江別市の広報3月号が来た。表紙を見て、これはすごいと思った。スケートの補助器具だ。自分が小中学生の頃に、これがあったら、今頃はスケートリンクで、スイスーイだった。同年代の知り合いで、容姿も性格も大したことないのにスキーが上手くて、その滑る姿を見て惚れられたという可愛い彼女を見て、随分と悔しい思いをしたものだ。
若いときに女性を誘って、スケートリンクで華麗な滑りを見せたら、イチコロだったろうにと悔やまれる。この表紙の器具は、初心者がスケートを滑るときの補助ツールだ。氷に接するところは、スケートのように金属の刃になっているのかもしれない。
苫小牧市の学校では、冬はアイススケートが体育の授業だという話しを聞いたことがある。今でもそうなのかは分からないが、だからアイスホッケーが盛んで、子供達のチームや社会人チームもあるようだ。自分の田舎では、冬はスキーの授業があった。自分はスキーは苦手だったので、歩くスキーを学校から借りて、ただ歩き回っていた。
社会人になって、3年で会社を辞めて海外旅行に行ったときに、スイスのインターラーケンで夏スキーをした。旅行の途中で知り合った東京出身の奴が、夏スキーをやりたいと言うので、仕方なく付き合った。マッターホルンの頂上まで行き、そいつはサッサと1人で滑って行ってしまった。
自分は仕方がないので、外人の小学生低学年くらいのスキーレッスンだと思うが、子供達の後から付いて滑った。とにかく、高い山なので距離が長くて、いくら滑っても下に着かない。その内、段々と慣れて面白くなって来て、下に着いてからまたロープウェイで上に上がり、2回も滑った。
日本人の学生みたいな若い男女の団体もいて、少し話した。そのときに、みんな滑るのは初めてだと言ったので、自分も初めてだと言った。北海道出身だとも言わなかった。誰も聴かなかったから。その後に、上から滑って来る自分の姿を見て「初めてにしては、上手過ぎる!」と、みんな驚いていたそうだ。  ̄m ̄ ふふ
そりゃあそうだろ。初めてじゃないし、北海道の田舎では一番下手くそと言われても、都会の連中よりは遥かに上手いんだよ。(笑) ペタンペタンと尻もちばかりついてる男連中を見て、初めて優越感に浸った。「オネエちゃんと、イチャイチャしてるからだよ!」と。あの頃から、ひがみ根性丸出しだった。と、また本題から逸れてしまった。