オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「旅行に行きたくなっちゃった」

「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」という番組を時々観ているが、とにかく道中の景色が素晴らしくて、「俺も、こんなところに行ってみたいなあ!」とムズムズしてきた。旅行は嫌いではないが、それほど好きというわけでもない。今はもちろん金がないこともあるが、あえて行きたいという気持ちもなかった。

しかし、この景色を見ると、また行ってみたくなった。欲を言えば、車ではなく、このテレビ番組のようにバイクで行くというのが理想だ。もちろん、バイクと言っても電動バイクか、スクーターのようなものだが、この歳ではもう無理だ。フラフラ走って、道路の真ん中に飛び出して、車に轢かれるのがオチだ。

行くとしたら、今まで行ったことがないところに行ってみたい。ただ、長野は以前、行ったことがあるが、素晴らしい自然が多くて、また行ってみたい。北アルプスが目前に見えて、こんなすごいところで生活している人たちがいるのかと思った。上高地などは、「ここは、外国の保養地か!」と驚いた。 

上高地の素晴らしい自然。

ちなみに、自分がずっと愛読しているブログに、長野県安曇野市で無農薬のブルーベリー農園をやっている方がいる。この方のブログを見ていると、いつも心が洗われる気がする。農作業というか、こうして自然を相手にする生活が、人間本来の生き方なのかなあと思ったりもする。いつか、この農園に行ってみたい。

murayama147.hatenablog.com

世界を旅するとそうだが、日本各地を巡っても、自分が「ごく限られた世界しか知らない」ということがよく分かる。まるで別世界で、こんなところで生活している人たちの世界があるのかと驚く。若い頃に友達と2人で、北海道の実家から京都まで車で旅行したことがある。

京都に着いたとき、2人とも若いから女の子ばかり見ていたが、どうも顔つきが違うことに気づいた。北海道で見ていた顔とは、少し違う。人は、話す言葉で顔の骨格が変わると聞いたことがある。だから、中国の残留孤児などは、元々、日本人だったのに、中国語を小さい頃からずっと話すうちに、中国人の顔になるそうだ。

同じ日本でも、言葉も少し違って色々な方言があり、気質も北海道人と大阪人とでは、エライ違う。或る意味、外国人と接しているような感じがする。だから、国内旅行でも外国に行っているような気がすることがある。

旅行はいいなあ! 金をコツコツと貯めて、行ってみたくなった。行くとしたら、バスツアーだな。ジイサンには、一番楽でいいわ。