オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「蕎麦屋 “思君楼”」

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先般、恵庭市恵み野にある蕎麦屋「思君楼 恵み野店」に行って来た。本店は恵庭市内の旧道にあり、最初はこの本店を探して行ってみたが、開店時間まで5分ほど前だったが、車は辺りに一台も停まっておらず、しかも駐車場がよく分からず、どこに停めていいのか分からない。店自体もかなり古くて、もしかしたら廃業しているのかもしれないと思い、一向に開く気配もないので、急遽変更して恵み野店に行ってみた。

しかし、この恵み野店も開店時間11時丁度に着いたが、店の入口に暖簾が出ていない。この恵み野の静かな商店街の駐車場は変わっていて、バス停みたいなスペースに車を停めるようになっている。そこに車を停めて、もしかしたら暖簾を出していなくても店が開いているかもしれないと思って、車を降りると店の中から店員が出て来て、のんびりと暖簾を出し始めた。

店内は、小上がりもある昔風の蕎麦屋さんという感じだが、テレビからテレビショッピングが流れており、しかも店員のオバサン2人が、奥の方でずっと雑談している。せっかく、落ち着いた蕎麦屋さんというイメージなのに、どうなのかなあと思った。店は雰囲気も大事だ。テレビショッピングは、さすがにマズい。自分の後に少しずつ客が入ってきて、すぐ満員になって行った。

腹が少し減っていたので、蕎麦と天丼のセットを頼んだ。すると、「蕎麦はどれにしますか?」と言い「メニューに、4種類の蕎麦の写真が載っているので選んでください」と言う。「太打ち」、「細打ち+80円」、「黒細打ち+100円」、「石臼挽き+220円」があり、その中で茶色で一番太い「太打ち」を選んだ。これだと、追加料金がかからない。

この「太打ち」は、想像以上に太く、コシも強くて自分好みではあるが、麺つゆの味がもう少し濃い方が良かったかもしれない。濃くないと麺につゆが負けてしまう。自分は、昔食べた「音威子府村駅」の駅内にある立ち食い蕎麦の、独特の真っ黒で太い麺だが、それに負けない濃い麺つゆとの相性が抜群に良い蕎麦の味が、今も忘れられない。

ということで、注文してから出てくるまで20分ほどかかった。まあ、天丼も頼んだから仕方ないか。この店のレビューをネットで見たら、本店とはまったく別物の味だとか、本店の方がいいとか、支店の方が好きだとか、やはりそれぞれの好みで色々な意見がある。自分の評価は、まあまあというところかな。本店もいつか行ってみたいと思っている。