オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「『星を継ぐもの』を読みたい!」

■漫画版を読んでみたい

ネットで、昔のSF小説「『星を継ぐもの』ジェイムズ・P・ホーガン著」」というのがすごく面白いと書いてあったので、図書館で借りてみた。しかし、これが40年前に出版されたときのボロボロの文庫本で、ページが濃い茶に変色し、字もかなり小さくて、とにかく読みづらい。読むのを断念した。年寄りには無理だ。

もっと、キレイな中古本があるかとAmazonで探したが、新版が出たばかりのようで、中古本は新品くらいの価格だ。あきらめていたら、なんとこの小説の漫画版が出ていた。しかも、これを書いた漫画家は「星野之宣」という人で、そういえば昔からよく見ていた絵に覚えがあった。この人が描くなら、面白いだろう。漫画版だと読むのが楽でいい。

Amazonで調べてみたら全部で4巻もあって、4巻セットだと5,500円もする。古本で買って揃えても、4,000円以上する。今の自分には高過ぎる。2箇所の図書館の在庫をネットで検索してみても、この漫画版はなかった。小説も、今回借りた図書館のものだけだった。

 

 

■久々の当りのSFか?

漫画は昔から大好きだが、もう読みたいと思うのがなくてあきらめていたので、これは久々のヒットかとワクワクした。古本屋のブックオフの各店を巡って、探してみようかな。セットで揃っていなくても、各店を巡って1冊ずつでも揃えていこうか。 この「星を継ぐもの」のあらすじを、借りてきた文庫本の前書きから抜粋すると、

「月面調査隊が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。すぐさま地球の研究室で綿密な調査が行われた結果、驚くべき事実が明らかになった。死体はどの月面基地の所属でもなく、世界のいかなる人間でもない。ほとんど現代人と同じ生物であるにもかかわらず、5万年以上も前に死んでいたのだ。謎は謎を呼び、一つの疑問が解決すると、何倍もの疑問が産まれてくる。やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見されたが…」。

ラストは、あっと驚く展開になっているらしい。こういうのが大好きなので、読みたくて仕方がない。新版の文庫本でも買って読んでみようかと思うが、880円もする。今は節約してるから、もう少し待ってみるか。古本屋も見てみよう。

ということで、なにか面白いSF映画を急に観たくなった。過去に2回も観ていたが、Amazon videoで無料のリドリー・スコット監督「プロメテウス」を観た。リドリー・スコット監督の作品は、どれも期待を裏切らない。この「プロメテウス」は、エイリアン誕生の謎を解き明かす作品になっている。しかし、3回目だけど、何回観ても面白いな。