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還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「緑茶がコロナウィルスに効く?」

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緑茶や紅茶のカテキンが、コロナウィルスを不活化するという記事を、1ヶ月くらい前に偶然ネットで見た。それで、それに関することをネットで色々と調べてみたら、権威のある各大学の研究所でそれが実証されていることが分かった。まだ、ヒト臨床試験と言われるものは行っていないようだが、試験管の中での実験では「お茶に含まれるカテキンが、コロナウィルスを迅速かつ効果的に不活化する作用がある」と発表している。 (※不活化とは、ウィルスを死滅させたり、感染性を失わせること)

これらの発表は、ほとんどが2021年4月15日に京都府宇治市で開かれた「緑茶と健康シンポジウム」のパネルディスカッションでのことだ。京都府立医科大学病院の教授、京都大学のウィルス・再生医科学研究所の准教授、静岡県公立大学の健康支援センター長、国立病院機構仙台医療センター長などの専門家が、そのことを報告している。これだけの権威のあるところで証明されているのだから、嘘ではないだろう。

ということで、早速、自分の2人の息子家族や姉、従弟、友人達にこのことを教えてやった。「緑茶のカテキンが良さそうやで!」と。長男は結婚したばかりで、嫁さんは妊娠している。妊婦は感染すると大変らしいので、夫婦で毎日緑茶を飲むように言った。ただし、妊婦は緑茶を飲み過ぎるとこれまた弊害があるようで、ネットで調べたら1日500mlくらいなら問題ないということなので、そのことも教えてやった。

次男の家族は孫がまだ5歳と3歳で、上の孫の幼稚園では感染者も出たこともあり、用心のためにヨーグルト飲料のR-1を飲むように言ってある。幼児に緑茶を飲ませると、脳に障害が出る場合があるとか言われているからだ。R-1はインフルエンザの予防になるということで、一時期は品不足になるほどだったが、おそらくコロナにも効くだろう。息子と嫁さんには、緑茶を毎日飲めと言ってある。

今のところ、コロナウィルスに対して良さそうだというのはこれくらいしか聞いたことがない。今年1月の週刊現代に、緑茶のカテキンがコロナウィルスに良さそうだという記事が掲載されたようだ。その記事には、人体に侵入したウィルスは、まず咽頭部(喉の奥)に溜まるので、ひんぱんに緑茶でウガイをすると撃退できるのではないかと書いてあった。外出から戻って来たときなど、緑茶ですぐウガイだ。

我が家には、段ボール箱に入っている緑茶(カテキン2倍)のペットボトルが何本も置いてある。女房に、緑茶がコロナウィルスに良さそうだと話すと「またかい!今度は緑茶かい!」とバカにするように笑ったので、それ以上は何も言わなかった。「お前だけ、コロナに感染しろ~!」と、心の中で叫んだ。

緑茶がコロナウィルスにいいとかテレビで放映したら、また店頭から緑茶がなくなるのではないかと懸念していたが、放映していないのかどうか分からないが、今のところは大丈夫なようだ。