オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「こんな魚、食えるのか?」

また、いつもの海鮮居酒屋に行った。今度は、友人U氏と行った。自分は和定食で、魚は銀鱈の西京漬で、U氏は鯖の味噌煮だった。和定食は880円で、確か、サバの味噌煮は990円だったかな。それにしても、魚は高級品になっていき、まだまだ値段が上がりそうだ。

旭川にいる友人T氏と、この店の焼き魚の話をしていたら、「ホッケの開きが1,000円もするのか!昔は550円か、600円だろ?」と驚いていた。ホッケもニシンも、自分たちの若い頃は、値段の安い大衆魚だった。

かつては、鮭、サバ、カレイ、ニシン、サンマなど、色々な魚を食べていた記憶がある。どれも美味かった。それは自分が中学生までの、実家にいたときの記憶で、お袋の味だ。その時のことを今も思い出して、また食べてみたいと思うようになった。

自分が食べた和定食。魚は銀鱈の西京漬け。

U氏のサバの味噌煮。

しかし、これからは、これらの魚は激減して、食べられなくなるときが来そうだ。その代わり、違う魚が獲れるようになっているということだ。海水の温度が高くなっているので、かつては南方で獲れていたマンボウやシイラという魚も、最近では近海で獲れるようになっているという。南方の魚なんて、美味いのだろうか。

ただ、マンボウは美味だという。食べたら、案外病みつきになるかもしれない。魚は見かけによらぬもの。いずれ、そんな未知の魚がスーパーで売られ、回転寿司にも出て来るかもしれない。「今日は、マンボウで行くか!それとも、シイラで行くか」と。ただ、この魚の写真を載せてみたが、食べたいと思うだろうか?

マンボウ。なんとも言えない、愛嬌のある顔かたち。

            シイラ。怖い顔。しかも金色だぞ。