オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「ネットで、保険の資料請求をしたら、なんと!」

10日ほど前だが、葬儀保険の資料をネットで2社から取ってみた。その会社の注意事項には、「後で確認事項のラインを送ります」と書いてあった。資料請求には、自分の名前、住所、電話番号、生年月日、メールアドレスを打込むようになっていて、すべて打ち込んだ。

そして完了ボタンを押したら、「後ほど、こちらから確認の電話をします」というメッセージが、いきなり出た。資料請求なんかで、いちいち電話を寄こされると面倒臭いし、第一、仕事中にかけて来られても迷惑だ。ダマされたという気持で、不愉快になった。

早速、翌日の昼頃に電話がかかって来た。それで、スマホのブロックリストにのせたら、8回くらいかかってきていた。そして、もう1社からも電話がかかって来た。確認のために電話に出たら、いきなり違う保険の商品まで勧め始めた。

それで、「確認にラインを寄こすということで、電話を寄こすとは一言も書いてなかった」と自分が言うと、モグモグとなにやら言っていた。頭に来たので、仕事中だからと言って電話をすぐ切った。葬儀保険に入るのはジジババで、わけが分からないと思って、ダマすようなことをやってるのだろう。

            

この会社からの電話番号も、ブロックリストに乗せた。その数日後に、また電話が何度もかかってきていて、もうキリがない。迷惑電話だ。資料が郵便で届いたが、もうこの保険は止めた。少し保険料は高いが、電話の来ないⅠ部上場の保険会社に決めた。

その数日後に不思議だが、今度はAmazonのアカウントの確認メールが2度ほど来た。それをやらないと、カードからの引き落としが出来なくなり、買い物が出来なくなるという。確かに、以前そんなようなことがあって、少しの間、買い物が出来なかったことがあった。

今回は大丈夫だろうかと思って、ネットで調べたら、やはり、同じメールの内容で、詐欺メールが出回っているようだった。それで、いつも使っているAmazonのサイトから「アカウントサービス」を見て、そこの「メッセージ・センター」というのを開き、本当にAmazonのメールなのか確認したら、そんなメールは一切なかった。詐欺のメールだと分かった。

        

すると、次の日に今度は「セゾンカードの更新」です。というメールが来た。こんなメールも、今まで一度も来たことがない。これも、同じような内容で、セゾンの偽のサイトに誘導して、パスワードなどを再度入力させて盗もうということらしい。

さらに翌日、その翌日と「オリコカード」、「イオンカード」のアカウントの認証をしろという、同じようなメールが次々と来た。ちなみに、「オリコカード」は作っていない。こんな内容のメールは、今回の保険の資料請求から、急に来るようになった。メールアドレスも記入したからだろう。しかし、個人情報がこんな詐欺連中に、筒抜けなのか。           

気をつけて、資料請求をしないとひどいことになる。最近は、クレジットカードから金が盗まれる事件が多発して、被害が増加しているようだ。自分も最近、取引銀行のパスワードを変更し、さらにウィルスガードのソフトで保護するようにした。ただ、それもどこまで効果があるのか。便利にはなったけど、危うい世の中になったもんだな。