オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

汚い話で恐縮ですが」

この記事は汚い話なので、食事中の方やこういう話が苦手な方は、読むのをご遠慮ください。それでですねえ~、その汚い話というのは「痰 たん」のことなんです。これは自分が父親から代々引き継いだ体質というか風習で、恐ろしいことに父親とすっかり似てしまいました。

自分が中学生の頃までは、両親と田舎でずっと一緒に住んでいましたが、父親が非常なヘビースモーカーなことや、鼻も悪かったようで、頻繁に痰を出していました。それで、たまの休みに皆で車で出かけるときなど、何度も運転中に窓を開けては痰を外に「クワ―!ペッ!」と吐き出すのです。

あるときなど、その後ろの後部座席に座っていた自分が窓を開けていたので、それが入ってきたことがありました。「ウェー!」と大騒ぎでした。母親は、そんなことを見ては、「お父ちゃんは、シンガポールに行ったら死刑だね」とよく言ってました。

 

   

自分も、そんな父親が汚くていやだなあとずっと思っていましたが、自分が結婚してから1人で車を運転しているときに、何気なく運転席の開いていた窓から、「クワッ!ペッ!」と痰を吐き出していたのです。「あ?親父と同じことを!」と思いました。小さい頃からずっと見ていたからなのか、DNAなのか?

自分も鼻が悪いのとアレルギー性鼻炎で、頻繁に鼻をかむのですが、鼻汁が頻繁に喉に流れてくるので、それを毎回ティッシュに取って捨てています。それが、車の運転をしているときは面倒なので、窓を開けて「ペッ!」と外に吐き出すと、その楽なこと。 もちろん、対向車や後ろに車がいないことを確認してからです。

当分それをやっていたのですが、その内、風の吹き具合などで吐いた痰が戻って来て、服にベットリ付いたことが何度かありました。そして、車を降りて後部ドアのボディを見たら、今まで吐き捨てた痰の跡がべったりと残っていたのです。これは、ちょっとマズいなあと思って、それからはまた、ティシュに毎回取っています。

ただ、車に乗らないときも、1日にだいたい30~40回はティシュに取って捨てているので、ティッシュもかなり使います。それで、何度も使ったり、時にはトイレットペーパーで代用したりもしています。倹約をしなければなりませんからね。

 

       

昔、勤めていた会社の人で、自分より20歳ほど年上でやはり鼻が悪くて、頻繁に喉に鼻汁が垂れてくるという人がいました。その人は「俺が肝臓が悪くなったのは、喉に垂れてくる鼻汁を出さないで、そのまま飲んでいたからだ」と言っていました。それから、自分も必ず出すようになりました。その人は肝臓が悪くなり、数年後に亡くなりました。

自分の父親の名前は「ただし」ですが、「痰出し たんだし」だなと1人で笑っていましたが、自分も同じようになりました。こんな汚い話にお付き合いいただき、ありがとうございました。