この前の記事で、オネエちゃんのたくさんいるスナックでのことを書いたが、それで当時のことを色々と思い出した。結構、楽しかったなあと。会社の10歳位年下の、元は高校の柔道部でヤンチャだった総務部長がいた。彼と彼の柔道部の先生と、自分の系列会社の社長と自分の4人でススキノに飲みにいった時のことだ。
このヤンチャな総務部長は、自分達のすぐ前を歩いている柔道部の先生と社長が話している後ろで、「しかし、この先生ならケチ臭くて、馴染みの小汚い飲み屋に連れて行こうとしやがって。もっと高いところに連れて行けやな!」と大声で言う。先生は聞こえていたようで、チラチラと困ったように後ろを振り返った。
とんでもない奴だなあと思って、数日後にそのことを彼に話した。すると彼が、「しかし、〇〇さんなら(自分のこと)、社長も何も関係なくオネちゃんと騒いでるんだから、どうにならないよなあ」と言ったのを聴いて、記憶が甦ってきた。
自分達は、本当は先生を接待する立場だった。しかし、酔っていたせいもあり、自分も彼もオネエちゃん達とキャアキャア言って盛り上がり、そのときに社長から「お前達は、なにも分かっていない」と、怒った顔で言われたことを思い出した。
それで、そのときに自分が「うるせえ、オヤジだな。誰だコイツ?」と思ったことも、思い出した。そして、そのまま彼と騒ぎ続けた。そんなことを彼と思い出し、「しかし、俺達、とんでもない奴だったね」と彼が言うので、「ホントだな」と、うなづいた。俺なら、こんな奴らを飲みに連れて行かないだろうな。
自分が最初に勤めた会社では、自分は大人しかったが、あるとき、現場の課長が「お前とは飲みに行ったことがないから、今日は飲みに連れて行ってやる」と言う。しかし、あまり乗り気ではなくて、「僕、すぐ帰りますよ」と課長に言った。
そして、行ったのが高級なクラブだった。これがまた、キレイどころのオネエちゃんが1人に2人も付いたので、すっかりいい気持ちになって、チークを何度も踊った。そして、課長が何度も「時間だ!帰るぞ」と言っていたが、何度も「延長!延長!」と声をかけて踊り続けたので、かなり遅くまでいた。
翌日、会社のみんなの前で課長が、「しかし、お前は早く帰ると言っていたのに、延長!延長!と言って全然帰らない。恥ずかしいし、金はかかるわ。もうお前とは二度と飲みに行かない!何が、すぐ帰りますだ!」と言った。周りの職員は、爆笑していた。そんなことが、あった。懐かしいな。