キーボードの練習だが、ゆっくり焦らず、少しずつやろうと思っているが、実際、少しずつしか出来ない。想像以上に、大変だ。イントロの部分が少しだけの演奏だが、とにかく右手と左手の演奏のタイミングが、上手く合わない。
キーボードを弾ける人なら、「こんな簡単なの?バッカじゃないの!」と笑うだろう。しかし、弾けないもんは弾けない。指が痛くなり、腕も肩も張って痛くなり、マッサージ機やアンメルツのお世話になっている。
この練習曲の1曲目「埴生の宿」を、やっと弾けるようになった。と言っても、この画像のところだけの演奏しかない。今は、次の練習曲「オーラ・リー」をやっている。この画像は、以前の記事に掲載した「DVD 一番やさしい すぐに弾けるピアノレッスン」から。
今は、次の練習曲「オーラ・リー」をやっている。この曲もこの画像のところだけだが、難儀している。クラシックかなと思っていたら、曲を聴いて驚いた。エルビス・プレスリーの「ラブ・ミ―・テンダー」だ。調べたら、アメリカ民謡だった。これも、いい曲だ。
この教則本は、非常に分かりやすくて、67歳のジイサンでもなんとか付いていける。それにしても、60代や70代で初めてピアノを習い始めたジジババが多いそうだが、みんなどれくらい弾けるのだろうか? 自分くらいのレベルだと思うが、やっぱり、熱心な人は早く覚えるのだろうな。
ボケ防止になるというが、確かに左右の手を別々に動かすことで、今までにない感覚がある。両手が違う動きをすることで、脳の広い範囲が活性化されるという。そして、普段使うことのない薬指と小指を使うことが、脳にとって大変良いらしい。陶芸家や芸術家のように手先を使う人たちは、ボケないし、長生きしている人が多いそうだ。
『老後は要領 和田秀樹』によれば、「芸術活動はうつ病の治療法としても有効で、ストレス性のうつ病患者が、粘土細工を趣味にしたところ、快癒したケースなど、多数の報告例があります」とのこと。やはり、自分はピアノを始めて良かったのかもしれない。
ただ、ボケ防止やうつ病の治療のためにピアノを覚えるというのは、味も素っ気もないので、あくまでも楽しみの副産物として考えたい。