オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「運動会あとの回転寿司」

先週の土曜日に、孫の小学校の運動会があった。ところが前日の夜9時頃から雨が降り始めて、段々と強くなって夜中頃まで激しく降っていた。それで、当然、運動会は中止と思っていたら、朝6時に花火がパーンとなって、運動会は開催された。

我が家から歩いて5分くらいの距離なので、買い物から帰った後に行ってみた。こんな距離でも腰が痛くて、途中で2回も休んだ。上の孫は小学生、下の孫は幼稚園なので、上の孫の雄姿を観ようと思った。徒競走で孫の出番のとき、持参の双眼鏡でしっかりと観てみた。

その走る姿は、自分が小中学校で走っていた姿と瓜二つだった。走り始めた時から、息子と「あー、こりゃあダメだあ!俺と同じだ」と大笑いした。皆から離されて、一番後ろだ。まったく、かつての自分と同じで、走るのは向いていないようだ。息子も嫁さんも足は速かったらしいが、孫は隔世遺伝で自分に似た。

 

        

この競技で孫の出番は終わりだったので、孫を残してすぐ引き上げて来た。朝からずっと寒かったのに、雨がまたポツポツと降り始めた。孫はまだ、運動会の続きをやっているようだ。その後、昼12時半に孫が運動会から帰って来てから、市内の回転寿司に皆で昼飯を食べに行こうということになった。

息子の車が我が家に迎えに来て、後ろの席に孫2人と同乗した。運動会から帰って来た孫の手を握ると、氷のように冷たいので驚いた。顔も触るとひんやりして冷たい。子供達はずっと寒い雨の中で我慢して、閉会式までいたようだ。

寒いと言って毛布にくるまっている孫を抱いて、孫が食べたいと言っていた回転寿司に向かった。時間は昼1時頃だったが、すごい満員で40分待ちだという。なんでも市内の小学校ほとんどで運動会が開催されたらしく、同じように運動会が終わってから家族で食べに来たのだろう。

       

その後、4件の回転寿司屋に行ったが、どこも同じくらいの待ち時間で混雑していた。最後はもう、どこに行っても同じだとあきらめて、最初に行った回転寿司屋に戻り、息子の嫁さんが並んで、我々は車の中でずっと待った。30分待ちということで、結局、入店したのは午後2時過ぎだった。

孫2人も腹が減っていたようで、1人で10皿くらい食べた。自分も息子夫婦も結構食べたが、それでも料金が9,000円で済んだので、会計役の自分はホッとした。息子夫婦は、昼飯の時間が遅いので、晩飯は食べなくていいなと言っていた。自分も、その晩は中くらいの大きさのトマト3個で済ませた。

息子が、ここの回転寿司がこんなに満員なのは初めてだと言っていた。今の運動会は昼で終わりなので、その後は皆で昼飯を食べに行こうということなのだろう。恐らく、回転寿司だけでなく、他のファミリーレストランも同様に満杯だったと想像する。冷え切っていた孫の手は、帰りには暖かくなっていた。