オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「全国の知事の半数は、元中央官僚」

🔲 オールド・メディアの異常さ

それにしても、youtubu動画で政治のことを色々と観ているが、色々なことが分かって来て、怒りと共にどんよりとした重い気持ちになって来る。あまりにも、ヒドイ話ばかりで息が詰まって来たので、若いカップルのおのろけ動画を観たりする。「俺だって、若い頃はなあ!」とか、羨ましがって文句を言いながら、気分転換だ。

今回の兵庫県知事の斎藤知事の再選について、SNSをプロに頼んでどうのこうのと、政治家や官僚とベッタリ癒着している古いオールド・メディアと言われる、テレビや雑誌などが騒いでる。何とかスポーツだとか、何とか自身だとかの2流3流の新聞や雑誌までが、どんな情報源があるのか知らないが、SNSがダメだということばかり狂ったように報道している。異常だ。オールド・メディア=腐りきったメディアだ。

「兵庫県の外郭団体に就いている56名という多くの人が、規約の65歳定年が無視されて慣例的に延長されていた」ということは、大変なことだ。民間の場合、65歳で退職するとそのまま会社に残らせてくれる場合は、給与は今までの半分くらいになるだろう。だが、この56名の人達の給与は一体、どうなっていたのだろう。それを、斎藤知事は廃止すると言った。だから、これほど県庁職員にも叩かれている。

       

🔲 全国知事会とは何?

全国知事会というのは事務所が永田町にあり、総務省を主体とした官僚が実権を握っているそうだ。以前は事務総長は総務省の天下りだったが、それでは世間的にマズいということで、今は民間出身の人間を事務総長にしたが、新たに事務次長というポストを作り、そこに総務省から天下りして実権を握っているらしい。とにかく、全国知事会は官僚の巣だ。

実際、昨年度は全国47都道府県知事の半分の25人が中央官庁の官僚出身で、知事職は選挙ではあるが天下り先になっている。昨年度時点では、総務省からは11人、後は経済産業省、国土交通省、財務省、農林水産省、外務省という各省。全国の知事会と言っても、総務省の官僚がほとんど支配しているようだ。中央の財務省から予算を取って来れるのは、繋がりのある官僚でなければという、都合の良い構造を作って来たのだろう。

だから、103万円の壁についても、知事会で各知事は反対するようにとの通達を出したそうだが、財務省も総務省も各省庁も、みんなグルだからだ。国民の税金で給料が出て生活しているのに、自分達だけが良くなるように国民をダマして金を搾り取っている。ちなみに、他の先進国では天下りはないそうだ。日本だけのことらしい。日本は、ホントに民主主義国会なのか?

     

🔲 天下りの実態

天下りの何がダメなのか? 本来は国民の税金で給与をもらい、国民の役に立つことをするのが仕事なのに、国民の税金で退職後の会社を新たに作ることが(ほとんどが必要のない会社)、財務省の一番重要な仕事だそうだ。その天下り先でも退職後に高額な給与をもらうようにし、さらに退職したときにまた退職金をもらうという、とにかく少しでも多くの金が懐に入る仕組みを作っている。

しかし、この金はすべて我々国民の血税。その金を騙し取って裕福な暮らしをしてる。天下りの人で、最高の年俸が億だという。もちろん財務省からの天下り。他の官僚や役人も、天下り先の会社を膨大に作って天下りしているが、そこへ毎年補助金が何兆円も注ぎ込まれるという。生産性のない必要のない会社をたくさん作って、そこに天下った連中に高給を払っている。

それを財務省は、必死になって国民に隠してる。その金を国民のために本気で使えば、どれだけのことが出来るのだろうか。消費税はゼロでも良くなるという話もあるし、国民の生活がどれだけ今よりも豊かになるのだろうか。先進国で30年間も給与がほとんど上がっていない唯一の国で、徴収される税金は毎年増え続けているのだから、国民の生活が苦しくなるのは当たり前だ。 

       

🔲 オールドメディアの実態

中国やロシアや北朝鮮などは、独裁政治でトップの一部の者だけが贅沢な暮らしをしていて、共産主義や社会主義はひどい国だと思っていたが、日本も同様だ。日本の場合も、こっそりとマスメディアを飼い慣らして、陰でコソコソとやっている。嘘で国民から膨大な税金を集めて、自分達は上流国民だというのか。

経済評論家の森永卓郎氏が末期がんになって、もう死ぬから本当のことを書くと言って、財務省の嘘や実態を本に書いて話題になった。「何で、その前から本当のことを言わなかったのか?」と思ったが、その本を出してから、テレビのメディアからすべて下ろされたという。だから、本当のことを言えない。これが、我が国のオールド・メディアの実態だ。

今日は次男坊の嫁さんと話す機会があり、スープカレー屋で昼飯を一緒に食べているときに、「子供達のためにも、何とか今の悪政を変えなければならない」と自分が話した。嫁さんは「本当ですね。私がパートでいくら働いても、物価がどんどん上がって行って、楽にならない。キャベツなんかすごい値上がりしてますよ」と言う。「だから、選挙に行って、国民の敵の増税派の自公や立憲民主党には入れないで、減税派の野党に入れよう!」と話した。

      

🔲ささやかな抵抗

自分は文章を書くのも苦手だし、経済や政治の用語も知らない。だから、伝えたいことや思いを上手く話せないし、書けない。ただ、それでも数人の人達にでも「こんなヒドイことがあるんだ。こんなヒドイことをやられてるんだ」ということを伝えたくて、仕方がない。実際、自分も知らないことばかりだったが、YouTubeを観て段々と本当のことが分かって来て、驚くことばかりだった。

それで自分だけが、今まで何も知らないでいたのかと思った。しかし、高橋洋一氏も「このことを国民は、あまり知らないでしょ?マスメディアは一切報道しないから」と言い、インタビューをしている聞き手の男性も「えー、知らなかったです!」と驚いている、ということが多い。やはり、自分と同じように知らない人がかなりいるのだ。友人や仲間に話しても、案外知らないようだし、これは自分の周りのごく少数の者にも伝えて、選挙に投票して変えなければと思ってきた。

ささやかな草の根運動だが、これしか自分に出来ることはない。何もやらないで文句ばかり言っているよりは、少しはいい。オールド・メディアは、SNSで若者はダマされているというようなことを言ってるが、斎藤知事の選挙に集まっていた人を見たら、驚くほど高齢者がたくさん居た。それを見て嬉しくなった。高齢者だって、もうオールド・メディアには騙されんぞ。