オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「皆に、俺のスイカの話をしろ!」

■例のスイカ事件を女房に話した

この前、恵庭市に居る長男坊のところに、女房と2人でまた孫娘の世話をしに行ってきた。車で片道40分かかるので、どうしても二人きりの狭い密室では色々な話になる。普段はほとんど会話らしい会話はないので、最初はぎこちなく、そして女房の愚痴や文句が始まるのをずっと警戒していた。

その内、女房が、息子達が嫁さんをかばって私にひどいことを言うと、話し出した。それまで黙っていた自分は、その話を聴いて「我が意を得たりー!」とばかりに身を乗り出し、「なに言ってんだー!俺なんかなー!」と、次男坊のスイカ事件を話した。「あんなに持ってきて、どうすんの?」と次男坊に怒られたと話すと、女房は唖然とした。(スイカ事件は、以前書いた記事「嫁さんも大事だが、少しはこっちにも…」に詳しく書いてある)。

そして、「えー!ホントー!そんなこと、ホントに言ったのー!」と大騒ぎだ。それで「俺から比べたら、お前のことなんか屁みたいなもんだ」と言うと、「確かに、ひどい!あまりにもひどいー!ひど過ぎるー!」と大声で叫び、爆笑した。人間というのは、自分よりもひどい目にあった奴の話を聞くと、「やったー!」と随分、喜ぶものだな。

       

 

■同じようなことが、オバサン達も

女房は、パートの職場で仲間のオバサン達とそんな話をよくしていると言って、色々と教えてくれた。「私のところなんか、私が遊びに行くと、息子がお茶を出したり色々やるんだよ。息子から後で話を聞いたら、嫁さんが『あんたの親なんだから、あんたがやるのが当然だ』と言っているんだって」と、あるオバサンは嘆いていたそうだ。

また、別のオバサンは「遊びに行くと、その間ずっと息子が洗濯物を干したり、家事をしている」と嘆いていたという。 そんな話が、まだまだあるという。よく、そういうことは「両目で見ないで、片目をつぶって見ろ!」とか言われているが、両目もつぶりたくなるな。

      

■「時代が変わったのだ!」と思うようにしよう

そういう話を聞くと、ウチの方がまだずっといいと思う。ウチの息子達は、率先して家事をやっているし、時代が我々の頃とはかなり違っている。ウチの息子達は、普通にオシメを替えているし、子供にご飯を食べさせたり、食器を洗ってもいる。我々の時代では、考えられないことだ。しかし、それが今の人達は普通になっている。

女性の立場も同等にという時代になっているし、仕事に関してもそういう風になってきている。男だけが「俺は仕事で忙しいんだー!」と威張っている時代ではなくなった。「職場のそのオバサン達に、俺のスイカの話をしてやれ!皆、泣くぞ」と女房に言っておいた。少しでも、オバサン達の慰めになってくれたらいいのだが。

 

 

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