オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「冬の温度調節は、女房との闘い」

とうとう初雪が降って、昼間の気温も5度以下になり、寒い冬がやって来た。今回は、節約の鬼と化しているので、毎冬かなりの金額になる暖房費をいかに減らそうかと考えている。我が家は全室パネルヒーターで、とにかく一番熱を奪う窓の防寒対策を考えた。

すでに、自室の4か所ある窓には、断熱用の透明のビニールシートを貼り付けた。後は、かつての子供達の各部屋の窓にも、厚い半透明の断熱用ビニールシートを貼り付ける予定だ。それに、自分も今年からは、家でも厚着をするつもりだ。

女房が住みついている居間は、断熱とは言えない隙間だらけの窓ばかりだが、そのままにしてる。女房は暑がりで、しかも、何も言わず勝手にボイラー本体のつまみを動かし、時には電源を切ったりする。居間のパネルヒーターのつまみで調節しろと何度言ってもやらない。とにかく、人のことなど一切考えない。

 

         

それで、こちらも「目には目」ということで、居間のソファの後ろにあるパネルヒーターのつまみを、女房に分からないように下げる。時には、居間の窓を気づかないくらい、わずかに開けたりする。それからは、女房は暑いからと勝手にボイラー本体の目盛りを下げたり、切ったりしなくなった。絶えず、暑くない状態になっているからだ。

そこまでやらなきゃならないというのも情けない話だが、そこまでやらないとダメなのだ。自分は糖尿病もあるので、風邪をひくと治りにくいし、高血圧の持病もある。高齢になった今は体力も衰えて、とにかく「風邪を引くと大変なんだ」と女房には何度も言っているのだが、一切、お構いなしだ。

だから、そっちがその気なら、こっちもその気でやってやるということだ。ということで、冬季間の温度設定は女房との闘いになる。ただ、世間の夫婦でエアコンの温度で揉めるという話は、よく聞く。片方が暑がり屋や、寒がり屋の場合は闘いになるのだろう。