■自分のルーツは?
前の記事で、以前勤めていた会社にいた淡路島出身の課長のことを書いた。実はこの課長、自分と遠い親戚にあたる。(笑) 自分の父親の両親が淡路島出身で、父親の兄貴の奥さんも淡路島出身で、この課長とは従妹になるようだ。
この奥さんは、この課長に輪をかけたような、かなりのドケチで、ウチの父親は随分と悩まされていた。父親の母親(自分には祖母)も、自分の兄のことを「金もない癖に」とバカにしていたそうだから、小さい頃から淡路島の人とはそういうものかと思っていた。もう、みんな亡くなっているだろうから、言ってもいいだろう。(笑)
自分にも、そんな血が流れているのかと考えたことがあるが、自分は母親の方の血が濃いようだ。母親の父親は東北出身のようで、最初は鉱山技師で、その後は木材関係の商売をしていたが、人に騙されて倒産した。正直で大人しい人で、自分はこっちの方に似たようだ。
■淡路島に行ったことがある
淡路島出身の人を調べてみた。作詞家の阿久悠、俳優の渡哲也と渡瀬恒彦の兄弟、笹野高史、太地真央などがいる。そして、大嫌いな上沼恵美子もいた。渡瀬恒彦は、芸能界で喧嘩最強だったようだ。そして、歴史上の人物で「高田屋嘉兵衛」がいる。この人は、極貧の農家出ながら、北前船の商人として成功し、ロシアの交渉や北海道の開拓にも大いに貢献した立派な人だ。
淡路島には昔、父親と親戚数人で行ったことがある。真夏で、とにかく焼き付けるような暑さだった。父親の両親が、北海道に移住する前に生まれ育った町に行ってみた。すると、父親の妹の叔母さんが、「あの人(ハゲタカ課長)が、父親とここで商売をしてたんだけど破産してね。北海道の親戚を頼って夜逃げして来たんだよ」と、余計なことを言った。
そんなことがあったので、ハゲタカ課長もあんな風になったのかもしれないと思ったが、いや違う。あの従妹の叔母さんのドケチぶりを見れば、元々そういう家系だったと分かる。2人はそっくりだ。我が家の淡路島の親戚は、淡路島の印象を悪くしているのかもしれない。
■淡路島に、ユダヤ人が入植した
前に何度も書いたが、淡路島には昔、ユダヤの失われた部族が上陸して住んだ、という伝説がある。残されている墓、神様を拝む様式、儀式で唱える言葉、そして祭りの方法など、昔のユダヤのものと酷似しているという。それで、イスラエルから何度も調査団も来ている。当時の新聞にも、そのことが書いてある。
そして、これも前に書いたことだが、自分の父親の母親(祖母)の弟が数年に一度、淡路島から北海道の祖母のところに遊びに来たのを、2度ほど見たことがある。片方の目玉の色が、驚くほどきれいな濃い青色だった。見てはいけないものを見たような気がして、思わず目をそらした。自分がまだ小学校高学年の頃だ。
数年前、或る本に「淡路島には、ユダヤ人の混血と思われる目が青い人が何人もいた」と書いてあったので、これかもしれないと思った。自分が中学生の頃から、何故ずっとユダヤに興味を持つようになったのか、今考えると不思議だ。アウシュビッツのことに関するTVドラマなども、学生の頃にもなぜか関心があって観ていた。ユダヤのDNAが、自分の中にあるのかもしれない。
■事務課長の怒り
あの真夏の、「アイス略奪事件」のとき、「あの人の真似はできないなあ」と、仲の良い事務課長と話していた。そのとき、事務課長が「俺はあの人と10年近く一緒に居るけど、あの人から一度だっておごってもらったことがないんだよ!俺は何度もおごったことがあるのに。だから、俺はもう一切、あの人におごらないと決めたんだ!」と、怒るように言った。
10年近く、一度もおごられたことがないとは、怒るのも無理ない。でも、あの人には一切おごらないといっても、みんなに買って来たものを真っ先にハゲタカのように飛んできて、さらっていくんだからどうしようもない。1人ずつに、アイスを手渡ししたらどうか? そこまでやるようになったら、終わりだな。
■外交交渉は、大阪のオバサンに
そういえば昔、大阪から来た団体バスツアーの人達が、お土産屋に寄ったときのことを思い出した。一番後ろの窓側の席に座って、窓から顔を出している長老らしい高齢のオバサンに、土産物を買って来たオバサン達が、幾らで買ったかそれぞれ報告していた。
そして、その中の一人が報告しに行ったら、長老のオバサンさんが「値切らんかったんかい!アホかー!」と怒鳴った。その長老のオバサンは、バスが出て行くまで「もっと、まけんかい!」と、見送りに来ていた店の人に叫び続けていた。
大阪の人はデパートでも値切るそうだが、北海道では信じられないことだ。金にうるさい中国人に対抗できるのは、日本では大阪のオバサン達だけだそうだ。中国政府に「押したら引く」と見くびられている我が政府も、中国との外交交渉を大阪のオバサンにやらせてみたらどうだろう。「押されたら、もっと押し返す」かも。