オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「家中、ワックスがけ」

週4日の休みのときに、少しずつ我が家の階段や手すり、そして各部屋のワックスがけをしている。一気にやると大変なので、少しずつ少しずつ、日数をかけて無理しないようにやっている。今回の休みには、階段の手すりと2階の各部屋のドアをやった。

この、階段の手すりが大変だった。家を建てるときに女房の希望で、洋風な家でこんな手すりにしたのだけど、入居した1年くらいは拭いたり、ワックスをかけていたが、その後はやらなくなった。なんでも長くて2年で飽きて、見向きもしなくなる。

たまに誰かが来る前に自分も手伝わされてやったくらいで、ここ5年以上は拭きもしないので、ホコリも溜まっていた。すすけている手すりを見て、これはイカンと思い、ワックスがけをすることにした。洋風の手すりで、1本ずつ拭かないとならないので、すごく大変だ。  

       

まったく、「手入れもろくにしないなら、こんな面倒臭いのにするな~!」と思うが、今更言ったところで仕方ない。例の如く、女房の後始末だ。女房に自分が掃除をするとか言うと、「後で私がやるからいい。やらないでくれ」と必ず言う。しかし、それでやった試しがない。だから黙って、女房の居ないときにやる。

まず、ワックスで拭く前に、階段の手すりの水拭きをした。これも2日かけてやった。女房が仕事に行っていない夜に、少しずつ休みながらやった。ワックスがけも同様で、今日は手すりの上のところだけとか、下のところだけとか、少しずつやった。

ただ、この少しずつというのがミソで、今日はここまでと決めてやめるが、少し経つともう少しだけやろうと思い、それが終わるとまた、もう少しだけということで、結局、8割方やった。

           

一気にやろうと思うと、なかなかやる気が起きないし、大変だと思ってやらなくなる。しかし、少しずつやっていこうと思ってやると、今度は物足りなくて「もう少し、もう少しだけ」と思ってやる。この心理が不思議だが、これが、なんでもやり続けるコツなのかもしれない。少しずつというのが。

結局、2階の手すりと2階の各部屋のドアのワックスがけは全て終わった。これが、渋く輝いてすごくいい。写真の画像は、ワックスをかけた後だが、輝いてるね。階段の踏み板や床は、このワックスを使うとツルツルに滑って危ないので、ここだけは滑りにくい床専用のワックスで拭くつもりだ。

しかし、床に少し垂れたワックスを靴下で踏んだようで、辺りの床がツルツルに滑るようになった。女房もそれで気付いて、「ワックスをかけたの?」と言った。床にかけたと思ったのだろう。転ぶと危ないし、足腰を痛めるので、人だけでなく犬や猫を飼っていても、滑りにくいワックスを使うようだ。

         

次は、1階の各部屋のドアのワックスがけをやる予定だ。それが終わると、居間の床のワックスがけと食器棚などもやる。2回各部屋の床のワックスがけもあるし、まだまだワックスがけは続く。