長男坊と嫁さんが札幌市内の病院に検査で行くことになり、その1歳半になる娘を長男坊の恵庭市にあるマンションで、預かることになった。我が家から、車で40分ほどだ。自分と女房が長男坊宅で、朝9時から午後3時半まで、孫の面倒を見た。
昼飯を食べさせたり、オシメを交換したり、寝かせたり、遊んだりと、ほとんど女房がやった。自分はソファに横になったり、時々孫と遊ぶくらいで良かった。あの女房が、ここまでやるのかと驚いた。孫のことになると別人だな。(女房が、このブログを見ていないことを祈る)
それが、我が家の子供は年子の息子2人だったので、女房は「こんなにおとなしくて言うこともきくので、すごく楽だ」と言っていた。確かに、男の子とは全然違う。女房は、次男坊のところの孫がジイチャン(自分)の方になついているので、長男坊の孫は、なんとか私の方にと思って必死なようだ。
女房がテーブルの上に濡らしたタオルを置いて、トイレに行った。その間、孫は自分と遊んでいたが、突然、テーブルに向かって歩き出し、テーブルの上にある濡れタオルを手に取った。そして、あぐらをかいて座り、片足を持ち上げて、両方の足の裏をそれで交互に拭き始めた。突然のことで唖然としたが、爆笑した。
女房もトイレから戻ってきて、その光景を見て爆笑した。後で、帰って来た長男坊に話したら、最近、そうやって足を拭くようになったと言っていた。それと、お菓子や物を歯で噛んで持ってきて、こちらの手のひらの上にパッと落としたりする。
そんなこともあって、あっという間に、6時間半の孫の預かりは終わった。女房は「すごく楽だった」と言っていた。自分もほとんどゴロゴロしていたので、すごく楽だった。息子と嫁さんが帰って来たら、「ウェーン!」と一声泣いて、そちらに走って行った。泣いたのは昼寝していて、起きて少しぐずって泣いたくらいだ。
孫はすごく可愛くて、その点では自分は恵まれている。しかし、病的と言えるほど心配性な自分は、その分、孫達のことが心配で心配で仕方がない。悪いことばかり考える性格なので、夜、そんなことを少しでも考えると、段々とそれが頭の中で広がっていき、眠れなくなる。
夜も近くで救急車の音が聞こえると、近所に住んでいる孫のところじゃないかと心配になる。以前、気管支炎だった孫が、夜中に呼吸困難で救急車で運ばれたことがあるからだ。もう3年以上前のことだが、今でもサイレンを聴くと心臓がドキドキする。孫が全部で3人いるので、3人分の心配がある。
どんなことでも、良いことがあれば悪いこともあり、逆もしかりだというが、ホントにその通りだな。