オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「熱中症で搬送された人、北海道が最多!」

「総務省消防庁は29日、熱中症で救急搬送された人が21~27日の1週間で7424人だったと発表した。都道府県別では北海道が935人と最も多く、東京410人、大阪379人と続いた。北海道が最多となるのは、今シーズンで統計を取り始めた5月以降初。猛暑が続いたためとみられる」という記事を、ヤフーニュースで見た。

そして、「全国の搬送者は、前週(14~20日)の7360人から64人増加。65歳以上の高齢者が4164人と全体の56.1%を占めた。搬送後に死亡した人は7人だった」と。 道民は、お盆が過ぎたら涼しくなるので、少しの我慢だと思ってる。だから、暑さ対策もまあまなので、こんなに猛暑が続くとえらいことになる。

実は、我がマンションでもこの暑さで、2人が救急車で搬送されて1人が亡くなった。1人は胸の痛みを訴えて、自分で救急車を呼んだようだ。自分が出勤すると同時に救急車が来て、急いで玄関のドアを全開し、エントランスのドアを開けたままにした。その後、30分ほどしたら救急車に搬送されて行った。

      

もう1人は、その2日後だった。もう1人の管理人のときに、娘さんが管理人室にやってきて、「父の心臓が止まっているから、心臓マッサージをしてくれ!」とパニック状態だったそうだ。ちょうどそのとき、救急車が来たと言っていた。その後、搬送されて何度か息を吹き返したらしいが、病院に着いて少ししたら、心臓が止まって亡くなったという。

この人がどんな人なのか、名前と顔が一致しなくて、ずっと考えていた。すると、先日、その弟さんと親族の方が部屋の物を片付けに来た。そのときに、弟さんと色々と話す機会があり、「兄貴は、ああ見えてもまだ58歳だったんですよ」と言う。その弟さんの顔を見ていて、亡くなった人の顔が段々と思い浮かんできた。

何度か話したことがあって、いつも笑顔で感じの良い人だった。自分よりも年上だと思っていたが、まさか10歳も年下だったとは。そういえば、顔にむくみがあって、弟さんの話では、体が弱くて病気を色々と抱えていたので、老けていたと言っていた。あの人の顔が、もう2度と見られないのかと思うと、なんとも言えない気持ちになった。合掌。

            

と書いていたら、「あれ?あの人と少し前に、隣の棟で会わなかったか?」と思って来た。隣の棟なら違う人だ。亡くなったと思っていた人と、バッタリ会ったらどうする? 「あれ?この前、亡くなったんじゃ?」とは言えない。考えてみたら、似てる人がもう1人いたような気がしてきた。自分は昔から、人の顔の区別があまりつかない。いったい、どっちだ?

それにしても、例の83歳のクレーマーオヤジの元気なこと。毎日、運動のためなのか、1~2回は出かけるが、一番暑かった日は、昼11時半に自転車で出かけて、帰って来たのは夕方5時半頃だという。どこに行っていたかというと、ある情報では図書館にほとんど居たらしい。エアコンの効いてる涼しいところに。 まったく、あのオヤジ、長生きしそうだな。