オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「テレビを見せていれば、楽だけどなあ」

 

■なんてこったあ~!

次男坊のところの8歳と5歳の男の孫だが、成長とともに段々と自分から離れて行くようで、少し寂しい。この前も、次男坊の家に孫の本やアイスを持って行ったが、ちょうどテレビでyoutubeのゲーム動画を見ていたらしく、次男坊に「ジイチャン、来たよ!」とうながされて、居間から出て来た。

まず上の孫がサッと出て来て、本が入った袋を渡すと「ジイチャン!ありがとう!」と言って、それを持ってサッと奥に引っ込んだ。あっという間だ。次に、下の孫がサッと出て来て、アイスの袋を渡すと「ジイチャン!ありがとう!」と言って、それを持ってまたサッと奥に引っ込んだ。2人とも、モグラ叩きのモグラのようだ。

呆然と立ち尽くしている自分が、「あ・っ・さ・り・し・て・る・ね」とつぶやくと、それを見ていた次男坊が「エヘヘ」と、困ったように笑った。最近は訪ねて行っても、親に催促されて仕方なく顔を出すが、こうしてすぐ奥に引っ込んでテレビを見たり、遊んだりしてる。この前までは、「ジイチャン、大好き~!」とか言ってたのになあ。

この寂しい後ろ姿。 まだ、杖はついていないが、あれば楽だ。

■youtubeのゲーム動画に夢中

我が家に来たときには、色々と遊んで相手をしてやるが、長時間になるとテレビを見せないとクタクタに疲れるので、最近はテレビを見せる。自分達でリモコンを操作して、Amazonプライムの中の子供向けTV番組や、最近はyoutubeのゲーム動画を見ている。この動画を見ると、夢中になって何時間でも見続けるので、途中で何度も休憩を入れさせる。

テレビを見せているとすごく楽で、横になって寝たりできる。今までは女房は仕事で、自分1人でこの孫2人の面倒を見ることが多かった。右手で上の孫と将棋を指し、左手で下の孫とチャンバラをするという具合で、会話もそれぞれ交互に相手するので大変だ。孫が帰った後は、いつも死んだように爆睡した。

ただ、それでも、あのときの方が充実感があった。今度また来たときは、半分以上はテレビを見せないで、以前のように色々なゲームや将棋やオセロやトランプなどで遊んでやろう。ただ、2人は歳が離れているので、同じ遊びをやると言わないので、1人2役をやることが多くなるが仕方ない。これでポックリ逝こうとも、我が人生に悔いなしだ。 

        

 

■テレビを見せないで、どう遊ぶか

テレビをずっと見せるというのは、もちろん目も悪くなるし、なによりも受け身一方になるので、良いことではない。実は、長男坊のところの1歳半の孫娘を預かるときも、録画した子供番組を見せると夢中になって見るので、疲れたら見せてくれと長男坊夫婦にも言われている。ただ、これくらいの歳のときは、子供の番組で色々と覚えることがある。

だから、預かるときは結構、テレビを見せている。しかし、この孫娘は目を離すとすぐ、テレビのすぐ前に行って見てしまうので、後ろに下がって孫娘を抱えて座って見せている。幼児のときに近くでテレビを見せていると、近視になったり、斜視になりやすいという。長男坊はその対策で、テレビの位置をかなり高くすると言っていた。

       

テレビを見せると、すごく楽だ。自分も女房も高齢者だから、孫の面倒を長時間みるのは大変だ。でも、出来るだけテレビを見せないで、退屈させないでどうやって遊ぶことが出来るのだろうか、色々と考える。

孫娘には、絵本を読んでやろうかと考えてもいる。ただ、今までそんなことをやったことがないので、果たしてうまく読むことができるのか不安だ。孫娘に、ジイサン臭い話し方が移って、「それでの~」とか言うようになったらどうしよう。