オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「サッサと返さんかい!レンタルDVD」

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また、米国のドラマシリーズにはまっている。もう「観てもキリがないから止めよう」と何度も誓ったはずなのに、また観てしまった。今度は「ブラックリスト」というドラマだ。主演はジェームズ・スペイダーという人だ。

この人の若い頃の出演作で、SF映画の傑作「スターゲイト」を何度も観たことがあった。メガネをかけて頼りなさそうなイケメンの青年だったので、今回の禿げ頭で中年太りのオジサンを見て驚いた。歳を取るとどんなに美しい男女も枯れ果てて、見るも無残なことになってしまうんだなあ。

今回のジェームズ・スペイダーは、若い頃と同じように首をかしげて話す癖のままで、ずっと観ていると中年の小太りのこのジェームズ・スペイダーも、なかなか味があって良いと思うようになってきた。この人の2番目の奥さんも女優で、レスリー・ステファンソンという人だ。「将軍の娘」という、昔、観たことのある映画に出ていたキレイな女優だった。

ということで、今は後半のシーズン5の6巻まで観たが、足踏みしている。7、8、9巻だけが、もう10日間ほどないのだ。何度もツタヤに行き、返却されていないか見に行くが、1週間過ぎても戻って来ていないので、「ずっと借りてる奴は、とうとう返却期限を過ぎて、延滞料金だ!バカだなあ」と思った。

その後、毎回空戻りするのも嫌になって、ツタヤに電話して「レンタルDVDの在庫確認をできますか?」と聴くと、出来るというので確認してもらった。すると、まだ戻ってきていないと言うので「延滞ですか?」と聴くと、「いえ、これを借りた方はプレミアム会員になっていますので、返却期限がないんです」と言う。

な、なんと、月に千円くらい払ってプレミアム会員になってカードで旧作のDVDをレンタルすると、借入期間が無期限だと言うのだ。しかし、自分と同じように、他にもシーズンの続きの巻を楽しみに待ちわびている人達がたくさんいるはずだ。それなのに、ずっと戻って来ないこともあるというのは、どうなのだろうか? 

これは、ダメな規約だ。間違ってる。腹が立って、電話に出たアルバイトの女店員さんに「これはダメだ、と上の人に話しておいて下さいよ」と言った。途中の数巻を飛ばして観る人はまずいないだろうし、皆、続きが観たくて仕方ないのだ。まったく、どうなってるんだと、怒り心頭に達した。

今回の「ブラックリスト」も棚にはシーズン6までしか無く、この先のシーズン7からは米国で放映しているところなのだろう。他のドラマシリーズでも同じだが、シーズンが長くなるとネタが尽きて無理してシナリオを作るため、つじつまが合わないことが多くなる。「ブラックリスト」も、シーズン6で止めようかと思ってもいる。

何度も命を助けてもらっているのに、いまだに「まだ、あなたのことが信用できない」とかグダグダ言ったりして、「また、始まった!いい加減にしろ~!」と今までの米国ドラマと同じように腹が立ってきたら、そろそろ潮時か。

ドラマを続けて行くには、何かしら事件が起きないとダメなので、平凡で安泰した生活はないのだが、この辺がシナリオや脚本を書く人達の腕の見せどころだ。視聴者を退屈させないように、何かしら事件を起こさないとならない。それにしても、まったく米国は次々と面白いドラマを作るもんだと感心する。