オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「郵便ポストの製作」

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製作中の郵便ポストの各パーツがかなり出来てきたので、クランプで押さえて仮組立てをしてみた。ところが色々と疑問点が出てきて、一時中断した。ネットで見た「主婦が作った郵便ポスト」の簡単な設計図を元に作っていたのだが、まず丁番の取付方法が設計図には書いてなかったので、自分で適当に丁番の位置を決めた。

トリマーで丁番の位置を掘り、掘り終わって丁番を合わせて、上蓋と本体を合わせてみたら、上蓋と本体の後方に隙間が出来た。これでは、雨の日や冬の日に、ポストの中に雨や雪が入って濡れてしまう。そうならないように、どうやって丁番を取り付けたらいいのかと、またネットで調べ直した。

色々と調べていたら、丁番の本体の取付位置が間違っていた。しかし、本来の位置に取り付けたら、今回の丁番が大きすぎてはみ出す。今の丁番の大きさに合わせて掘る治具も作ったばかりなのに、面倒なことになった。他の木工製作の郵便ポストの画像を見ていたら、丁番の取付位置が違っていて、簡単に取り付けているのがあったので、その方がいいかもと思って来た。

それと、今製作している郵便ポストを仮組立していたら、上から郵便物を入れて上からそれを取り出すようになるのだが、幅が狭くて深さもあるので、実際に手を入れてみたら、底に横になっている郵便物などは取り出しにくいことが分かった。もっと幅があって広く、底も浅い方が郵便物などを取りやすいと思ったが、まったく設計を変えてみて、上から郵便物を入れて下の方から取り出す、という風にした方がいいかなと思っている。

ということで、今製作してるのは試験的に色々とやってみようと思い、ノコギリで高さを2センチほど切って短くした。それと、斜めの勾配もきつ過ぎたので、ゆるくした。実際に製作してみると、自分が想像していたものと違うことが多く、改良しないと自分の思っていたものにはならない。もうすぐ完成だと楽しみにしていたが、またやり直しということだが、新たな知識が増えてきて、実用的な良いものが出来てくるので、楽しいことではある。

今までは、使いやすさも出来栄えもあまり考えず、ただ早く作って早く使うことばかり考えて、急ぎ過ぎていた。アメリカの絵本画家で園芸家のターシャ・テューダーの「価値のある良いことは、時間も手間もかかるもの」という言葉がある。その通りだと思う。