■本を読むことの必要性
今この歳になって、小さい頃から本をもっと読んでおけば良かったと、つくづく思う。マンガは、小さい頃から読んでいたが、やはり活字を読めば良かったと悔いている。一番の理由は、「語彙」を知らないということだ。最近、その語彙に関する本がサラリーマンによく売れていて、ベストセラーになっている。
自分もその本を買って読み、そして、同じ本を息子2人に贈った。もう、2人ともいい歳だし(37歳と36歳)、最低限の言葉を知っていた方がいい。それを知っているだけで、言いたいことがきちんと相手に伝わり、相手の見方も変わる。仕事でメールを送るのも、文書で報告書を出したりするのでも、かなり違ってくるはずだ。
こうしてブログを書いていても、言葉を知らなくて、思っていることがうまく伝わらないので、いつももどかしく思う。言葉の引き出しがない。語彙に関する本を読んで、今の職場の担当者にラインで報告をするのに、早速、文章を少しずつ見直して変えたりしている。書き方ひとつで、相手の受け取り方が全然違ってくる。
■本を揃えよう!
幼児の頃から、近くに本があると読むようになる。近くにラジオや音楽プレイヤーなどがあれば、音楽を聴くようになるし、楽器があれば演奏をするようになる。そうなる確率は、かなり高い。色んな分野の著名人の話を聴くと、大抵がそういう環境に育ってる。もちろん、そんな大層なことではなく、少しでも好きなことを見つけることができたらいいし、世界が広がればいい。
ということで、3人居る孫達には、本を読む環境を作ってやろうと思っている。現在、8歳、5歳、1歳半の孫がいるので、それぞれに合った絵本や色々な本を買って贈っている。ただ、本は価格が高いので、程度の良い古本をAmazonで探して買っている。定価の30~40%で買えるので、新品を1冊買う値段で3冊も買える。なるべく多く買ってやりたい。
自宅に本があり、いつでもすぐ読めるということに意味がある。「本当に頭のいい子を育てる 斉藤孝」という本を読んだが、その本には「幼児期には家庭に100冊の絵本が理想」と書いてあり、金がかかるので古本で揃えたら良いと。「ある調査で、家庭の蔵書数と子供の学力は比例する」という結果が出ているとも書いてあり、ほとんど自分の考えていたことと同じだった。
■本棚を作ってやろう!
懐具合によって不定期だが、孫達に絵本や図鑑、数学、国語、英語の本や、色々な入門書の本を贈っている。無理に読まなくても、いつか興味を持って手に取ればいいと思うし、まったく読まなくても、それでもいいと思ってる。なんとなく関心があったときに、サッと手が届いて読める環境を作ってやりたい。
2家族とも本棚がないので、簡単な本棚を作ってやろうと考えている。難しいのは無理だし手間がかかるので、なるべく簡単にと思うが、それでもいいのを作りたいので、いつもあれこれと悩む。今は「ウッドショック」と言われて木材が高騰しているので、木工室に在庫している木材をできるだけ使いたい。
前面に、本の表紙が見えるような本棚を考えている。次男坊のところの嫁さんと相談してサンプル画像を送ってやったら、床から天井まで届く本棚がいいというので、そんなのを考えている。この暑苦しいときが過ぎると、ゆっくりと取り掛かろうと思う。金のない爺さんが、孫達にやってやれることは、そんなことぐらいだ。