こんな腐敗しきっている政府に対して、自分にもなにかできることはないのだろうか、と考えてみた。そしたら、「俺は一番身近な、自分の2人の息子にさえ、この国の政治のことで、なにも話し合っていない」ということに気づいた。投票しに行っているのかどうかさえも分からない。恐らく、行っていないような気がする。
2人とも、もう35歳前後で結婚して子供もいて、これからの未来がある。自分のように、後どれくらい生きていられるか分からない老人とはわけが違う。この先、まだまだ税金を取られて、負担を押し付けられるようでは、彼らにとって大変な時代になる。
息子達とも少しずつ話をしていき、その他にも交流のある近所のオジサン達、そしてパート先の賃貸の安いマンションの入居者達、そして、話す機会がある者すべてに、少しずつ今の政治の話をして行こうと思う。「どこの政党も、同じようなもんじゃないの?」という人が、ほとんどだと思う。自分もかつてそうだったから、よく分かる。
最初の切り口が、「次の選挙は、どこの党に投票するの?」とか言うと、どこかの政党の回し者だと思われるだろう。だから、「しかし、どんどん消費税は上がって、まだまだ上がるようだね。嫌になるね」という話からでも、始めてみようか。
「ずかともさん」が自分に、諦めていた政治にまた関わるきっかけを与えてくれたように、自分も少しでも多くの人達に、そのきっかけを与えることができたらいいと思う。今の政権で、将来はどうなのだろうか?我々の一票が変えるんだ!という意識を持つことに、大きな意義があると思う。
口下手の自分で、どこまで話が通じるかは分からないが、ダメ元で話して行こうと思う。自分のような老い先短い老人には、微々たることしかできないが、やるだけのことはやってみたい。こんなひどい政治を、黙って許しておくわけにはいかないのだ。