オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「コロナの検査に行って来た」

■3日も休んだ

結局、月火水のマンションの仕事は、すべて休んだ。もう一人の管理人が、すべて出てくれるというのでお願いした。喉の痛みがなかなか取れず、熱も上下を繰り返していて、なかなか安定した体温にならない。それで、無理して出勤してもどうかと思ったのと、コロナなら高齢者も多いマンションでは、感染すると命にかかわるのでマズいと考えた。

女房は、発症してから3日目に病院に行きコロナと診断され、その後どんどん回復して、咳がほとんど止まり元気になった。そして、体がなまったと言ってストレッチをしていたが、普段は登山をやるくらいだから、体力があるし、回復力が早い。先週も冬山登山に行ってる。女房は5日目に仕事に行った。

自分は感染してからずっと微熱もあり、喉が痛くて気だるさがある。それで4日目の朝、熱は平熱になったが、まだ喉が痛くて、胸が少し苦しい気がした。熱がないのになあと思って、ネットでコロナの症状を調べてみた。すると、熱がなくてもコロナに感染していることが多いと書いてあり、これは病院できちんと調べないとダメだと思い、市立病院に電話してみた。

 

        

■発熱外来って、どこにあるの?

実は、2日前にも市立病院に電話したら、「コロナの場合は、発熱外来というところで、Webでしか受付をしていません」と言う。それで、市立病院のホームページ上に「お知らせ」というところがあるので、そこから「発熱外来」を探して下さいという。電話が終わった後に、すぐ見てみたが「お知らせ」のところにそんな「発熱外来」なんてどこにもない。それで、その時はあきらめた。

そして、今回、また市立病院に電話したら同じようなことを言うので、やってみたがどこにもそんなのはないと言った。すると、困ったように今度は「検索で、江別市立病院  発熱外来」で検索して下さいと言う。ええー!と思ったが、検索したら色々と出て来た。それで「発熱外来 小児科」と「発熱外来 内科」があり、内科の方を選んで下さいと言う。電話は切らないで、最後まで一緒にやった。

すると「発熱外来 内科」のサイトに、コロナの一連の流れが書いてあり、申し込みと受付があった。それで電話を切って、すぐやってみた。というのは、来院の時間が10時頃までになっていて、今の時間は9時近いので大急ぎだった。簡単な質問が2つほどあるというので、打ち込みを始めた。

 

         

 

■バッカじゃないの?

簡単な質問はすぐ終わったが、その後に問診があった。これがひどいもので、時間に間に合わないと思ったのと、バカらしくなって途中で止めようかと思った。30問以上あっただろうか。とにかく、細かいことを聴いてきて「あなたが病院に来る車の車種は?」「ナンバーは?」「車の色は?」になり、最後には「あなたの保険証と他の証書の画像を添付して送ってくれ」と言う。

しかし、これをやれる中高年の人はいるのだろうか? まして、具合が悪い状態なのに。確かに、病院の駐車場の車の中に看護師がやって来て、綿棒を鼻に突っ込んで検査する場合もあるのだろう。しかし、今回は建物のエントランスの外で検査をして、後は1時間後に来てということだった。スマホに電話するから、そのときに中に入って待合室で待つようにと。 車はまったく関係ない。

まったく、こんな仕組みを作るというのは信じられない。使う人の目線に立っていなくて、自分達の都合のいいように作っているからだ。特定疾患の難病医療の申請も毎年あるが、ひどいもんだ。毎年のように提出書類が増えたり、様式が変わったりする。高齢者などは「どうしたらいいか分からない」と保健所の職員に泣きついているのを何度も見た。

職員は慣れているので、「大丈夫ですよ。私が全部やってあげます」と言って、すべて教えてくれるので何とかやっていけた。それが、今度は昨年から、合理化のためとか言って保健所で受付しないで、直接、道の機関に送るようになった。もう、一般市民や高齢者のことなど目に入っていない。自分達の金儲けに夢中になっている今の政権を終わらせ、一般市民のための政治をする政権にしなければダメだ。末端まで改革だ。 あったまに来るよなあ。

        

■コロナの薬は、容器も薬も値段も立派

というようなことで、検査の結果、「コロナです」ということだった。診察費と検査費は、後で自宅に請求書を送りますとのことで、薬は近くの院外薬局でもらった。女房は市内の個人病院で検査を受けて薬をもらってきたが、全部で5千円くらいだと言っていた。そして、コロナの薬というより、普通の風邪薬だと言っていた。

しかし、自分のはコロナ専用の容器も立派、薬も真紅の大きなカプセルで豪華!これなら効きそうだ。それと、熱が出た時の薬の2種類だった。薬も立派だったが、値段も9千600円と立派だ。女房の倍か!この真紅の大きなカプセルは、1日朝晩と2回飲むが、1回に4カプセルも飲む。

この容器が立派なのだが、薬局の男性が「この蓋は子供が開けられないようになっています」と言って開けたら、中に厚い銀紙みたいので蓋が密封してあった。これを開けると言って指でやったが開かず、最後はハサミを持って来て、「こんにゃろー!」という感じでハアハア言って開けた。すごい容器だ。

     

 

■コロナと診断されただけで、ほとんど治った

そして、自宅でその容器を開けようとしたら、どうしても開かない。頭に来て調理ばさみでこねくりまわしていたら、蓋が外れて分解した。元に戻らないので仕方なく、空いていたカルシウムの容器に移し替えた。あまり立派な容器も困ったもんだ。金もかかってるんだろうな。その分、安くしろよな。

病院に行って来てコロナとハッキリ分かったことと、コロナ専用の立派な薬をもらって飲んでいることで、もうほとんど治ったような気持になるから、不思議なもんだ。確定申告は、来週行くことにするか。3月に入ると一層混むから、本当は明日か明後日には行きたかったんだけど。