オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「いったい、何が楽しみ?」

長い4日間の休みが終わって、毎週月曜日から火曜日、水曜日とパートの仕事に行く。毎回のことながら、朝、職場に行くのが億劫で憂鬱だ。特に今は、腰の状態が良くないので尚更だ。それなのに、何故行くのか?一番は金のため。収入がないと、生活できない。そして、二番目は健康のため、そして三番目は、心の健康のためだ。と、何度も何度も自問自答する。

午前中の掃除は、腰が痛くて体調が今一つの自分にとっては、かなり辛い。だが、これがいい運動になって金にもなるから、一石二鳥というところではある。でも、運動のためにはいいが、「金のために仕方ない」と思ったりすると、途端に憂鬱になる。なんでも「仕方なくやる」というのは、ネガティブでダメなもんだ。金を貯めるのが好きな人は、いいだろうけど。

          

毎朝、モヤモヤした気持ちで仕事に行く。初日が終わると「あー、後2日で終わりだ」と思い、2日目が終わると「あー、明日1日で終わりだ」と思う。3日目は「今日で終わりだ!明日から休みだゾー!」と、腰の痛みも忘れて、少し元気になる。これが、勤めないで働かないで、ずっと何日も家にいると、退屈して空しくなるのだから、勝手なものだ。

掃除をしているとき、今度の4連休にはなにをやろうかと考えていると、時間が経つのが早い。「いったい、なにが楽しみだ?」と色々考える。すると、「一番楽しいのは、食べることか?」と思ったりする。ラーメンやかつ丼やスープカレーもいいけど、今は家庭の味に飢えているところがあって、素朴な普通の家庭料理が食べたいと思う。        

       

「自分で作れば、イイじゃないか?」とみんな言うが、3年前に女房と別々に食べるようになった最初の頃は、色々と作っていた。オカズの作り置きや、大好きな茄子の漬物も作ったりしていたが、半年ほど経つとまったく作らなくなった。仕事から家に帰って、食事に時間をかけるのが億劫になったことや、休日に作り置きするのも面倒になったからだ。

元々、向いていないんだとあきらめた。結局、今、朝食はパンで、昼と夜はコンビニ弁当やスーパーや、ほっともっとの弁当を食べている。そのときは健康も考えて、必ず最初に野菜サラダを食べ、納豆か豆腐も食べるようにしている。ただ、体調も今一つなので、これだけでどうなのかと思ってきて、魚や肉や野菜をもっと食べようと思っている。

             

週に1度の外食のために、それ以外の日は倹約して粗食でいい。月に1度、友人U氏と会食をしているが、ラーメンが主だ。それも含めると月に5回の外食になる。これからは、雪も溶けてきて、車で遠くまで走るのも苦でなくなる。ドライブがてら、気分転換にもなる。今度は、食の楽しみでやってみようか。こんな、ちょっとした楽しみが、生きる支えになっている。