オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「佐川急便を装った、フィッシングメール」

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先般、Amazonに注文した商品があり、輸入物の洋楽CDだったので、販売元から発送されていて、到着予定日がだいたいでしか分からないのだが、ソロソロ到着する頃だなと思っていた。そしたら今日、スマホのメールに「荷物を届けに来ましたが、不在でしたので配達せずに戻りました。下記より確認して下さい」という内容のメールが来ていた。

その見出しの表示には、携帯電話の電話番号が出ていて、配達員の電話かと思い、そこに電話してみたら「電波の届かないところにいるか…」というメッセージを繰り返すだけだった。それで、「下記より確認して下さい」と指示されたサイトを開いてみると、背景に佐川急便のホームページが表われた。

その全面に「インストールして下さい」という表示が出た。これは、佐川急便の荷物追跡ソフトのインストールかと思って、「はい」を押してインストールしようかと思った。しかし、以前、佐川急便の札幌センターに何度か荷物の到着確認で電話したことを思い出して、まずセンターに電話してみた。

すると、すぐ「当社ではそのようなメールを送ることは一切ないので、迷惑メールだと思います」と言うので驚いた。それからすぐそのメールを削除してネットで調べてみたら、有った有った!佐川急便を名乗るフィッシングメールが多発しているそうで、Amazonを名乗るのもあるそうだ。

その被害の内容を読んで、ゾッとした。もし、言われるままにインストールをしていたら、スマホを遠隔操作されて乗っ取られ、勝手にプリペイドカートを買われたり、ヤオフクで買い物をされたり等々、とんでもないことになるみたいだ。この遠隔操作の元は、中国のサーバーだそうだ。まったく、中国はとんでもない国だ。

それにしても、どうしてAmazonからの荷物が届くかどうかというタイミングで、このメールが来たのだろうか?Amazonに今回注文した情報が、洩れているということなのだろうか?そうでなければ、仮に商品を頼んでもいない時に今回のメールが来たら、おかしいと疑うはずだ。頼んで、もうソロソロ到着という時にメールが来たことが不思議だ。なぜ、それが分かったのかだ。注文が筒抜けだったということだろうか。

そういえば、そんなようなことが今までにも何度もあったような気がする。例えば、ギターの通販サイトを見ていたら、それに関するギター販売のメールが、その後何度も届いたこともあるし、遺言状に関することをネットで調べていたら、その後すぐエンディングノートの書き方ソフトの案内メールが届いたりしたし、他にもそんなことがあった。何度も続くと、偶然ではないと思うのが普通だろう。

こちらがネットで見ていることが、どこかの誰かも見ているようで怖い。どうしたら良いものか。まして、自分はネットで銀行を利用しているので、大変なことにならないように、パスワードの変更などをひんぱんにやらなければならないのだけど、普段は面倒であまりやっていない。ただ、今回のようなことがあると、気持ちが悪いのでその都度パスワードは変更している。今回もまた面倒だけど、やらなければ。