オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「罵声の嵐!」

■テメー!コノヤロー!ふざけんなー!

先々週のマンションの出番のとき、朝9時頃に本社の担当者から電話が来て、8階の〇〇〇号室の部屋に行って、下の階で漏水があるので、部屋で漏水がないかどうか聴いてみてくれとのこと。行ってみたが、ほとんどがそうだが留守で、ドアフォンを3回ほど鳴らし、ドアを2回ほどノックし、ドア越しに呼びかけたが、シーンとしている。

留守だと担当者に電話したら、取りあえずこの部屋の水の元栓のバルブを閉めてくれと言う。そして、昼過ぎにまた訪ねて、いなければ文書を書いてドアに挟んでくれと言う。朝仕事に出かけて、夕方帰って来る人が多いので、そんなことを今まで何度もやっていた。

そうして管理人室に戻り、文書も書いて昼からまた行こうと思っていたら、管理人室のドアをドンドンと叩く人がいた。出てみると、小柄で高齢の男性がひきつった目で「〇〇〇号室の〇〇だが、水道の元栓を閉めたのか?」と怒ってる。「ハイ。そちらの部屋に行って…」と言うやいなや、「勝手に水を止めるバカがいるかー!テメー、コノヤロー!ふざけるなー!」と怒鳴り始めた。

 

          

■また俺に聴いて来いと

説明しようとしたが、こちらの話は聴かないで怒鳴りまくってる。謝るしかないので、ひたすら「すみませんでした」を繰り返した。そして、「まず、給水バルブを開きに行きます」と言って、この人と一緒に8階まで行ったが、その間ずっと罵声の嵐。ひたすら謝るだけだったが、すぐ担当者に電話させますと言った。

実はこの人、本社に何度か電話したそうだが、担当者から電話が行かなかったらしい。本社の受付の女性が、担当者に何度も電話したが出なかったようだ。担当者は忙しい人なので、電話しても出ないことが多い。今回も出先だったようだ。それで、管理人室に戻ってから何度も担当者に電話したら、やっと通じたので事の次第を話した。

そしたら、「何度か本社から自分にかかって来た電話が、そうだったんですね」と言う。そして、「実は…私の方から電話したいのですが、電話番号が分からないんです」と言う。「え…」と、自分が黙っていると困っている。仕方なく「僕が聴いて来ますか?」と言うと、申し訳なさそうに「相手の興奮が治まった昼からでも行って、聴いてもらえますか?」と言う。でも、すぐ電話しないとマズいだろう。

        

        

■もー、勘弁してくれよ

それで仕方なく、電話が終わるとすぐ行った。ドアホンを鳴らすと、ムッとした顔をしてオジサンが出て来たので、「担当者に電話が通じて、すぐ電話するということだったんですが、電話番号が分からないと言うので、誠にすみませんが、教えて頂けますか?」と言った。また怒鳴られるかと思ったが、「まったく、ろくに飯の支度も出来ねーな!」とブツブツ言いながら、教えてくれた。

ひたすら謝っていると最後にニコッと笑って、何か言った。何を言ったか聞こえなかったけど、少し機嫌が直っているようだ。早速、担当者に電話番号を教えて、機嫌は少し良くなったようですよと言ったら、担当者もビビっていたから、少しホッとしたようだった。確かに、担当者も何度もこんなことがあっても、なかなか慣れないだろう。まして、担当者はまだ20代だ。

あ~、これでひとまず終わったと思った。すると翌日、この人がまた、午後4時頃に管理人室のドアをノックして来た。午後3時に来ることになっていた水道業者が、午後4時になってもまだ来ないと言う。「飯の支度も出来ない」と。「も~、勘弁してくれよ~! また、この人、怒り狂うぞー!」と思い、ヒヤヒヤだ。

         

■管理人はエテ公じゃ、なーい!

それで、「えー、まだ来ないんですか!まったく、何やってんだー!何も出来ないじゃないですかね!まったく、何やってんだよー!」と自分への怒りをそらせるように言った。すると、「いや、いいんだ。管理人の責任じゃないからね」と優しく言う。しめたと思ったが、ここで調子に乗ると、「こいつ反省してないな」と思われて、またぶり返されることがあるので、ひたすら低姿勢で。

すぐに担当者に電話して、担当者が業者に連絡して、また担当者からこの人に連絡したようだ。担当者も焦っていた。その後、どうなったかは分からないし、知りたくもない。 この翌日、今度は入居者の高齢のオバンにまた罵声を浴びせられ、頭に来て、もらったバナナを返して、2度と寄こすなと言った。エテ公じゃあるまいし! @(/ェ・o)@ ウッキ

ロト7で大金が当たったら、サッサとパートの仕事を辞めて、のんびりと国内旅行でもしたい。