オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「米国のTVドラマは、エンドレス」

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以前、「24 -TWENTY FOUR-」という米国のTVドラマシリーズに夢中になり、新しいのが出るのを待っては、近所のツタヤにレンタルDVD を借りに行ったことがあった。当時はすごい人気で、他の人達も新しいのが出るのを待っているため、開店と同時に借りなければならなかった。

結局、最後まで全て観た。ただ、あまりにもシーズンが長く続くと疲れてくるし、飽きてもくる。どうしても長く続くとマンネリにもなるし、無理やり話を作ってるなあと思い、つじつまも合わなくなってくる。

この「24 -TWENTY FOUR-」を観た後は、米国TVドラマシリーズは一切観なくなったが、最近また何か面白いのはないかと探していたら、人気が高くて日本版のテレビドラマにもなったという弁護士「スーツ」と、セレブ相手の医者「ロイヤル・ペインズ ハンス」というのが面白そうだったので借りてみた。

想像以上に、この2つのテレビドラマは面白くて、ずっと観ていた。ところが、「スーツ」はシーズン3に入り、「ロイヤル・ペインズ」がシーズン4に入る頃には、またあの「24 -TWENTY FOUR-」で感じたマンネリ感と、話を無理やり作っているという感じがしてきた。

「24 -TWENTY FOUR-」のときは、主人公のジャック・バウワーの娘キムが好き勝手なことをやっては、父親のジャックにかなり危険な思いをさせたにもかかわらず、懲りずにまた何度も同じような勝手なことをやる。その度に、ジャック・バウワーが窮地に陥るので、「まったく、このバカ娘ならどうにもならん!」とイライラして、罵倒していた。

そのときと同じように、「ロイヤル・ペインズ」の主人公ハンスの弟に対しても、「まったくこのバカ弟は、また勝手なことばかりしやがって!学習できんのか!」とイライラし始めてきたので、これは体にも良くないし、キリがないと思ってやめた。「スーツ」も同じだろうと思って、やはり観るのをやめた。

確かに製作する方にしてみたら、ドラマの視聴率を良くしてなんとか長く続けようとするので、誰かがなにか事件を起こさないと話しが続かない。以前、こういう米国のドラマは脚本家が何人もいて、皆でアイディアを出し合って話を考え、そして人気があれば延々と続けていくということを聴いたことがある。

逆に人気がなければ、サッサと打ち切るそうだ。上記の、途中でやめたドラマシリーズも、あの後どうなったかなと最初は少し思ったりしたが、その内に忘れてしまった。これからは、もう米国のテレビドラマシリーズは観ることがないだろう。疲れ果ててしまう。