■担当者に疑われてるのか?
ここ最近、担当者から昼休みに何度も電話が来るようになった。今まで昼休みに電話が来ることは、緊急時以外はまずなかった。それも、いつも恐縮して「昼休みにすみません」と言っていた。それが、大した用事でもないのに、何度も昼休みに電話が来るようになった。 なにかが、おかしい!
それと最近、終業時間の17:00ピッタリに、担当者からラインが2度も来た。自分は、終業時間の数分前から帰る準備をして、スマホ画面の時刻表示でカウントダウンし、17:00ちょうどになると「もう、こんなところに用はない!」と言って、サッと帰る。だから17:00にラインが来たときに、まだ管理人室に居ることもあるし、居ないこともある。
1度目は、帰る車の中で気づいてすぐ返信した。2度目は、気づかないで家で夜7時頃に気づいて返信したが、それ以降、翌日もずっと既読にならなかった。「あいつは、キチンと勤務時間を守っているか?」と昼休みに電話を寄こし、管理人室に居るのを確認しているのか。そして、終業時間の17時ピッタリにラインを寄こして、今度は終業時間まで管理人室に居るのかと。 俺を疑ってんのか?
■労働者の当然の権利?
自分は以前にも1ヶ所のマンションの管理人をやり、その前には2ヶ所の老人ホームの受付もやったが、雇用する側によって、昼休みの考え方が異なる。老人ホームのときは、昼休み時間の食事は、受付のすぐ近くの机ですることになっていた。昼休みの間もずっとそこに座っていて、受付に誰かが来たら対応していた。休憩であって、休憩でないようなものだ。
それはいいのだが、問題は1時間の昼休みの休憩時間が、給与計算に含まれないことだ。午前9時から午後5時までの勤務時間だと8時間勤務だが、それから昼休みの1時間を引くところと、引かないところがある。その老人ホームや今の職場は、昼休みの1時間を引かれて、1日7時間で給与計算される。
その老人ホームでは、当時の同僚が元労働組合の役員とかで、我々には昼休みは1時間認められていて、その分が給与計算されていないのだから、好き勝手に出かけても、何してもいいと言った。「我々には当然、その権利がある!」と。 彼は昼12時になるや否や、市内の馬券売り場に馬券を買いに飛び出して行き、13時ギリギリに戻って来ていた。 翌年、彼は首になった。
■昼休みの給与は、会社の考え方
確かに、昼休み時間でも面会や用事で来る者もいるから、マンションや老人ホームの受付には、常時、誰かがいて対応した方がいい。それは分かるが、勤務時間からその分が引かれて給与計算される、というのが疑問だ。しかし、我々高齢者の勤め先は少なく、「嫌なら来るな」と言われてたらそれまでだから、従うしかない。
この前は、警察が自転車盗難の件で、管理人室にある監視カメラのビデオを観に来た。昼12時少し前に来て、帰ったのは12時45分だ。一生懸命、画像を観ている警察官を前に、狭い管理人室で自分だけバクバクと飯を食うわけにはいかない。「早く帰らんかな~」と思いながら待っていた。それで、帰ってから1時間の昼休憩を取った。担当者もそうしてくれと言っているからだ。
入居者から水漏れの電話が本社に入ると、担当者から昼休みでも指示が来て、その入居者の部屋に行って話を聴いたり、時には部屋に入って水漏れの状況を撮影して、本社に送ることもある。いずれにしても、その職場によって昼休みの時間の給与をどうするかは、それぞれの会社の考え方によるようだ。
■国の方針で、統一しろ!
今まで受付の仕事で、昼休みの時間も勤務時間としてみてくれたところもある。こちらにしてみたら、昼休みの時間も給与計算に含めてくれると、大いに助かる。自分の今の週3日の勤務だと、月に1万2千円も多くなる。今までと同じだけ働いて、それだけ増えるのは嬉しいことだ。その分で、孫達に御馳走したりできる。
国から「昼休み時間に受付している場合は、勤務時間として計算する」と指導して、統一できないものか。統一教会と癒着ばかりしてないで、こっちを統一しろと言いたい。 岸田も財務相とグルになって、庶民から金をふんだくることばかり考えていないで、少しでも庶民が楽になるようなことを考えろ、と言いたいね。庶民の生活は、大変なのだ。