オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「俳句は、自分には向いていない」

テレビの「プレパト」という番組を毎週楽しみにして観ている。この中の「俳句」のコーナーが非常に面白い。司会のハマちゃんといい、梅沢富雄といい、夏井先生といい、個性のある人達のやり取りが面白いが、批評を受ける出演者達の真剣さが伝わって来て、すごくいい。

俳句の奥深さを教えてくれる夏井先生は、大したものだ。自分も俳句を作れないかと思ったりもするが、なかなか5・7・5などの短文で、思ったことを言い表すのは非常に難しい。しかも、季語とか決めごとも結構あって、それを考えると尚更難しい。

第一、自分は、このブログの文章にしても、ラインの文章にしても、余計なことを長々と書き過ぎてしまう。だから、ラインでやり取りしている友人にも「文章が長過ぎる」と文句を言われる。元々、そうなのもあるが、ライティングで少しでも長い文章を書くための練習で、さらに長くなった。

               

だから、俳句をやって、文章を短く簡潔に書けるようになれないかと思ったこともある。図書館で、夏井先生の本もあったので借りて来ようかと思ったが、本の中身をサッと読んでやめた。直感的に、これは自分には向いていないと思った。

若い頃、スナックのオネエちゃんに、俺は俳句が趣味だとか言い、「そこのけ そこのけ あそこの毛」と、どこかで聞いた、くだらん替え俳句?を言って騒いでいたが、そんなところか。俳句を好きになって詠むというのも、1つの才能なのだろう。

そういえば、「フーテンの寅さん」こと渥美清さんが、素晴らしい俳句を詠んでいるのを以前、テレビで観たことがある。独特な感性で、こういう才能があるんだなあと感心した。