オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「江別市、といえば?」

江別市といえば、真っ先になにが浮かぶだろう?「大泉洋」か。彼のおかげで、一気に江別市の名前が全国に知られるようになった…、でもないか。北海道出身というだけで、江別市出身なんて誰も気にしないだろう。作家で、直木賞を受賞した「千早茜」が江別市出身だ。出身地は釧路市だが、やはり直木賞を受賞した「桜木紫乃」も江別市に住んでいる。

江別市は元々、屯田兵が作った町だそうだ。屯田兵とは、明治時代に北海道の警備と開拓にあたった兵士と、その部隊のこと。その屯田兵が、江別で最初に入地したところが、まさに今自分が住んでいる地区になる。

昭和40年代以降は、札幌市のベッドタウンとして発達してきた。JRの江別駅からJR札幌駅までは、約25分と近い。面積は、187.6キロ平方メートルで、畑が36%、宅地が11%、田が7%、山林が6.9%の順で、後はその他になっている。人口は119,073人(令和5年3月1日現在)。積雪は、豪雪で有名な岩見沢市が隣なので、比較的多い方だ。    

          

産業は、農業とレンガ造りで、農業では国内小麦の「はるゆたか」という小麦の生産と栽培、そして販売をしている。「はるゆたか」は、他の国産小麦と比べて、グルテン含有量が高く、パンにしやすい珍しい強力小麦粉だそうだ。「はるゆたか」を使ったパンもよく売っていて、食べたことは何度かあるが、違いは自分にはよく分からない。

明治時代から始まったレンガ生産のシェアは、全国の20%になる。名産品は特にない。レンガ餅というのがあるが、知名度は今一つで、一度食べたことがあるが、なかなか美味かった。レンガのように長方形の餅で、色は乳白色だが、ネーミングが今一つなのか。

実は今、江別市の地価は上昇している。それは隣町の北広島市に、日本ハムファイターズのホーム・グラウンド 「ボールパーク」が出来たからだ。そのおかげで、北広島市が全国で1番地価が上がっていて、その隣の恵庭市もそれに続き、そして我が江別市もなんと5位に入っている。これから、まだまだ地価が上がって、土地成金になりたい。         

公式サイトより、画像を借用。

自分は、江別市が気に入っている。都会ではなくて田舎臭いところが、田舎出身の自分には合っている。車で少し走ると、すぐ畑が広がる。北海道は主要な都市以外は、サビれているところが多い。この江別市は、サビれているわけでもないので、これくらいが自分にはちょうどいいかな。