オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「氷点下5度の我が故郷」

こちらもすっかり寒くなってきて、12~13℃くらいの気温になってきた。朝、テレビの天気予報を見ていたら、道内各地の天気予報をやっていたが、そのときに「全道が11月中頃の気温に下がっています。その中でも、道北のU町は昨日、氷点下5度を記録しています」と言った。

このU町が、自分の故郷だ。最北端の宗谷村から南に約100キロで、車で1時間半というところだ。オホーツク海側の街だと、暖流のせいか冬でも温かいのだが、我が故郷はそこから内陸に入り、山に囲まれた盆地になるので、寒さが厳しくなる。

天気予報で、道内の最低気温と言うときに時々、名前が挙がる。日本歴代最低気温ランキングの5位に堂々と?入っている。-37.9℃だ。1978年2月の記録なので、自分が23歳の時だ。ただ、自分が小さいときに町に観測設備がなかったようで、実際には-40℃になっていたと言われていた。ちなみに1位は、1902年の旭川の-41℃。旭川も盆地だ。

テレビのCMを観てたら、南極の昭和基地の最低気温が-45℃と出ていたが、もうちょっとで手が届くのか? 南極のようなところに住んでたのか、自分は。 

盆地なので、夏も暑くて快適ではなかったけれど、それでも、静かで真っ青な空や自然に囲まれている町が好きだった。自分は故郷には中学生まで居て、高校の3年間は旭川、学生の4年間は東京に下宿していたので、13年間、故郷で生活していたことになる。その13年間は、今思うと夢のようだ。親父もお袋もまだ若く、小さな街も活気があった。

今と違ってテレビもあまり普及していなく、娯楽もそれほど無かったからだと思うが、町内やPTAなどで色々と催し物があって、親も子もみんな参加して楽しんでいた。寒さは厳しかったが、そういう意味では、心が暖まるような思い出が多い。

さて、そろそろ近くのトヨタ・ディーラーに、タイヤ交換の予約をしよう。今から予約しておかないと、予約満杯で遅くなることが多いからだ。今から予約しても、早くて来月中頃のタイヤ交換になりそうだ。いよいよ、長い冬が近づいて来た。