オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「目のために、ママチャリが欲しい」

 

■歳を取ると、目の病気があるね

先の記事で、インドア派なので家でやることを色々と考えてやると書いた。それが先般、友人Tからラインが来て、前から病院で言われていた「翼状片」という目の病気が悪くなっているので、手術をした方がいいと今回の診察で言われたそうだ。8月の末に日帰り手術をするという。

大変だなと思っていた、その数日後、いつものようにパソコンを見て、本を読んで、合間にテレビを観ていたら、突然、目がおかしくなった。万華鏡で物を見ているように、目の奥がキラキラと何色も光って、ぼやけて見える。それが20分くらい続いた。このまま、治らなかったらどうしようと焦った。

この症状は、以前にも1度だけあったが、そのときは数分で治まった。もしこの症状が、車を運転しているときや仕事中に出たら大変だ。考えてみたら、休日はパソコンにずっと向かい、本を読み、テレビと、目を酷使することばかりだ。外に出るのは買い物くらい。年齢的に、白内障、緑内障、特に糖尿病網膜症にいつなっても、おかしくない。

          

■目のために、少しは外でリフレッシュ!

近々、眼科に行ってみるつもりだが、普段の生活を見直すことも考えてみた。休日は少しの時間でも外に出て、遠くの森や山の緑を見ようかと。 ウォーキングはどうかと思ったが、腰はかなり良くなって来たけど、まだまだ歩きまわるのは厳しい。それで、昔やったように、自転車でその辺をウロウロ走り回ろうかと考えた。

ところが、肝心の自転車がない。以前買ったロードバイクは、とうの昔にリサイクルショップに売った。それにロードバイクは、かなり腰を曲げて乗るので、体の硬い自分には苦しくて、散歩がてらに乗るのはママチャリの方がいい。第一、ママチャリは安い。目のためだから、格好なんて言ってられない。

すぐ安いママチャリを探したが、中古の物でもきちんと整備しているのは、札幌市内でないと売っていないようだ。札幌市内まで自分の小型車で買いに行き、積んでくるのも面倒だ。リサイクルの物だと、整備をきちんとして登録番号とかもあって、5千円くらいから、1万円くらいか。ホームセンターは、一番安いのでも2万円前後する。

     

■安いママチャリが欲しい!

冬季間以外に、休日に短時間だけ外を走り回るだけなのに、1万円も出すのはもったない気がする。第一、後2ヶ月で10月に入ったら、自転車はもう乗れなくなる。雪が降り、路面が悪くなるので自転車は、せいぜい半年間しか乗れない。

今の職場の駐輪場にある自転車の中で、廃棄するのが結構あるようで、毎年、その整理をしている。今回も、全自転車に赤ビニール・テープをハンドルに巻き、使用している者がいれば、そのテープを剥がす。そして、来月の8月15日に赤いテープが貼ってある自転車だけを廃棄することになる。

その廃棄する自転車をもらおうかと考えてもいる。まだ、赤いテープが巻いてある自転車を見たら、結構いいのがある。ただ、来月15日に廃棄候補の自転車をマンションの端に集めて、それから警察が来て登録番号などを調べる。盗難車かどうか確認して、それが終わって初めて廃棄処分ということになる。果たして、良さそうなのが残っているかどうか。

    

■風を切って走る自分の姿

職場の担当者には、もらう許可を得ている。ただ、タイヤがダメになってたり、各パーツがダメになっていて、かえってその修理代で金がかかると馬鹿らしい。それなら、最初からキチンと整備されているリサイクルショップで買ったり、ホームセンターで新品を買った方が良かったということになる。第一、処分するにも金がかかる。

だから、無理してでも1万円くらいで買った方が間違いないのかと、悩む。今は、1万円の買い物をするのも大ごとだ。それでも、目のためにも体のためにも、ママチャリで外に出て、遠くの緑の木や山を見て、日の光も浴びた方がいいのだろう。

颯爽とバイクのように、風を切って走る自分の姿を想像する。腰の曲がった爺さんが、近所をヨロヨロとママチャリで走り回る自分の姿は想像したくない。外見は爺さんだが、心は若いまんま。以前、レンタルのママチャリから降りるときに、荷台に回した足が引っ掛かって2回もひっくり返った。今度は気を付けないとなあ。