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還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「話が違う!パートの仕事 その2」

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朝8時30分から午後5時30分までの勤務時間ということで勤めた職場では、パートの女性リーダーとパートの女性と自分の、3人1組で仕事をしていた。初出社は、始業時間の8時30分の15分前の8時15分に職場に着いたが、他の2人はもう既に働いていたので驚いた。「何時に来て働いているんですか?」とパートの女性に聴いたら、「リーダーが、朝8時には仕事を始めているので、仕方なく私も8時前に来て働いているんです」と言う。それで自分も仕方なく、翌日から7時50分に出社して、朝8時から働くことになった。

面接の時に男性職員2人と話しをした時も、求人票では午前中と午後の休憩時間が15分ずつとなっていたが、実際に働いてみたら、いくら待っていても午前中の休憩がなく、とうとう昼休みも12時半頃になった。いったい、いつになったら休憩や昼休みがあるのか不安で仕方なく、ずっと立ちっぱなしの作業で防護服のようなのを着ていたので、窮屈だし、腰も悪い自分にはすごい苦痛だった。

12時半頃にやっと昼休みになったので、それから食事をして13時半まで休憩かと思っていたら、何と13時からまた仕事が始まった。30分間の昼休みだった。そして午後の休憩も4時頃にあり、その後、終業時間の17時半になったが、仕事を終える様子がまったくない。そのうち18時近くなったので、思い切ってリーダーに「17時半で終わりじゃないんですか?」と聴いた。

すると、驚いた顔をして「上の人に聴いてきます」と厳しい顔をして、隣の事務所に行った。少ししてから、若い男性職員がやってきて「もう いいですよ。帰って下さい」と自分に言うので帰ることにしたが、残りの二人はそのまま仕事をしていたので、すごくバ ツが悪かった。リーダーも、ムッとした顔をしていた。

それがその後も続いたが、時間がまちまちで、一定の時間で休憩がないと腰も痛くなるし、体力もない自分にはかなりしんどく、何度も立ちくらみはするわで、体がもたないと思って、勤めて2週間ほどだったが辞めることにした。そしたら、もう一人のパートの女性と2人になった時に、その人が「全然、最初聞いた労働条件と違うんですよね。私もこの後、すぐ辞めようと思っています」と言ったので、やっぱりなあと思った。

その後、ハローワークに行った時に馴染みの担当者にその話をした。「求人の内容と、全然違うのがありますよね?」と言うと、「そうなんですよ。この前なんか、お蕎麦屋さんの事務員で入ったのに、すぐ出前の配達をやらされた人もいたんですよ」と笑って言う。そんなことは、普通にあるようなことを言ってたが、ハローワークもそんなことでいいのかなあと疑問に思った。

自分の知っている50代の男性も、数年前に本州の会社に事務員の仕事で採用されて行ったら、1ヶ月くらいで地下室にあるボイラー係をやらされたと聞いたことがあった。覚悟を決めて本州まで行ったから、簡単には帰って来れないと泣いていたらしい。もう一人、本州に家族で行って勤めたが、当初の話と大幅に違うことをやらされて、今さらもう北海道には戻れないから諦めた、という人の話も知人から聴いたことがあった。こんな話は、まだまだたくさんあるのだろうと思う。