中華料理店のラーメンは、日本のラーメンとは少し味が違うが、これはこれで美味しくて、また久しぶりに食べてみたいと思って入ってみた。この店は、中国人がやっている店のようで、店員の女性も中国語で店の人と話していた。
自分が行ったのは平日で昼番の仕事が終わった11時45分頃だったが、店の前に停まっていた車は1台だけだった。後で、数人が店に入ってきたくらいで、昼12時頃でも結構空いていた。
メニューを見てもよく分からず、店の女性が水を持って来たので、その時に「ラーメンはどれ?」と聴くと、「これは味噌味、これは塩味、これは醤油味」とメニューの写真を指差して教えてくれた。それで、醤油味のラーメンにした。
少し経って、そのラーメンが来たのだけど、あまりにも飾り気のないラーメンだったので驚いた。少しだけ、スープの間から豚肉を炒めたようなのが顔を見せていて、キクラゲらしいものも少し浮かんで、モヤシも若干入っていた。これで820円はどうかと思った。
スープの味はまあまあだったが、特にこれと言って美味しいということもなくて、もしまた来るとしたら、チャーハンや五目焼きそばでも食べてみようかと思っていた。そして、食べ終わってレジに行ったら、メニュー表には820円と書いてあったが、900円と言われた。メニュー表のは、税別価格だったようだ。
あのラーメンで、900円はいくらなんでも高過ぎる。これは参ったと思ったが、食ってしまったものは仕方がない。後で調べてみると、この店には例の「刀削麺」があって、テレビでよく見る出刃包丁のような刃物で、麺を平らに削って飛ばすものだが、ここでは ラー油の効いた辛口と醤油味が選べるそうだ。
ネットでのレヴューを見ると、この「刀削麺」の評判は良いみたいで、他のメニューも評判が良いのもあった。自分は、この店ではハズレのメニューを食べたのかもしれない。またいつか機会があれば、「刀削麺」にチャレンジしてみたい。
店の場所は、白樺通りを北広島方面に向かい、産直「夢ちからテラス」の手前にある「野幌食の村」の中にあり、住所は江別市西野幌106。