オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「宇宙のSF映画を3本、続けて観た」

心臓の血管に石灰がびっしりと白く写っているMRIの画像を見て、これはもう駄目だと覚悟した。ただ、段々と日が経つにつれて「要は詰まらなきゃいいんだろ?詰まらなきゃあ」と開き直って、考えるようになって来た。食事制限や健康管理をきちんとやって、後はのんびりしてストレスを溜めなければ、ダラダラともう少し生きていけるかもしれないと。

そんなときに、退屈なので何か映画を観たいと思って、AmazonVideoの中の無料映画を探していたが、どれも観る気がしない。ただ唯一、何故か宇宙のSF映画は観たいと思った。無料のを探していたら3本あったが、どれも以前に観たことがあるものばかりだった。仕方ないので、また観ることにした。

最初に「オデッセイ」という、死んだと思われて火星に残され、1人でなんとか生き抜いていくという話の映画を観た。主演は、マット・ディモンだ。これは、かなりヒットした映画だったようで、やはり何度観ても面白い。たった一人、火星に残されて、有る物を利用して知恵を絞って生き抜いていく。そして、最後は地球に戻るという話だ。

       

そして、これを観た後に、「インター・ステラー」というのを観た。これはまた、スケールの大きな話で、滅亡して行く地球の人達を救うために移住先の星を探すという話だ。人は死んだらどこに行くのか、というようなことまで考えさせられる映画だった。ただ、話の後半に出て来るひどく悪い科学者がいるが、それがなんとマット・ディモンだった。(笑) 先の映画では、ヒーローだったのになあ。

その後に観たのが、「ゼロ・グラビティ」という映画で、サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーが出ている。宇宙船で作業しているところに、ソ連が自国のスパイ衛星を爆破した破片がものすごい勢いで飛んできて、宇宙船を破壊して遭難みたいになってしまう。それでも何とか、サンドラ・ブロックだけが地球に帰還するという話だ。

 

          

こんな映画を観ると、自分が同じ体験をしたら、もう駄目だとすぐ諦めるだろうなといつも思う。宇宙で、誰も居なく酸素もない絶体絶命の中で、生きて行けるはずがない。サッサと死んだ方がマシだ。今こんな体調のときに、こんな映画だけを観ようというのは不思議な気がするが、なんとなく分かるような気もする。

死んだら、この世や宇宙のこともすべて解明できるのだろうか。そもそも、宇宙には果てがないということ自体が、人間の理屈では考えられないし、想像を超えたことだ。死んだら、素晴らしい世界が待っているのかもしれない。一夫多妻制とか。 

 

          

オデッセイ(字幕版)

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  • マット・デイモン
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インターステラー(字幕版)

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  • マシュー・マコノヒー
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ゼロ・グラビティ(字幕版)

ゼロ・グラビティ(字幕版)

  • サンドラ・ブロック
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