しかし、今年は早くから雪が随分と降ったなあ。特に隣の岩見沢市は毎年かなり降るが、今年の降り方はすごく早かった。「冬は岩見沢に行くもんじゃねえ」というのが、我々の仲間の合言葉だ。自分も昔、見に行ったらえらいことになってた。三車線が二車線になっていて、しかも対向車線との間は排雪した雪が山のようにそびえていた。
ここ数年は、我が家の物置と木工室の屋根の雪下ろしはやっていない。腰を痛めてから、もうやる気がしなくなったし、少しでもやると腰をまた痛めるような気がしてやらなかった。それと昔、無理をして左腕の鍵盤断裂もやっているからだ。体力も無くなった。
裏の家の隣り合わせの車のガレージは木製なので、積雪が多くなると壊れるらしく、毎年雪下ろしをしているようだ。最初は奥さんだけだったが、段々と旦那さんと中学生の娘さんが手伝うようになり、あっという間に雪下ろしが終わるようになった。3人でやると全然違うな。
今年、自分は心臓が悪くなったが、逆に動かないでジッと座っている方が心臓に悪いと思って、無理しない程度で少しずつ運動としてやるようにした。冬は雪かきで、軽い運動をしようと決めた。自分の家は江別市では岩見沢市に一番近いので、積雪量も多くて雪かきをやると結構な運動になる。
1日目は、全体の3分の1ほどやった。屋根の左側から下に落としたので、案外楽だった。終わりに近づくにつれて、隣の家の壁に雪の塊がぶつかり始めたので、その辺でやめた。5年ほど前に新築した家で、学校の先生だ。文句は言わないだろう。
この雪捨てのトラブルが、結構多いらしい。我が家の裏の40代の夫婦は良い人で、何度も気にして「そちらに雪が落ちたら、すぐ言って下さい」と言っていたし、こちらも同じことを何度も言って来た。これが、雪国の排雪のマナーだ。
少し日にちが開いてから、また屋根の雪落としをやった。全体の3分の2くらいやれたらと思っていたら、雪がまだ締まって硬くなっていなかったので、ママさんダンプでガンガン下に落とした。雪が何層にも積み重なって、湿気の有る雪が積もったりすると最悪だ。ガチガチで、角スコップで四角に切りながら捨てることになるので、時間もかかる。
ということで、ほとんど終わったが、隣の家の車の運転席辺りのところだけ残した。間違ってそこに雪が落ちてしまい、車に当たるのを避けた。それに、柔らかい雪が落ちても、隣の駐車場に入らなければならないので、車がなくて誰も居ないときにやる予定だ。万が一雪が落ちたら、サッと隣の家の駐車場に不法侵入し、スコップやママさんダンプで雪を持って来る。結構、気を使うのだ。