オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「1円を笑うものは、1円に泣く」

1円でも、拾わんかい!

前の記事で、節約の鬼になったと書いたが、とにかく見直すことがたくさんある。リーマンショックで金がなくなる前は、まったく金銭感覚がなくて、贅沢三昧の暮らしを(といっても知れてるが)していた。値段を比較して、出来るだけ安いものを買うということはなかったし、もちろん賞味期限切れなどの値引き品などはもってのほかで、買うことはなかった。

それが今は、賞味期限切れの値引き商品がないか探して、なければガッカリする。値段については、今は100円単位で考えるようになり、200円だと高いと思うようになった。昔、テレビで或る大きな会社のことをやっていて、そこの社長がとにかく節約がすごく、会社の中の照明も最低限だけ点けていて薄暗かった。

その社長だと思ったが、1円玉が落ちていたら拾って財布に入れる人と、そのまま立ち去る人では、財布に入れる人の方が将来、金に不自由しないと言っていた。職場のマンションの敷地に小銭が落ちていることがたまにあるが、誰も拾わないようだ。自分は必ず拾って、ポケットに入れる。いつか、この不自由から抜け出せるように…。

      

淡路島の恥を

以前は、金に汚い?人を軽蔑していた。前の職場に、淡路島出身の50代の課長がいたが、5~6人居た部下に一度も暑い夏に、アイスをおごったことがなかった。その下の係長達は何度もおごっていたのに。それどころか、係長がおごって机の上に置いたアイスを、「それじゃあ、頂くか。ご馳走さん!」と言って、真っ先にアイスを取って行く。

それを同僚と見ていて「あれは、俺には出来ないなぁ!」と、2人であきれていた。人として、どうなのだろうかと。しかし今は、あれなら金に一生、不自由しないんだろうなと思うようになった。ただ、それでも、あれはやれないだろうな。同じ淡路島出身でも、「高田屋嘉兵衛」という立派な商人も居るのになあ。

今は、100円を意識して物を買うようになったが、本当の節約家だと10円、1円を意識するのだろう。「1円を笑うものは、1円に泣く!」と言う。ウチの女房は、10年くらい前から、1円玉を大きな空き缶に溢れるくらい入れて、2階の衣服を置いている部屋の隅っこに置いてある。ホコリをかぶっていて、ずっと使った形跡がない。

        

まだまだ甘い節約

2年ほど前にその空き缶の中を見てみたら、中間や底の方に10円玉や50円玉、そして100円玉まで入っていた。当然、こっそり頂いた。残りは1円玉ばかりになったが、これが財布に10個ほど入れておくと、買い物の支払い時に役に立つ。目立たないように少しずつ頂いているが、かなり減って来た。それでも、一向に気づく気配がない。こいつは、1円に泣くだろう。

前に勤めた老人ホームの課長は50代で、以前は大手電機会社の販売をやっていたが、会社が倒産し、苦労して介護士の資格を取った。病気でずっと寝たきりの奥さんがいたので、生活が大変だったそうだ。そのときに、スーパーの閉まる寸前に行って、値下げした弁当や食材を買って、ずっと生活していたという。そう言っていた当時も、生活は大変そうだった。

その話を、今でも時々思い出し、自分はまだまだと気を引き締める。節約でっせー!