オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「ガスが、出~る出~る」

■マーフィーの法則

先の記事で、ヨーグルトを食べているせいなのか、ガスが異常に出てひどかったと書いた。実際、四六時中、ガスが出まくっていた。仕事のときなど、マンションの最上階の廊下からモップ掛けをするが、歩きながら「ププププ…」と出続けて、たまに大きな音で「ブー!」と出るのでヒヤヒヤしていた。

臭いはそれほどでもないと自分では思うが、本当はすごく臭ってたりして。 時々、非常階段のドアを開けて外に出て、思い切りガスを出すこともある。それが、エレベーターで下の階に移動するときにも出そうになることがあり、この密室では誰か乗って来たら大変だと思って我慢する。臭いに気づかないはずがない。

普段は、朝9時半頃から掃除を始めるので、入居者は出かけていたりして、ほとんどエレベーターで一緒になることはない。そう思ってはいるが、しかし、そういうときに限って誰かが乗って来たりするものだ。管理人室でトイレに入っているときに限って、入居者や業者の人が用事でノックをしてやってくる。こういうのを、マーフィーの法則と言うようだ。

       

      

 

■ガス爆発!

いつも傘を持って出かけているのに、傘を持たない日に限って雨が降るという法則だが、自分はこれをすごく信じている。というか、そんなことが実際に多くあった。だから、悪いことは出来ないということにも繋がっている。手抜きがなかなかできない性分なのは、これもある。珍しく手を抜いたときに限って、上の者に見られたりする。

ガスについては今まで、色々なことがあった。以前にも書いたことがあるが、若い頃からガスが溜まりやすい体質だった。学校を出て勤め始めてすぐのとき、室蘭市にある役所に入札の仕事に行かされたことがあった。朝早くから午前中まで、多くの人の中で緊張していたので、当然、ガスを出すわけには行かず、かなり溜まって苦しかった。

やっと昼に仕事が終わり、近くのビルにあった食堂に入った。広い店内で、客は誰も居なかった。カウンターに座ったら、奥から店員が出て来て注文を聴いて、また奥に入って行った。これは、我慢していたガスを放出するチャンスだと思い、「ブリブリブリ~!」と爆音で、思い切り立て続けに出した。ガス爆発だー!      

      

      

■ガスには苦労したでがす

すると、なにか視線を感じたので、左前の方にある入口を見ると、のれんをかき分けて目を丸くし、こちらを見ていた中年男性の姿が目に入った。唖然としたのか、固まっていた。大きなガスの音に驚いたのか。これはまいったと、さすがにあせった。

それで、よくある手で、椅子を前後左右に動かして、床に擦れた音だと思わせて誤魔化そうとした。しかし、何度も尻を前後左右に動かしても、椅子はびくともしない。それで、下を見たら椅子の鉄製の足は、コンクリートの床に埋まって固定されていた。「あ~あ」と観念した。

それから、続々と客が入って来た。最初の人にはバレたが、まさしく「危機一髪(一発)」だった。10発くらいか! ということで、若い頃からずっとガスには苦労している。腸活で動物性ヨーグルトを食べるのをやめたら、ガスが以前ほど馬鹿みたいに出なくなった。これで、腹の調子も体調も良くなってくれると嬉しいのだが。