーメンをすすり「サッサと食べねえと、麺が伸びるべ」とつぶやく。 それにしても、毎回のことだが、面白い漫画や小説を読み終わると寂しいもんだ。