ボズ・スキャッグス「ウイ・アー・オール・アローン」。これは、かつて大ヒットした曲で、自分も当時はかなりハマったが、最近見つけたのはスタジオライブのようなバージョンだ。元のバージョンと比べると、スケールも迫力も劣るが、それでもシンプルさが良くて、何度も気持ちよく聴いていられる。名曲だ。
今まで何度も紹介した、ニッキ―・ホプキンスのセカンド・ソロアルバムから。このソロアルバムは、20代の頃に買って聴いていた。最近になって、1枚目のソロアルバムを聴いたが、最初に聴いたセカンドアルバムの中の1曲「No Time」が、一番のお気に入りだ。美しいメロディと、彼のなんとも頼りない声が大好きだ。1枚目のソロアルバムの「The Dreamer」も良いが、やはりこの曲が最高だ。
ニール・ヤングも学生の頃から大好きで、日本初来日の武道館コンサートも見に行った。この人は、自分の中では、ビートルズ、ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、そしてニール・ヤングと、ビッグ4に入る。彼のピアノやアコギでの弾き語りは、素晴らしい曲がたくさんある。選ぶのが難しいが、大好きな「シー・ザ・スカイ・アバウト・トゥ・レイン」を。
これは、ピアノではなく、エレビを弾いて歌っているが、味のあるいい音だ。かなり、エフェクターを掛けているのかな。スチールギターのベン・キースの演奏も、相変わらず素晴らしくて、大好きなプレイヤーだ。
前の記事で紹介した、ジョン・レノンの「グロー・オールド・ウィズ・ミー」。これは、生前のジョンのデモ版を、後でプロでユーサーなどが色んなアレンジを施したようで、とにかくたくさんのバージョンがある。自分もかつて3バージョンくらい知っていたが、今回youtubeで、さらに3バージョンくらい見つけた。まあ、それぞれにいいんだけど、その中で、ジョンがピアノだけで歌っているデモバージョンを。
最後に、ビートルズの「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」。この曲は永遠の名曲だが、ポールが最初にメンバーと録音したバージョンは、後でフィルスペクターが、ウォール・サウンドと言われる重厚なストリングスやコーラスを加えて、名アルバム「レット・イット・ビー」で発売された。
ポールはそのアレンジが、気に入らなかったようだが、自分はこのスケールの大きい、重厚なバージョンも好きだ。今回は、メンバー演奏だけの、シンプルなバージョンを紹介する。途中でポールが「メニ・タイムズ・アイヴ・ビーン・アローン」とつぶやくバージョンのが最高だが、この動画ではそれがなかった。違う動画を探したら、あるのかもしれない。面倒だから、これでいいや。(笑)