オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「売るべきか、売らざるべきか、それが問題ニャー」

今、保有している銘柄は最近は株価を少しずつ下げていて、先週金曜日の9月13日時点で、¥49,400円の含み益。一時は、¥57,000円まで上げたが、その後、日経平均株価が上がるにつれて、逆に少しずつ下げ始めた。日経平均が下げているときに上げていたので、強い銘柄だと思っていた。ただ、日経平均が上がると下がるというのは、職種によって、よくあることではあるが。

今、保有している銘柄は不動産関係の会社で、中古マンションの買取再販が柱ということだ。不動産介入や管理もやっているようだ。上場が2021年で、銘柄の選別は上場が5年以内の上場会社にだけ絞っているので、伸びしろはまだありそうだ。不動産の市場というのは、かなり大きいようだ。暴落のときに買ってから、ずっと上がり続けていた。

 

        

ただ、暴落に備えて選びに選んだ候補に、この保有銘柄の他にもう1つの銘柄があった。それは、業務用エレベーターの製造と保守の会社だ。本当はこの銘柄も買いたかったが、資金が足りなくて買えなかった。もし、その時に買っていたら、先週金曜日の時点だと¥65,000円の含み益になっていた。保有銘柄の¥47,000円の含み益を合わせたら、¥100,000円以上の含み益だ。だから、最低でも¥200,000円くらいの資金で、トレードしたいところだ。

業務用エレベーター株は、数日前に急騰したが、その原因は大手運送会社が全国の運搬する主要な路線の中間地点に、大規模な倉庫の施設を作ることを発表したからだ。「なるほど、そう来たか!」と思った。今、かなりの運転手不足で、どこも深刻な状況らしい。自分が5年前に少しだけパートで働いた、大手スーパーに商品を配送する大型配送施設の所長が当時、「運転手がいなくなるので、輸送形態が大きく変わる」と言っていた。

 

 

        

どうなるのかと思っていたら、少し前にテレビで、或る大型スーパーの商品運搬のことをやっていた。従来は遠距離の店舗まで大型トラックが運搬していたのをやめて、中間の距離に大型倉庫を作ったという。運転手が、製造施設から各店舗までの長距離運搬をするのをやめて、中間距離の倉庫までの運転で終わる。そして、そこからまた別の運転手が運転して、各店舗に配送するシステムで、運転手の負担が大幅に軽減されたそうだ。

それだと何度も走れるし、若い人も運転手をやる気になり、歳を取っても無理しないで続けることが出来るのだろう。今の長距離運転手は過酷で、長く続けることは大変だと聞いている。だから、辞める人も多く、若い人も入って来ない。とにかく、輸送形態が大きく変わるようで、この流れは全国的に広がるだろう。なんといっても、運転手がいないのだから。

それで、今保有している不動産銘柄を売り、この銘柄に買い替えようかと考えている。この業務用エレベーターの銘柄を買って、ずっと持ち続けようかと。不動産という、よく分からないものよりも、分かりやすいものがいい。色々と調べてみたが、手応えがある。自分で或る程度、納得したものでトレードしないと、勝っても負けても得るものがない。市場はめまぐるしく上げ下げを繰り返すので、「木を見て、森を見ず」にならないように気を付けたい。

       

不動産株は今後、どうなるのだろうか? この円安と、中国の不動産市場の崩壊が始まっているので、我が国の不動産が大きく買われることがあるかもしれない。チャートを見ると、不動産保有株は天井に達してから伸び悩んでいるが、まだ上昇線で下降線には、なっていない。エレベーター株は急騰したばかりで、どこまで上昇するのか天井の予測がつかない。今後のチャートの動きに注目だ。

実は、数日前にギターショップのオヤジの魔術にかかり、10回のローンで払うはずが、クレジット1回の引落しで¥72,000円を払うことになってしまった。しかも、買った中古ギターは20年前の古い型で、最近の評判が良い新型でなかったことが、後で判明。説明をキチンと読まなかった、自分のミスだ。すごく落ち込んだが、届いたギターはすごくいいギターだったので、まあいいか。

とにかく、稼がないとニャー。「ギターを抱いた渡りネコ」は、「行かなくちゃ~♪ 金を借りに行かなくちゃ~♪ 金がない~♪」(井上陽水「傘がない」の替歌)を歌う。